甘くないお豆を使ったメイン料理を教えてください!
彼が意外にも豆料理が好きということが判明!甘くないお豆を使ったメインにもなるお料理を教えてください。<22歳/学生>
ひよこ豆をたっぷりと使ったヘルシーカレー!
ごはんやパンと一緒に召し上がれ♪
豆の中でも一番扱いやすいのが「ひよこ豆」です。クセがないのでサラダにそのままいれてもいいし、煮込んでも美味しくいただけます。今回はこのひよこ豆の缶詰を1缶たっぷりと使用して、トマト缶で煮込んだ男子にも大人気のカレーをご紹介します。
これは材料を順番に炒めてスープの材料を加えて煮るだけの簡単料理。それでいてとっても手がこんでいるようにみえて女子度もアップ!(笑)カレールウではなく、「カレーパウダー」を使って仕上げるのでヘルシーなのも嬉しいポイント♪余ったら小分けにして冷凍しておくと便利です。
【ひよこ豆たっぷりのトマトカレー】
ワンプレートにしてヨーグルトやサラダを添えると可愛いですよ♪
【材料(作りやすい分量)】
玉ねぎ(大) 1個
牛豚あいびき肉 150g
ひよこ豆(水煮缶詰) 1缶(250g)
A塩、粗引きこしょう 各ひとつまみ
Aすりおろししょうが、すりおろしにんにく 各小さじ2(※チューブを使用)
薄力粉 大さじ2
トマトホール(缶詰) 1缶(400g)
B水 350cc
Bコンソメキューブ 1個
Bウスターソース 小さじ1
カレーパウダー 大さじ2
サラダ油 大さじ1
パセリ(あれば) 適量
【作り方】
(1)玉ねぎは粗いみじん切りにする。ひよこ豆はザルにあけて水気をきる。
(2)フライパンにサラダ油を熱して玉ねぎを入れてしんなりとするまで炒める。さらにひき肉を加えて炒め、赤い部分がなくなったらひよこ豆とAを加えて混ぜる。
(3)薄力粉を加えて混ぜ、粉気がなくなったらトマトホールを手で潰しながら加える。さらにBを加えて混ぜ、中火弱でときどき混ぜながら10分ほど煮る。
(4)カレーパウダーを加えて混ぜ、器に盛りお好みでパセリを散らす。
【POINT】
小麦粉を加えてとろみがついているので焦げやすいため、煮込んでいるときは絶対に鍋から離れないでください。水気を飛ばすためにフタはせず、ときどき大きく混ぜながらフツフツとなる火加減(作り方3の写真参考)で煮込むのがポイントです。
カレーパウダーはスーパーでも売っていますし、百貨店の地下などには独自でブレンドされたものもたくさんあるので覗いてみると楽しいですよ。
レシピがもつLOVEパワー by鏡リュウジ
豆は多くの民族にとって主食でした。それだけのカロリーを多くとることができることができるものであり、たんぱく質の提供源でもありました。一方で、その栄養のためか、セクシャルな気持ちを盛り上げる効果をもつとも考えられました。
17世紀の占星術家カルペパーは、一種の媚薬として豆を推奨していますし、一方で教会の教父ヒエロニムスは尼僧に豆を食べるのを禁じたという話もきいたことがあります。それは誘惑に負けるからだったのかも。
また古代のピュタゴラスは数学者であると同時に神秘主義者で奇妙な戒律を弟子に課していたといいますがそのひとつが、豆を食べてはいけないというもの。今から見ると不可解ですが、もしかすると、これも豆が欲望を掻き立てるからかもしれませんね。
いずれにしてもそれほど豆はパワーと栄養がたっぷりだということ。ぜひ積極的に現代人は食べたいものですね。