風邪ひきのレシピ
大変!彼が風邪をひいてしまったらしくて、SOSの電話が。食欲のない病気の時にも食べられて、栄養がつく風邪ひきのときのレシピを教えてください。<20歳・大学生>
鍋1つでできる
ふんわり卵のおじや★
風邪ひきレシピは、味つけを少し薄めにしてあげて、生姜やネギなどを入れて体の中から元気になるように工夫するのがポイント。食欲がない人も食べやすいように、鍋1つでできる栄養バランスのとれた簡単おじやをご紹介します。付け合わせには、お好みでお漬物やビタミンたっぷりのフルーツを添えてあげてくださいね。
*6月21日春日出版より、さまざまな酢を使用した料理本『酢ッキリレシピ』が発売になりました。ぜひお手にとってご覧下さい。
少し多めに作ってストックしておいてあげてね
【材料(2人分)】
炊いたごはん 茶碗1杯分
長ねぎ 1/4本
しょうが 1/4かけ
めんつゆ(ストレートタイプ) 1カップ
溶き卵 1個分
【作り方】
(1)長ねぎとしょうがはみじん切りにする。
(2)小鍋にめんつゆを沸かし、ごはんと(1)を加え、弱火で3分煮る。
(3)溶き卵を全体に加え、菜ばしで数回混ぜて火を止める。
【POINT】
溶き卵を加えるときは、菜ばしに卵を伝わせながら加えると、ムラがなく全体にいきわたります。使用するめんつゆが2倍濃縮や3倍濃縮タイプなら、うどん汁に使えるくらいに水で薄めてから使用してくださいね。
レシピがもつLOVEパワー by鏡リュウジ
体調が悪いとき、一人で家にいるのは心細いもの。SOSにはすぐに答えてあげたいものですね。もちろん、卵のおかゆなんて作ってあげたらさらにほれなおされること、請け合いですよね。
さて、シンボリズム的には、この卵おかゆがすごいのはショウガやネギを使っていることなんです。ショウガ、ネギは火星のパワーを持っているとされています。これも立派なハーブなんです。火星は体力や気力を増強させるものなので風邪のときにはぴったりなんですよね。体の悪いものを出し、体を活性化させる働きがあります。もちろん、卵は生命力の象徴。弱った体にマジカルなパワーを与えます。
で、ちょっとしたおまじないを。体に熱が高くて「熱い」と感じている彼にはかゆをよそう前にお玉で左回りに、寒気を感じているときには右回りに3度かきまぜて。そのことでパワーを与えてくれるはずですよ。