持ち寄りパーティーのおもたせ料理を教えてください。
今度、彼の友達カップルと持ち寄りパーティを開くことになりました。簡単にできて、持っていっても恥ずかしくないおもたせ料理を教えてください。(30歳 秘書)
冷めても美味しく食べられて
見た目もオシャレに演出するラタトュイユ★
料理家になってからよく聞かれるのがこの質問です♪
持ち寄りパーティーメニューは、「手間や材料費をかけすぎない」「冷めても美味しい」ことが重要な要素となります。そこで今回は、『ラタトュイユ』というフランスの家庭料理をご紹介致します。これは、なすやズッキーニなどの野菜をトマトで煮るだけの簡単料理。1日冷蔵庫で冷やすことで、味が落ち着いてコクが増してさらに美味しくなります。作り置きもできるので持ち寄りパーティーメニューにはぴったり!
しかも今回は鍋を使用せずに電子レンジで作るやり方を伝授させていただきます♪電子レンジで作ると簡単なのはもちろん、適度に野菜の食感も残るのでさらに美味しくなるんです。ちょっとオシャレに演出するなら、バケットやフランスパンを添えるといいですよ。パン屋さんでお願いすればお好みの幅にカットしてもらえるので、有効に活用しましょう!
冷やして食べても美味しいラタトュイユ♪
【材料(2人分)】
なす 1本
塩 少々
玉ねぎ 1/2個
ズッキーニ 1/4本
パプリカ 1/2個
ブラックオリーブ(種なし) 6個
にんにく 1かけ
A水 50cc
A洋風スープの素(固形) 1/2個
Aホールトマト缶詰(手で粗めにつぶす) トマト1つ分(60~80g)
Aトマトケチャップ 大さじ2
A白ワインビネガー(あれば) 小さじ1
A塩、こしょう 各ひとつまみ
Aローリエ 1枚
オリーブ油 大さじ1
【作り方】
(1)なすはへたを切り落とし、幅1cmの半月切りにして塩をふり10分おいて水けをふく。玉ねぎは繊維にそって薄切りにする。ズッキーニとカラーピーマンは、一口大の乱切りにする。オリーブは輪切りにする。にんにくと洋風スープの素は、それぞれみじん切りにしてAとあわせる。
(2)耐熱容器に<1>の野菜とAを入れて混ぜ、オリーブ油をふりかける。ラップをふんわりとして、600Wのレンジで10分加熱する。
(3)全体を混ぜ合わせて粗熱がとれたら、冷蔵庫で1日冷やす。
【POINT】
出来上がりは耐熱容器がとても熱くなっているので、やけどには十分注意をしてください。粗熱がとれるまで置いている間に予熱でも火が通って、冷めるにしたがって味が野菜へ染みこんでいくためさらに美味しくなります!使用する野菜はお好みで、セロリ、にんじん、ちこりなどを加えてもいいですし、季節によってバリエーションを楽しむこともできます。
レシピがもつLOVEパワー by鏡リュウジ
男子はついつい、一人だとがっつり牛丼とかバーガーだとかラーメンにいってしまいます。草食系が増えたといっても観察しているとやっぱりここは変わらないですよね。でも、カラダは正直で、一度、食べ始めるとぐっと心惹かれてしまいます。
ラタトュイユは、ぴったりのレシピ。 この主役はなんといってもトマトです。トマトはマジカルな意味では金星に支配されている野菜。たくさんの愛や楽しみをもたらしてくれます。みんなで食べれば気持ちも明るくなるはずです。会話を盛り上げたり、楽しい恋をもたらすことにもなりそうです。