大人の雰囲気のチョコレートレシピ
いつもお世話になっている大好きな先輩に御礼も兼ねてチョコレートを渡したい のですが、大人の雰囲気を出せるレシピを教えてください。 (28歳/メーカー)
誰にでも簡単に失敗無くできる
リキュール入りの生チョコレート
今月はオンナノコの大事なイベント!バレンタインですね。
今回は「大人っぽく」というご相談だったのでシンプルな見栄えだけど口溶けがなめらかで、ほんの~りお酒が香る生チョコレートをご紹介します。使用するリキュール(お酒)は、ブランデー、オレンジ、サクランボ、紅茶など、製菓売場に色んな種類のものがありますので、好みのフレーバーを使用して頂いてOKです★
口溶けをなめらかにするポイントは水あめ。これを加えることにより、よりいっそうなめらかになって口の中でさらっと溶けていきます。出来上がった生チョコは、ラッピングの型の大きさにあわせて四角に切り分けてもいいし、本命の彼に渡すならハートの型で抜いても可愛いですよ。
しっとりなめらかな口溶けの生チョコレート♪
【材料(14×22cm*バット1台分)】
製菓用チョコレート 180g
お好みのリキュール(紅茶、洋酒、オレンジなど) 大さじ1/2
A生クリーム(40%以上) 100cc
A水あめ 大さじ1
ココアパウダー(砂糖の入っていないもの) 適量
【作り方】
(1)チョコレートを細かく刻んでボウルに入れる。型にクッキングシートを敷く。
(2)小鍋にAを入れて沸騰直前まで温め、<1>のチョコレートに加えて混ぜる。
(3)つやがでてなめらかになったらリキュールを加えて混ぜる。
(4)型に流し入れて、冷蔵庫で1日冷やし固める。
(5)ペーパーごと型からはずして、茶こしでココアパウダーを両面にふりかけ好みの大きさに切り分ける。
【POINT】
チョコレートは、「クーベルチュール」とかかれているものがおすすめ。パッケージに記載されているカカオ分が高いほど大人味で苦味があります。おすすめは甘味と苦味のバランスの良い、30~40%くらいの間です。あらかじめ刻んであるものや碁石みたいな形(タブレット)のものを購入すると、そのまますぐに溶かして使えるので便利ですよ。
生クリームを加えたらすぐに混ぜないでそのまま30秒くらい置いて、中心から静かに空気を入れないように混ぜましょう。冷蔵庫で1日冷やし固めても、ふにゃっと曲がるくらい柔らかい状態です。バットから取り出したら、作業は手早く!出来上がりは必ず冷蔵庫で保存するようにしてくださいね。
レシピがもつLOVEパワー by鏡リュウジ
いよいよバレンタインですね。いくつになってもバレンタインはドキドキするもの。バレンタインにチョコ、というのは日本だけの風習のようではありますが、実際カカオのなかには、科学的にも恋を引き起こすような陶酔をもたらす物質が含まれている、という説もあります。
甘いチョコレートには、人の心に幸福感を与える効果があるのですよね。魔術の研究家のスコット・カニンガムもチョコレートには「愛をもたらす力がある」といっています。
とくに今年!今年のバレンタインデーは新月です。この新月はしかも海王星と接近しているのです。
海王星は陶酔の星。アルコールはお酒も表しています。リキュールのたっぷり入ったこのチョコレートはきっと星の力と共鳴してあなたの恋を応援してくれるはず。
このレシピはとくに今年のバレンタインを応援してくれるマジカルアイテムです。