干し貝柱はぬるま湯につけてもどしておく。できれば一晩つけておくとよい。
葉を少しのこしたカブは皮をむき、5mmほどの厚さのくし形に切る。
松の実はフライパンで空炒りする。
米はよくとぎ、ざるで水気を切り、そのまま20分ほどおく。
鍋に「4」の米と、分量の水を入れ30分ほどおく。
「5」に干し貝柱のもどし汁1/2カップ、もどした干し貝柱2個分を鍋に入れフタをして強火にし、沸騰したら弱火にして30分程炊く。炊き上がる5分前にカブと松の実、くこの実を加えそのまま炊き上げる。
小鍋に干し貝柱のもどし汁(大さじ4)を沸かし、しょうゆを加える。一煮立ちしたら水溶き片栗粉を加え、とろみをつける。
「6」の粥を器にもり「7」のあんをかけてできあがり。
- かぶは葉の部分を少し残すと彩りがキレイ。ただし葉の付け根をよく洗うこと。
- 米を炊く鍋は、炊いている間に分量が増えるので、大きめにする。
- カブには消化を助けるジアスターゼが多く、体も温まるので風邪予防にも効く。干し貝柱には、旨み成分のみならずお腹を快調に整える作用がある。
下井美奈子さん プロフィール
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