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インドネシア アーカイブ

2008年8月 5日

多民族国家インドネシアの”食”

インドネシアより昨日戻ってまいりました。


エスチャンプル
沢山の民族が暮す国 インドネシア。

国語はインドネシア語ですが、各民族の言葉が現在も残り、それと同じくして食文化も多彩な国でもあります。

チャベ
今回の旅は、食べる事に加え・・・・

パダン料理、ジャワ料理、バリ料理を、現地の主婦の方々から教えていただく機会にも恵まれ、

庶民の暮らしの中の料理を通し、大変有意義な時間と、今の自分達の暮らしを再考する事が出来ました。

サテ&ミーゴレン
今回の旅で ”食”を通して見たインドネシアを、
このブログでご紹介していこうと思っています。
バリの田んぼ

日本と同じ、お米の国でもありながら・・・・

多彩なスパイス達や、南国の食材達が揃う国の”食”やいかに!!

体を張った!?? 野の花インドネシア食体験ブログ はじまりはじまり・・・・

2008年8月 6日

パダン料理レストラン 「イブ.ムス」

今回、必ず行こうと決めていたのが、パダン料理のレストラン。

西スマトラ地方のパダン料理は、そこに住むミンナカバウ人が、出稼ぎ行った時に全国各地に広めた料理です。

インドネシア国内いたるところにあり、現在ではシンガポール、マレーシア等他の東南アジア諸国にも点在しています。

料理の特徴は、多彩なスパイス使いと辛さ!!
そして、パダン料理のお店は、一目で分かる・・・・
なぜなら・・・
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店先のウインドゥには、洗面器やお皿に入ったお料理が、こんな風に積まれています。

清潔度の差はあれ、(清潔度の差=価格の差)どのレストランも、このディスプレーは同じで、これがパダン料理の目印!!

現在ではパダン料理のチェーン店もありますが、今回はバンドン市にある、パダン料理レストラン 「イブ.ムス」・・・・直訳すると、「ムス奥さんのパダン料理レストラン」に行ってきました。

お店に入り席に着くと・・・・・・・・・
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何も注文しなくても・・・

ご飯が乗った人数分のお皿&、料理が次々運ばれ・・・・

テーブルの上は、お皿で一杯。
乗らないお皿は、更にお皿の上に・・・・・・

あっと言う間に、この風景・・・。

並んだお料理、一部紹介しますと・・・・・

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パダンの代表的な料理 「ルンダン.サピ」

写真では、見た目????かもしれませんが、沢山のスパイスとココナツミルクで煮詰められた、牛肉は、絶品!!

このルンダンは、後日、パダン出身の知り合いの奥さんと一緒にお料理しました。
沢山の沢山のスパイスを使い、長時間煮込み、本当に手間のかかるお料理です。(その時の様子は、後日のブログでご紹介しますね。)
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イカの、スパイス煮込み。
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日本のかき揚げみたいな、「バラバラ」
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モツのスパイス煮込み。
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これは、牛の肺だとか・・・・・

その他に、「脳みそのスパイス煮込み」なんていうのもありました。
(さすがの私も、それはちょっと・・・)
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ちゃんと、お野菜もあります。
インゲン豆の炒め物。

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並べられたお料理の中から、自分の食べたいおかずを、自分のお皿に取り分けて食べるのが、パダン料理のスタイル。

ここでのマナーは・・・
☆取り分ける時は、テーブル備え付けのスプーンを使う事。
☆そしてそのスプーンは、一皿に付き一本。

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その他に店内には、こんな惣菜も並んでいて、テイクアウトも出来ます。

この時も、バイクに乗った人たちが、いくつも包んでもらっていて持ち帰っていました。

さてさて、口の中をヒリヒリさせながら、爽快な汗をかき、なんだか妙に体がスッキリ、シャッキリし、
活発な新陳代謝を感じつつ、お腹一杯になったらお勘定。

その支払いシステムは、こちらでご紹介しています。

パダン料理を体験す そのⅠ

さて、前回のブログでご紹介した「パダン料理」・・・・・

知り合いの ユサックさんの奥さんがパダン出身、以前レストランも開いていたとお聞きし、
特別にお願いして教えて頂く事が出来ました。(というより、殆ど見学でしたが・・・)

