イタリア料理教室 CiaoBambina(ちゃおばんびーな) | |
千葉県船橋市 | |
イタリアン | |
デモンストレーション&実習形式の料理教室 | |
平日11:00~14:30 | |
入会金10,000円 1回6,000円 |
子供の頃から、料理上手の母と一緒にパンやお菓子作りをすることが大好きで、OLの時には、和食やパン、フレンチ、お菓子教室、たくさんの教室へ通っていました。いくつかの料理教室を経験後、初めて通ったイタリア料理教室で、イタリアンの色鮮やかさ、シンプルで素材を活かした料理、美味しいのはもちろんですが、おおらかに自由に楽しめる調理法、イタリアのお国柄を表す明るいラテン系の料理にはまりました。
それをきっかけに、本物のイタリア家庭の食卓に興味を持つようになり、会社の夏休みを利用して、イタリアへ短期でホームステイをしました。普通のイタリア人家庭でマンマから家庭料理を教えていただいたのですが、そのときの楽しさと、料理の美味しさは衝撃的でした。それに、立派なスタジオなど持っていなくても、このイタリアのマンマに習うようなアットホームな料理教室なら、自分の家の小さなキッチンでも料理教室が出来て、しかも、大きなクッキングスクールより楽しい教室が出来そうだと目からウロコが落ちる思いでした。
それまで、ぼんやりと思っていた、「料理の先生になる」という気持ちがはっきりと自分の中に芽生えた瞬間でもありました。
もともと、料理教室を開きたい、となんとなく思っていたこともありますが、具体的に何を始めるわけでなくOL生活を送っていました。しかし、このときのイタリア家庭滞在で経験したことや、イタリア人家族との出会いが私を料理の世界へ足を踏み入れさせることとなり、翌年、夫を説得して、会社を辞め、イタリアの料理学校へ8ヶ月間、留学をすることになりました。
料理とは本来、その土地その土地の文化、歴史、気候風土がぎゅっと詰まったもの。20州が集まって一つの国になっている共和国であるイタリアでは、州ごとに、細かく言えば、隣町でも食文化が違います。それぞれの土地の家庭で愛されている、いわば"おふくろの味"、その料理が生まれた背景やどのように食されているか、そういった情報もレシピを教えると同時に伝えるようにしています。
そのためにも、留学後も1年に1~2回はイタリアへ料理を学ぶ旅を続け、現在は子連れで料理研修に出かけます。
パルミジャーノやモッツアレラチーズなどの工房や、バルサミコの醸造所、各地の伝統食を知るために食の生産地見学をしたり、オリーブの実、トリュフの収穫など、実際の収穫を体験して、自分の目で実際に見て、味わい、感じたものを、イタリアの空気感と共に皆さんにお伝えするようにしています。
各地の伝統料理にかかせない手打ちパスタを積極的にレッスンに取り入れているので、たくさんの珍しい手打ちパスタを自宅で作れるようになります。
レシピには、材料名等をイタリア語で入れているので、イタリア旅行へ行って食事をする際に、自然とイタリア語のメニューが理解できて嬉しかったということも皆さんおっしゃいます。
郷土料理のひとつひとつには、歴史的なことであったり、土地の風土から来るものであったり、何かしらの意味や背景があります。表面的な部分だけを真似たイタリア料理ではなく、料理にまつわる背景も同時に学ぶことにより、より一層味わい深いものになります。少しマニアックですが、イタリア通になった気分を味わっていただけるものと思います。
2-3年に一度、教室主催のイタリアツアーを開催し、生徒さんと一緒に、イタリア各地の食の生産地訪問、各地の陶器ショッピング、そして郷土料理を食べ尽くす旅をしています。
ガイドブックには載っていない下町のディープなお店から、星付きリストランテまで、幅広い食を楽しみ、チーズやパスタの工房見学、各地の陶器ショッピングなど、充実した内容となっております。
シチリアツアーや、ナポリ、アマルフィツアーなど、個人ではちょっと行きにくい場所を取り入れているので、とても好評です。
数ある教室の中から、イタリア料理教室CiaoBambinaを選んでくださったことに感謝して、通ってくださる生徒さんをずっと大切に、皆さんに長く通っていただける教室でありたいと思っています。そのためにも、好奇心のアンテナをいつも磨いて、常に新しい情報を届ける努力をやめないよう、一生歩みを止めずに進みたいです。夢というには小さい夢ですが、イタリア20州、全ての州の地方料理を、自分の足で歩いて直接感じたいです。あと残り4州なのですが。。
今は自宅料理教室もたくさんありますので、自分の価値観に自信を持って、ぶれない、自分だけのスタイルで、個性のある教室を運営していきたいと思っています。
普通のマンションで教室をしておりますが、4年前に、キッチンのリフォームを行いました。独立型のキッチンでしたが、壁をとりはらい、開放的な明るい空間になりました。
和食器などは見えないところにしまうなどイタリアらしくないものはあまり表に出さないようにしています。
イタリアへ行くたびに各地の陶器を購入してきます。それぞれの街で絵柄に特徴がありますが、なかでも、ぽってりとした厚みで温かみがあり、明るくて元気がでる柄が特徴の、南イタリアの陶器類が大好き。アマルフィ海岸、ヴィエトリ・スル・マーレの鶏がモチーフのお皿や、シチリアのデシモーネの陶器は太陽や魚など、元気いっぱいの柄が可愛くてお気に入りです。シチリアのカルタジローネで購入した陶器の調味料入れは砂糖や塩入れとして教室でも大人気です。毎回、イタリアへ行った帰りのスーツケースの重さは半端ありません(笑)。それぞれの器を使うたびに、その土地での風景や出来事を思い出します。この写真のテーブルクロスはローマで購入した1番お気に入りのもの。
パスタに使う道具はいろいろ珍しいものをイタリアで購入していますが、一番よく使うのはシンプルなこの3種類。ラヴィオリスタンプ、パスタカッター、ニョッキボード。敷いているオリーブ柄のクロスもイタリアで購入。
お友達の家に行って、一緒に料理を楽しむ、そんな感覚で気軽にご参加いただきたいと思っています。楽しくおしゃべりしながら料理を作っていくなかで、お伝えするべきところはしっかりとお伝えしますが、私も毎日、親しい友人をお招きするつもりでお迎えしております。お一人で参加される方が多いのですが、初めていらっしゃる方もすぐに溶け込んで、お料理や美味しいもの、イタリアが好きという共通の趣味で会話がはずんでいます。
仕事でイタリアンを作る日が多いので、試作する必要がない日は基本的に和食や、子供が好きな、昔ながらの洋食など、ごく普通の家庭料理を作っています。
ですが、レッスンで残った食材を活用することは多くなります。
たとえば今月の教室は揚げものメニューですが、レッスンで使う油は毎回新しいものに変えています。1回で捨てるのは勿体ないので、時には家の夕食用の揚げ物にもう一度使ってから捨てたりするので、レッスンで揚げ物をする月は、夕食にも揚げものが登場する頻度が高くなります。そのため、今日の夕食はメンチカツに。今月の料理教室では、トマト缶を1/2缶だけ使うので、その残り半分で簡単なタマネギとトマトのソースを作って添えています。