鍋に、クズ野菜(分量外:皮付きニンジン半本、セロリ5㎝、タマネギ半個程度・皮だけでもOK)とハーブ、水500cc程度を入れて火にかけ、20~30分沸騰させないくらいの火加減で煮出す。
ナス2本はピーラーで皮をむいて(皮は捨てない)乱切りにし、水にさらしてアクを抜き、タマネギは薄切り、ニンニクはつぶしておく。
ナスの皮は2~3mm幅の細切りにし、150~160℃の油で素揚げし、紙などにとっておく。
魚焼グリルか、オーブン(220度前後)に丸ごとのナス1本を入れて5分程度焼き、焼きナスを作り、皮をむいて食べやすく切っておく。
別鍋に、ニンニクと玉ネギ、バターを入れて火にかけ、じっくりと、野菜に汗をかかせるように、しんなりするまで炒める。
5に水気をきったナスと米を入れ、1をこしながら加えて20分くらい煮込み、フードプロセッサー(ハンディーブレンダー)にかけてピュレにする。
6を鍋に戻して塩コショウで調味し、好みで牛乳または生クリームを加え、軽く温める。(冷製にするならここで冷蔵庫に)
器に7を注ぎ、4の焼ナスを置いて、3の素上げを飾る。好みで、パセリのミジン切りやジェノバペーストを添えても良い。
- 皮の素揚げを引き上げるタイミングは、初め、ジュワーっとたくさんの細かい泡が出て、しばらくして音が静かになり、泡が少なくなったころで、まだ少し柔らかいうちに上げる。冷めるとパリパリになる!
- 野菜の旨みを引き出す手法を、素材が汗をかくようにじっくり炒めるところから、フランス料理用語で「スュエ」(スエット=汗の仏語)と言い、甘みと旨みを凝縮させ、美味しさの素にする大事な基本テクニックの一つです。
- 手順の1~4までは、ほぼ同時進行できるので、段取り良くお料理できれば、調理時間はもう少し短くなります。
- コードレスハンディーブレンダー
コードレスで、食洗器で洗える優れもの
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