by 料理家 青山 翠
11月06日
秋がくれた林檎のお菓子&ひと手間のマジック
素朴な林檎のおやつがチーズクリームのトッピングでおしゃれに変身
- MYクリップ数(11件)
- ※MYクリップとは?
- おいしそう数(5件)
調理時間
6~8個分
バター (食塩不使用) | 70g |
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グラニュー糖 | 40g |
カソナード(またはブラウンシュガー) | 30g |
塩 | 少々 |
卵 | 1個=50g |
牛乳 | 15㏄ |
小麦粉(*1) | 100g |
ベーキングパウダー | 3g |
キャトル・エピス(*2) | 小さじ1/3 |
りんご(酸味のあるもの) | (皮をむいて) 100g |
蜂蜜(または砂糖) | 適量 |
バター | 小匙1 |
コーンスターチ | 小匙1/2弱 |
カルバドスまたはラム酒 | 適量 |
胡桃 | 適量 |
パルミジャーノ・レジャーノ、グラナ・パダーナなどの粉チーズ | 適量 |
Kiri などのクリームチーズ | 60g |
バター(食塩不使用) | 50g |
粉砂糖 | 80g~ |
りんごの下準備をする (りんごは生のまま加えることもできますが、生地が重くなりがちです)。 りんごの皮を剥き芯をとって1センチ程度の角に刻む。
耐熱性の容器にりんごと蜂蜜または砂糖(林檎の甘さにより加減)をいれラップをして電子レンジにかける。何度か取り出しては底からかき混ぜ、しっかりと加熱され、りんごがしんなりとして下に果汁が溜まっているのを目安に取り出す。
汁を別の容器に取り(火傷にご注意)、コーンスターチを加えてかき混ぜ、りんごの中に戻す。スパイスを加えてとろみがつくまで再び加熱する。カルバドスをふりかけて全体をまぜ冷ましておく。
カップケーキを焼く。ボウルに柔らかくもどしたバターをいれてゴムべらでなめらかにし、グラニュー糖、カソナードを加えて泡だて器でよくかき混ぜる。
合わせてふるっておいた小麦粉、ベーキングパウダー、スパイスをもう一度ふるいを通して入れ、ゴムべらを使って2に混ぜ込み、馴染んだら泡だて器に持ち替えてさらに全体が滑らかになるまで混ぜ合わせる。
用意しておいたりんごを入れて混ぜる。
準備(カップケーキトレイに紙のケースをいれておく)したカップの3/4の高さまで生地を入れ、粗く刻んだ胡桃、好みでパルミジャーノ、グラナ・パダーノなど香りのよい粉末チーズをふりかけ、170℃のオーヴンで20~25分ほどかけて焼き上げる。
クレーム・オ・フロマージュ・ブラン(クリーム・チーズ・フロスティング)を作る。
クリームチーズとバターを滑らかに混ぜ合わせ、粉砂糖を加えて好みの固さにする(*3)。
絞り袋に好みの形の口金をつけ、じゅうぶんに冷ましたカップケーキの上に絞る。
- *1 薄力粉に準強力粉を20~50%まぜるなどして好みの食感のものをお作りください。一般に(薄力粉で作られた)軽すぎるもの、目詰まりしたもの、こしの足りないものに、中力粉や準強力粉を適量配合することで改善される場合があります
- *2 キャトル・エピスは、フランス料理に用いる四種混合のスパイスで、一般にシナモン・クローブ・ナツメグ・メース、または辛み分のジンジャー・ペッパーなどからなっています。お菓子に用いる場合は、辛みを控えめにしてこれらのスパイスを好みにブレンドしてください。市販のオールスパイスでも代用できるかと思います。
- *3 クリームチーズ・フロスティングは、チーズによって質感が違ってまいります。粉砂糖の量(増えると固く)とレモン汁(分量外)で(緩さを)調節してください。絞り袋・口金を使わずにパレットナイフでラフに盛り付けるのもよいものです。赤い実やキャンディーなどを中央のポイントに(写真は赤ワインのジュレをくりぬいたもの)おくと引き立ちます。