白ワインにあう前菜を教えてください。
きりっと冷やした白ワインに合う、火を使わないアンティパストを教えてください。<31歳/OL>
夏にもぴったり
白身魚のカルパッチョ
キリリと冷やした白ワインにあうアンティパスト(前菜)は、定番のカルパッチョで決まり!白身魚のほか、えび、たこ、いか、サーモン、帆立など、お好みの食材とあわせて楽しんでください。
また、このアンチョビベースのカルパッチョソースは万能なので、覚えておくと使いまわしもできてとっても便利♪焼いた野菜や白身魚をソテーした上にかけてソースにしたり、プチトマトと一緒にパスタにあえて冷製パスタに・・・などなど。何度も作るのは大変だから、ちょっと多めに作って保存しておくといいですよ。
ソースをたっぷりとつけていただきましょう!
【材料(2人分)】
白身魚(刺身用) 1パック
レモン 1個
Aたまねぎ 1/8個
Aアンチョビフィレ 3枚
Aアンチョビフィレの漬けてあるオイル 小さじ1
Aエキストラバージンオリーブオイル 大さじ3
Aレモン汁 小さじ1
A塩、粗引きこしょう 各少々
マヨネーズ、パセリ 適量
【作り方】
(1)レモンを輪切りにする。玉ねぎをみじん切りにして水にさらす。アンチョビをみじん切りにする。
(2)器にレモンの輪切りを並べ、その上に白身魚をのせる。
(3)Aと水気を絞った玉ねぎをボウルに入れてよく混ぜる。
(4)<2>の上にかけて、お好みでマヨネーズを絞り、パセリを散らす。
【POINT】
白身魚は魚屋さんで買うなら「カルパッチョ用に薄切りにしてください」とお願いすれば、切り分けてくれます。スーパーなら、刺身用のものがおすすめですよ。カルパッチョのソースは、とろみがつくまでよく混ぜるのがポイントです。このとろみは、水分と油分が混ざり「乳化」した状態でこれが美味しさの元になります。
レシピがもつLOVEパワー by鏡リュウジ
カルパッチョって、昔はお店で食べるものだと思っていました。
あるいは「なんでお醤油にしないのかなあーー」なんて。
でも、自宅でささっとつくっても美味しいんですよね。
白ワインには最高にあいますね。
さて、今回のレシピ、魔法的には魚とビネガー(酸味)がキー。
魚は多産で知られ、豊饒のシンボルです。
また初期キリスト教のシンボルでもあり、聖なる力をもっていました。
ビネガー(酸味)も昔から、魔よけの効果が強いといわれています。
もしかしたらその防腐効果が知られていたのかもしれませんね。
そこでカルパッチョは、この季節、気持ちのもやもやを吹き飛ばす魔力を
持っていると考えられます。
また二人で食べると、二人の間にわだかまっているものを解消してくれそうですよ。