家庭でもおいしくできる中華料理を教えてください！
今度の彼は中華好き。中華の定番で、家庭でもおいしくできる一品が知りたいです。（26歳 OL）
家庭で簡単に美味しく作るなら
ぷりっぷりのえびチリで決まり！
中華料理の定番メニューといえばえびチリ！市販のたれを使わなくても、家にある調味料を使用して手軽に作ることができるのでぜひ挑戦してみてくださいね。もちろんそのままでも美味しいですが、最後に溶き卵を全体に回して加え、菜ばしで大きく３～４回混ぜるだけの簡単アレンジで、辛さがやわらいでお子様も食べやすくなります。また、それをほかほかご飯の上にのせるだけで、カフェごはんっぽくなり見た目もおしゃれに演出できるのでオススメですよ。ノンシュガーのコーンフレークとの相性もバツグンなので、レタスの上にたっぷりと敷いて召し上がってみてください。サクサクとした食感と香ばしさがたまりません！簡単で本格的なえびチリ、ぜひ機会があったらみなさんもお試しくださいませ～♪
えびをぷりぷりに仕上げるコツは、背に切れ目を入れること！
【材料（２人分）】
むきえび ２５０ｇ
酒 大さじ１
ねぎ １／２本
にんにく、しょうが 各１かけ
Ａ水 １／２カップ
Ａ鶏がらスープの素（顆粒） 小さじ１
Ａトマトケチャップ 大さじ２
Ａ砂糖、酒 各大さじ１
Ａ穀物酢、豆板醤、片栗粉 各小さじ１
Ａ塩、こしょう 各少々
レタスの細切り ３枚分
サラダ油 適量
【作り方】
（１）えびは、背中に深さ５㎜ほど切り目を入れ、背わたを取り酒をもみ込む。ねぎ、しょうが、にんにくは、ともにみじん切りにする。ボールにＡを混ぜ合わせる。
（２）フライパンにサラダ油を中火で熱し、ねぎ、しょうが、にんにくを入れて、香りが立つまで炒める。
（３）えびを加えて炒め、表面が赤く色づいて切り込みが開いたら、Ａをもう一度混ぜてから加え、木べらで大きく混ぜながら２～３分煮て火を止める。
（４）レタスの細切りを器に敷いて＜３＞を盛りつける。
【ＰＯＩＮＴ】
海老の背にくるりと浅く切れ目をいれると、火が通ったときに切れ目の部分が外側にひらくので、見た目もひとまわり大きくなりますし、ぷりっとした食感に仕上がります！背わたをとるのも楽ちんなので、是非えびチリだけでなく他のお料理にもご活用くださいね。臭みが気になる方は、片栗粉を少量（小さじ１～２）加えてよくもんでから水洗いするといいですよ。
レシピがもつLOVEパワー by鏡リュウジ
海老、海老、海老！じつはぼく、大の海老好きなんです。
海老がお弁当についてくると、うれしくなってしまうというタイプ。
無理やりのこじつけをすると、海老や蟹は占星術では「月」に支配されています。月は「かに座」の支配星ですが、古くはこのかに座はザリガニの姿でも描かれており、一般にいえば甲殻類全般と交換可能だったようにも思われます。
で、実はぼくが生れたときには月がちょうど天頂にあったんですよね。だから海老が好き…というのは妄想ですが。とはいえ、海老が優しい月の影響下にあるのは確か。
その一方でチリソースという辛いものは火星の支配の下にあります。いわば、水と火の結合、という古来からの錬金術的なシンボルだと言えるかも。ここから連想すると、エビチリはいろいろな不和や不一致を調和させてくれる力があるといえそう。
世代間、男女間、などなど社会のさまざまな立場の縮図である家族。その家族をひとつにまとめてくれるメニューといえそうですね。
