by 料理家 青山 翠
09月05日
たまねぎの穏やかな甘みを味わう塩味のタルト
サラダを添えて軽食に。また、冷めてもおいしくいただけるので、ビュッフェやピクニックにも。シャブリ、アルザス(白)、タベール(ロゼ)とよく合います。
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- おいしそう数(3件)
調理時間
20cmタルト型1台
薄力粉または中力粉 | 200g |
---|---|
無塩バター | 100g |
卵L玉 | 1個(50g) |
グラニュー糖 | 15g |
塩 | 3g |
冷水 | 大匙1~ |
たまねぎ | 3~4個(400g) |
バター | 25g |
卵L玉 | 2個(100g) |
卵黄 | 1個(20g) |
生クリーム | 120cc |
牛乳 | 90cc |
溶けるタイプのチーズ(グリュイエール、エメンタール、コンテなどをおろして、または刻んで使用) | 30g |
塩・胡椒 | 少々 |
ナツメグ | 少々 |
パート・ブリゼを仕込む(基本分量約380g、うち200gを使用)→ ボウルに粉を入れ、1cm角に切った冷たいバターをカードで切り込み、そぼろ状にする(フードプロセッサで行ってもよい)。
1の真ん中にくぼみを作り、溶いた卵、塩、グラニュー糖、冷水大匙1を加え、周囲の粉と合わせてまとめる。生地が固く、まとまりにくいようなら冷水を適量加える。
生地をひとまとめにしてラップでくるみ、冷蔵庫で2時間~一晩休ませる(調理時間には含まれておりません)。
フォンサージュ(敷きこみ)と空焼き→ ブリゼ生地約200gを打ち粉(分量外)をした台に取り出し、麺棒で3ミリの厚さにのばしてタルト型に敷きこみ、ローラーかフォークでピケ(空気抜きの穴をあけること)する(ここでタルト・ピンセットか、指でつまむなどして、タルトの縁に飾りをつけてもよい)。15分ほど冷凍庫に入れて、生地を冷やし固める。
生地を敷きこんだ型にオーブンシートを敷き、中に重石を入れて200℃に予熱したオーヴンで10分ほど空焼きする。重石を外し、溶き卵(分量外、よくほぐした卵白と少量の水をあわせたものでもよい)を全体にうっすらと塗り、さらに5分ほどオーヴンに入れ、うすい焼色をつける。
具の準備と焼成→ たまねぎを薄くスライスする。フライパンにバターを熱して、たまねぎを加え、中火でうっすらと飴色になるまで炒め、塩・胡椒、ナツメグで調味し、フライパンのまま粗熱をとる。
たまねぎのフライパンに、アパレイユ(全卵、卵黄、生クリーム、牛乳、チーズ)を注ぎ入れてよく混ぜ合わせ、もう一度味を整えてから、空焼きしたタルト生地に注ぎ込み、オーヴンの温度を180℃に落として25~30分、こんがりと色よく焼き上げる。
- 空焼きをするときに縁が落ち込みやすいので、縁の生地をやや盛り上げるように貼りつけておきます。また、縁の部分はとくに焦げやすいので、焼色がつきすぎるようなら、その部分にアルミホイルをかぶせて焼くようにします。
- 焼いているうちに煮詰まるので、アパレイユ(全卵、卵黄、生クリーム、牛乳、チーズ)を合わせたあとの塩加減は、あまり濃くなりすぎないように留めておきます。空焼きができあがる頃合を見計らって、ちょうどよく具の準備が間に合うと、生地も具も冷め切らずに、効率よく焼成をすすめることができます。
- ベーコンやハムなどを軽く炒めて加えてみたり、スパイスでは、キャラウェイ・シードやクミン・シードなども相性がよいので、お好みの変化をお楽しみください。
青山 翠さん プロフィール
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