「ルンダンサピ」の手順を、私の復習も兼ねてご紹介していきますね。

本当に手間のかかるお料理です。
最後まで、どうぞお付き合い下さいませ。
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おおまかな材料・・・・
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材料の牛肉は赤身の固いお肉。
つい先程、市場で切り分けてもらって購入。
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コリアンダーシード、白コショー、ナツメグ、グローブ、アニス、クミンシード等を、カラ煎りする。

その間、何度も香りを確認していらっしゃいました。
十分に香りがたったら・・・・・・

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石臼で潰す。
手首のスナップを利かせながら、リズミカルに・・・
(この家庭用石臼は、インドネシア料理には欠かせない道具です。)

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見事パウダー状になりました。
(私もやってみましたが、思いのほか難しい・・)

石臼で粉末にする事で、スパイスの香りのたち方が、より芳しくなるのでしょうね。

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そして、そこに水を加えて練れば、ペースト状に・・・・。(①)
お見事!!
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ニンニクと、バワンメラ(赤ワケギ)を、石臼ですり潰しペースト状にする。(②)


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赤とうがらし、クミリ、生姜、ターメリック、ランクアス、レモングラスに水を加え
ミキサーにかけ、鍋に入れ、
①と②、ココナッツ油を加え火にかける。

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ダウンサラム(サラムの葉)と
 ダウンジュルック(こぶみかんの葉)、
切り分けたお肉、塩、少量のお砂糖を加え煮込む。

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市場で削ってもらった、ココナツに水を加え、絞り、ココナツミルクを作り
お鍋に加え、更に煮込んでいく。

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ここからは、ひたすら煮込む・・・・・

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時々かき混ぜながら・・・・
煮込む・・・

まだまだ・・・・

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お肉が柔らかくなり、殆ど水分が無くなったら出来上がり。
(写真ボケててスミマセン)

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出来上がりまで約4時間。

お砂糖(ココナツのお砂糖)は、殆ど加えず辛さを強くするのが本場の味だとか・・・・

レストランで食べた物より、甘さを抑え、より辛く、より香辛料の香りが強い、故郷のお母様直伝の 
「ルンダン・サピ」です。

二十数種類の食材が、複雑に絡み合ったなんともいえない、深い味わい・・・・
パダン料理の、美味しさの秘密、奥深さを教えてもらった一品です。

「スーパーでは、インスタントのルンダン・サピの素が売っているけど、やっぱり手間をかけないとダメよ。」との事。

【美味しいには訳がある】のですよね☆

==========
出来上がり最後までお付き合い下さって有難うございました。
次回は、教えて頂いた他のパダン料理を(簡単に)ご紹介予定です。

2008年8月 8日

パダン料理を体験す そのⅡ

前回ブログでご紹介した「ルンダン・サピ」を、煮込んでいる間にも
料理の手は休まらず・・・

他のお料理も、同時進行で調理されていきました。
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「トロール・バラド」
揚げたゆで卵に、辛いトマトのソースをからめてあります。
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    ↑
「オポール・アヤム」
鶏のぶつ切りを、沢山の香辛料とココナツミルクで煮込んだお料理。
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   ↑
「ダウン・シンコン」
茹でたキャッサバの葉。
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   ↑
「チャベ・ヒジョ」
青唐辛子とトマトのソース。
お好みで、各お料理に付けて食べたりするのですが、覚悟が必要な辛さです!!
(ピンボケすみません。余りに早い料理進行のスピードに、画像確認のヒマもありませんでした。)
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   ↑
ご飯を盛ったお皿に、好みの料理をのせて頂きます。

スプーンとフォークを使うのがインドネシア流。
手で食べてもOK!

私も手で食べてみましたが、指の間からボロボロこぼれ、なんともお行儀の悪い有様となってしまいましたが・・・
皆で楽しく、美味しく頂きました。

(あ~、画像を見ていたら、アノ味を思い出し、又食べたくなってきました。)

2008年8月 9日

ジャワ料理を体験す

ジャワ出身の、スーリーさんに家庭料理を教えていただきました。

ジャワ料理は、甘辛味が特徴。

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作ったサンバルペーストの中には、「グラメラ」という、ココナツのお砂糖が入っています。


中でも一番印象に残ったのは・・・・・

下の写真の、コレを使ったお料理。
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これは、鶏の心臓だそうです。
(なんだかリアル)

一羽に一個の心臓だから・・・・これで何羽分になるんだろうか?

