フランス料理の名店が代々受け継いできた、知る人ぞ知る日本の白いバター
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元祖・乳酸菌飲料でおなじみのカルピス社が作る幻のバター。
一流シェフも絶賛するその味とは… -
一流フランス料理店のシェフたちが愛用しているのが「カルピス(株)特撰バター」。「カルピス(株)特撰バター」の誕生時期は不明ですが、1963年(昭和38年)から業務用商品として販売されていました。高級レストランやホテルで使われるものの、流通量が少ないため、一般の家庭ではなかなか入手できず、"幻のバター"と呼ばれていました。そんな門外不出の味も、今は「特撰バター」の名称で、家庭用にも販売されています。本場の味に近く、シェフたちの間では、フランス料理の微妙な美味しさを出すための隠し味として受け継がれてきたそう。その特長は、とれたての生乳を思わせる白さと、コクのある上品な味わい、伸びのよさ。国産の良質な生乳を、搾りたてのうちに集荷し、乳脂肪を分離させた後、じっくり低温熟成させることで、芳醇な香りが生まれます。その後、丁寧に撹拌して練り込むと、コクのある滑らかで風味豊かなバターが生まれるのです。これらの工程を経てひとつひとつ丁寧に作られるバターは、通常のバターより高めの価格にも関わらず、その質の高さからファンに愛され続けています。
専門家の間で、特に使いやすいと評判なのが、食塩不使用タイプの「特撰バター」と「発酵バター」。乳本来の風味を大切にした「特撰バター」は、パイやバタークリーム、焼き菓子や、素材の持ち味を生かした料理に最適。また、欧州で昔から親しまれている「発酵バター」は、風味が強くすっきりとした後味なので、バターをたっぷり使ったタルトやヴィエノワズリー、クロワッサンづくりにぴったり。乳酸菌の力が、日本人好みのさわやかな香りとコクを生み出しています。作りたい料理や味の好みに合わせて、バターを使い分けてみると、いつものレシピも、また新しい発見があるかもしれませんね。
fin.
ブランド名鑑 File.7
- カルピス株式会社
- 日本初の乳酸菌飲料「カルピス」が発売されたのは、1919年(大正8年)7月7日の七夕。水玉のパッケージは、天の川をイメージしてデザインされています。創業者 三島海雲は、内モンゴルで遊牧民にすすめられた酸乳の健康効果に感銘をうけ、日本に帰国後、乳酸菌を生かした食品の開発に力を注ぎ、試行錯誤の結果、「カルピス」を考案しました。「カルピス」の名前の由来は、"カルシウム"と、仏教用語で五味の中でも最高の味とされる醍醐味を指すサンスクリット語"サルピル"を合わせたものです。カルピス株式会社は長年に渡り乳酸菌の研究を続けており、清涼飲料だけでなく、健康・機能性食品分野でも、さまざまな商品を発売しています。
プロの声 〜私がカルピスの「カルピス(株)特撰バター」を使う理由〜
- 寺脇加恵さん
「生乳原料のクリームを乳酸菌で発酵させた、かすかな酸味と芳香を持つバター。ベーシックな調味料こそ上質なものを。でき上がりの奥行きが異なります」 - 中島千枝子さん
「色が白い最高級バター! 貴重なバターを、焼きたてのフランスパンやトーストで。バター本来のうま味と香りを楽しんでくださいね」 - (※上記プロおすすめの2品は業務用商品です。家庭用「カルピス(株)特撰バター」とは、商品の外観・容量が異なります)
まだあります! プロ愛用の「バター」
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- エシレ酪農協同組合「エシレバター」
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フランスエシレ村で作られた醗酵バター。口入れると、ふんわり独特の風味が広がります。いつものバターをエシレに変えるだけで一気においしさアップ! カゴ入りは見た目もキュートです。
(パートナー・福田淳子さんの愛用品)
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- 酪農王国オラッチェの「オラッチェバター」
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絞りたての新鮮な牛乳を低温殺菌し、遠心分離して出来た生クリームのみを原料として作られたバター。塩以外の添加物を一切使用せず、牛乳の色そのものの真っ白なバターです。塩分は1.85%
(パートナー・高橋裕子さんの愛用品)
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- 南日本酪農の「高千穂発酵バター」
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南九州、高千穂の上質な生乳を熟練した職人が丁寧に作り上げた発酵バターです。大量生産された大手の発酵バターとは味わいが違いますよ。
(料理家・長谷部稚菜さんの愛用品)
- >> もっとみる?
「バター」があったら、これ作ろ!
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- チョコレートのフィナンシェ
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ヴァローナのチョコレートを使った、カカオが香るフィナンシェです。
(by 料理家・永田かおりさん)
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- 栗のガレット
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香ばしくほのかな甘味を感じる栗の粉を使ってたラム酒の香るしっとりガレット。
濃い目のミルクティーと合わせて秋のティータイムに!
(by 料理家・渡辺千尋さん)
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- アップルパイ
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フードプロセッサーを使用して、簡単にさくさくのパイを作りましょう。
あつあつのパイに冷たいアイスクリームを添えるとよりおいしさが増しますよ。
(by 料理家・永田かおりさん)
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- 牡蠣のファルシ
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ブルゴーニュ風も良いけれど、甘酸っぱいバルサミコソースとチーズ風味の
カリカリパン粉のフィリングも美味しいですよ。
(by 料理家・宮代眞弓さん)
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- 鶏レバーのクロスティーニ
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手軽な食材で本格おつまみを。鶏レバーとマルサラの風味が美味! ワインがすすみます。
(by 料理家・吉沼弓美子さん)
- バックナンバー
- File.1 塩「ゲランドの塩」
- File.2 包丁「グローバルの包丁」
- File.3 チーズ「白糠酪恵舎のモッツァレッラ」
- File.4 ステンレス鍋「ジオ・プロダクトの鍋」
- File.5 小麦粉「江別製粉の国産小麦粉」
- File.6 ハンディブレンダー「ブラウンのマルチクイック プロフェッショナル」
- File.7 バター「カルピスのカルピス(株)特撰バター」
- File.8 香辛料「原了郭の黒七味」
- File.9 醤油「鎌田醤油のだし醤油/減塩だし醤油」
- File.10 おろし金「マイクロプレインのゼスターグレーター」
- File.11 酢「飯尾醸造の富士酢」
- File.12 油「九鬼産業の胡麻油」