お祝い★ちらし寿司
彼の就職のお祝いにちらし寿司を作ってみたいと思っています。最小限の具材でおいしくできるバランスの良いお寿司を教えてください。<20歳/学生>
ちらし寿司は材料を刻んだりする工程がほとんどないのでとても簡単です♪今回はお祝いっぽくケーキのようにしてみました。12センチの丸型で大きく作っていきますので、ぜひデコレーションを自分流にアレンジして楽しんでください。見本の写真は、桜でんぶを全体に散らして錦糸卵をのせ、えびとスプラウトを飾ってあります。
また、「酢のツンとしたのがちょっと苦手・・・」という男子の声をよく聞くので、酢は使用せずに、らっきょうの甘酢漬けを刻んでごはんに加えたのもポイントです。食感と甘味が加わってまぐろの漬けの美味しさを引き立てる効果もあります。ぜひお試しくださいね☆
【材料(直径12センチ丸型×1台分)】
炊いたご飯 茶碗3杯(約1.5合分)
Aらっきょうの甘酢漬け(みじん切り) 5粒分
Aらっきょうの甘酢漬け汁 大さじ1
Aすりごま(あれば) 小さじ2
まぐろの切り身(刺身用) 1パック
Bしょうゆ、みりん 各大さじ1
☆ゆでむきえび 6個
☆桜でんぶ、錦糸卵、ブロッコリースプラウト(または貝割れ大根) 各適量
【作り方】
(1) 炊いたご飯とAをボウルに入れて混ぜる。
(2) バットにBを入れて混ぜ、まぐろを並べて漬ける。
(3)ラップを敷いた型に<1>を半分まで詰め<2>を並べて残りの<1>を詰める。
(4) 型を逆さにして器に取り出し☆をお好みで盛り付け、切り分けていただく。
【ポイント】
型から取り出すときは、器を逆さにして型の上に置いてからひっくりかえすと型崩れせずきれいに取りだすことができます。型にあらかじめラップを敷くのは、ごはんが型にくっつかないようにするためです。使用する具材はまぐろだけではなく白身魚やサーモンなどを追加して3層にすると、さらにゴージャスになりうま味もプラスされておすすめです。食べる直前にお好みで余った漬けたれをかけて召し上がれ。
レシピがもつLOVEパワー by鏡リュウジ
どんなことがあっても春はやってきます。
そのことがいまの救い。そしてその春に励まされながらぼくたちは生きていきましょう。
さて、今回は春らしく、ちらし。
いろんな具を用意すると面倒だし味付けの難しい酢飯もこのレシピならラクラク、クリアですね。
魔法のシンボリズムの面からは、お魚は物事を増やしていくための魔法の力を持っています。
また、混ぜること、あえることは、2人のエネルギーを合流させてゆくという錬金術的な働きがあるとも考えられますね。この春、ちらしをいただきながら、こんな時代だからこそ一緒にいることの意味を考えていきたいものですね。