チョコレートのデザートを教えてください
バレンタインデー。付き合っている彼とは一緒におうちディナーの予定。食後にチョコレートデザートを出したいと思っています。いいレシピありませんか?<20歳/学生>
もうすぐ女子にとって大事な行事「バレインタイン」ですね。ディナーあとは結構おなかもふくれてしまうので、すっと食べられる簡単チョコレートムースを伝授したいと思います!
チョコレートムースは一見むずかしそう・・・と思われがち。実際には何通りも作り方があるのですが、今回は工夫をこらしてとてもシンプルにしてみましたよ。基本的には混ぜるだけでいいですし、チョコレートレシピでよくある「湯煎」「温度」なども気にしなくてOK!ぜひ挑戦してみてくださいね。
しっかり固まるというよりは、とろ~りしてて口にいれた瞬間とろけてなくなっちゃいます♪
【材料(ココット×4個分)】
製菓用チョコレート(フレーク状) 50g
生クリーム 大さじ3
卵黄 1個分
卵白 2個分
砂糖 大さじ1
チョコレートの飾り(チョコレートコポー、巻きチョコ使用) 適宜
【作り方】
(1)生クリームを鍋に入れて沸騰直前まで温め火を止める。
(2)チョコを加えて混ぜ溶かし、さらに卵黄を加えて混ぜる。
(3)ボウルに卵白を入れ、砂糖を3回に分けて加えその都度混ぜてメレンゲを作る。
(4)<3>のメレンゲの1/3量を<2>へ加えてよく混ぜる。
(5)残りのメレンゲをすべて加え、気泡をつぶさないように混ぜお好みの型に流して冷蔵庫で冷やし固める。トッピングチョコレートをお好みで飾る。
【ポイント】
卵白は使用する直前まで冷蔵庫で冷やしておくとキメの細かいメレンゲができます。出来上がりの目安はそっと持ち上げたときにツノがピンとたち、逆さまにしても落ちないくらいです。チョコレートが板状の場合は包丁で細かく刻んでから使用してください。
レシピがもつLOVEパワー by鏡リュウジ
バレンタインにチョコレートをとくに贈る、というのは日本特有の習慣だということはきっとみなさんもご存じでしょう?でも、ヨーロッパでも聖バレンタインの日が愛の記念日だということは本当です。そして、昔から、チョコレートは一種の媚薬だったということも本当。
カカオはかつて、アステカでは神の飲み物だとされていました。そのなかに含まれる成分が、幸福感を引き出すことときっと関係があるのでしょう。スペイン人によってカカオがヨーロッパにもたらされ、やがてそこに砂糖が加えられて甘い飲み物になっていきました。さらにそれが固形にできる技術が生れて世界中に広がっていったのです。
魔法の世界ではチョコレートは金星や火星といった恋の星の力が込められているといいます。一説にはチョコレートには恋をした時の幸福感を引き起こす脳内物質と似たような成分があるのだとか。
一緒にチョコを食べれば、恋心が高まるきっかけになりそうですね。