みんなの食べ残し0宣言
ありがとう! 2410人の声が集まりました。
この度は、私たちの予想をはるかに上回る2410件もの「食べ残しゼロ宣言」をお寄せいただき、
心から御礼申し上げます。みなさまの宣言は、「なるほど〜」や「え〜〜〜本当?」の宝庫!
「食べ残しについて考えるキッカケづくりになれば……」という当初の願いも、多くの方に伝わったように思え、拝読しながら感謝の気持ちで一杯になりました。今後もフードソムリエでは、本テーマをさまざまなカタチで発信し続けたいと考えておりますので、どうぞよろしくお願いいたします。
—それでは、寄せられた宣言をご覧ください。
Pick Up! みんなの食べ残し0宣言
- 1.適量を知ろう、作ろう
- 2.計画購入してみよう
- 3.楽しく作って、美味しく食べよう
- 4.アレンジ上手になろう
- 5.保存上手になろう
- 6.皮や茎も食べてみよう
- 7.家庭菜園に挑戦してみよう
- 8.家族で食べよう、学んでみよう
みなさんから寄せられた宣言には、毎日の工夫がいっぱい!「茶碗のサイズを一回り小さくして食べ過ぎない」「大皿に盛らずに個別に配ぜんして適量食べる」「レシートを貼り使い切ったものから消していく」「半端に余った野菜はぬか漬けに」「残った魚は油で煮てオイルサーディン風に」「週に1回冷蔵庫を空にする日を決める」など……。どれもすぐに実践できるものばかり。
なかでも注目は「保存技術」。「フリージング」の工夫はもちろん、「天日干し」「塩漬け」「みそ漬け」など、昔ながらの保存方法もたくさん紹介されています。また「家庭菜園で作る苦労を知りました」という回答が予想以上に多く、大変驚きました。家庭菜園は、作る喜びと食べる喜びを同時に得られ、普段何気なく口にしている食物がいかに貴重であるかを理解する絶好の場だということを知りました。
家族や食卓の様子がギュッと凝縮された、これらの宣言は私たちの宝物です。
みなさんもぜひ参考になさってくださいね。
Pick Up! みんなのアンケート
- Q:週に何回くらい家で朝食を食べていますか?
- 毎日:72%
- 週4〜5回:9%
- 週2〜3回:8%
- 週1回以下:5%
- 他:6%
- Q:週に何回くらい家で昼食を食べていますか?
- 毎日:43%
- 週4〜5回:19%
- 週2〜3回:20%
- 週1回以下:9%
- 他:9%
- Q:週に何回くらい家で夕食を食べていますか?
- 毎日:65%
- 週4〜5回:19%
- 週2〜3回:11%
- 週1回以下:5%
- 他:0%
- Q:食に関する質問。あなたにあてはまるのは?
- 食べ残さないよう工夫している:81%
- わが家に、食べ残しはほとんどない:59%
- 食品偽装等の問題は、安さを求めた消費者にも責任があると思う:52%
- 畑で土に触れる体験をしたい:51%
- 価格が1.5倍でも、国産野菜を選ぶ:50%
- 地産地消を常に心がけている:48%
- 日本の食糧自給率を知っている:48%
- もっと生産者との接点がほしい:30%
- 有機栽培と特別栽培の違いを正しく知っている:19%
- 将来、農業をやってみたい:19%
- 価格が1.5倍でも、有機野菜を選ぶ:17%
本アンケートでは、30代、40代を中心に13歳〜71歳までの幅広い年齢層からの回答を得ました。 食に対する意識調査では、「価格が1.5倍でも国産野菜を選ぶ」と回答した人が50.1%。「食の問題は『安さ』を求めすぎた消費者にも責任がある」と回答した人は52.0%と、いずれも半数を超え、食材の見直しが進んでいます。さらに「自ら畑を耕すなどの体験をしたい」と回答した人は51%にのぼり、驚くべきことに、「将来の就農希望者」が19.4%という結果になりました。
私たちは毎日食べ物を口にし、食べなければ生きていくことはできません。食の利便性や利益追求の裏側に隠れていた、食本来の意味について、真剣に考えなければならない時が来ているのではないでしょうか?
私たちの未来は、私たちの手で作られます。 フードソムリエはみなさんとご一緒に考え、ともに日々の生活を楽しむことができるよう努力してまいります。
みなさまからお寄せいただいた宣言は、すべて一冊の書類にまとめて、今回登場くださった料理家・生産者・ゲストの方々に進呈させていただく予定です。たくさんのご応募、誠にありがとうございました。