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お野菜と、サンバルと一緒に炒めたのですが・・・・

心臓の、一口サイズの大きさといい、コリコリシコシコの歯ごたえといい、辛さとあいまって美味しいのです。
ご飯にも合う。

これを食べながら・・・・・

「日本の鶏の心臓は、どこでどうなっているんだろう???」などど思ったのでした。

鶏の心臓も食材になるんだ・・・・・

2008年8月10日

バリ料理を体験す

バリ料理は、パリ島の山中、芸術の村ウブドに住む、コマンさんに教えてただきました。
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     ↑  
「テンペ・マニス」(マニスは甘い)
煮た大豆をバナナの葉で包み、菌で発酵させたインドネシアの代表的な食材 「テンペ」を、
甘辛く炒めたお料理。

このテンペは、揚げたり、炒めたり、いろいろなお料理に使われる、庶民の食材で、私も大好き!!
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   ↑  
薄くきったさといもを、から揚げした後、甘辛いソースを絡めたお料理。
おつまみにもイケそうです。
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   ↑  
「プルクデル・ジャグン」
粉を入れない、トウモロコシのかき揚げみたいなもの。
最近では、日本と同じ様な品種の野菜(トウモロコシ)も店先に並ぶそうですが、
このトウモロコシは、昔からあるバリの品種を使っています。
(従来種は甘みも少なく小さいが、ネットリ感がある。)
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ココナツを焼いて・・・・
すりおろして・・・

沢山の野菜とあえて出来上がったのは・・・

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   ↑
「サユール・ウラブ」(サユールは野菜 ウラブはあえる)

焼いたココナツの香ばしさが、野菜とからまって美味しい!!

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その他に、香辛料が効いたハヤトウリのスープも加わって・・・・

バリ島ランチ、いただきま~す。

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今回それぞれのお料理を教えて頂いた方々は、コチラでご紹介しています。

皆さん現地の普通の主婦の方々です。
ご紹介したお料理は、市場で買った食材を使った、ごくごく一般的な家庭のお料理です。

どの方も、ある材料で実に手際よくお料理いていたのがとても印象的でした。
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2008年8月12日

バリのお菓子

現地のお菓子、その多くはお米や米粉、ココナツミルク、果物等身近な材料を使っています。

そして包んでいるのも、身近にある自然素材だったりします。

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   ↑
バリ島 ウブド村の市場で売ってたお菓子達・・・・・。
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   ↑
これも、市場で買ったお菓子。
バナナの葉っぱや、ココナツ(だと思う)の葉で包み、蒸したお菓子。

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    ↑
キャンディみたいに包んであり、つながってるお菓子。
包んであるのは、トウモロコシの葉っぱ。
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赤と黒二種類。
日持ちがするお菓子で、米粉(黒米と赤米)とココナツのお砂糖が主な材料。

なかなか美味しい♪

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   ↑
レストランで食べた、私の大好きなデザート「ブブール・インジン」
甘く煮た黒米に、ココナツミルクの組み合わせ。

絶妙!!
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   ↑
バリ料理を教えてくれたコマンさんと作った、蒸し物のお菓子。

甘くした米粉にバナナを一切れ入れ、バナナの葉っぱで蒸してあります。
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バリ風クレープ 「ダダール・グルン」

米粉を使ったクレープ生地の中には、ココナツのお砂糖で甘くしたココナツロングが入ってる。
その食感と、スッキリコクのある甘さが美味しい。

そして、この緑色の正体は・・・コチラ

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今回出会ったお菓子達・・そのどれもが、材料は現地では身近に手に入るものばかり。

同じお米の国として、米粉をもう一度見直したいと思わせてくれたお菓子達でした。
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2008年8月13日

旅を終えて・・・

今回の渡インドネシア・・・・・・・・・

”食”にまつわるその一部をブログにてご紹介させていただきました。

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インドネシアのお料理は・・・
味も見た目も、日本料理のように、繊細ではないかもしれません。

でも、どの料理からも、この国と同じいろんな物がゴチャゴチャに混在する、雑多な力を感じます。
 
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ココナッツからは、ミルクはもちろん、油やお砂糖、生活雑貨の石鹸やタワシまで・・

お米は、年に二~三回収穫出来・・・

通年収穫出来る、南国の豊富な果物や野菜・・・・。

自然から、溢れるばかりの豊かさの贈り物・・・。
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今回出会ったお料理やお菓子達・・・・

そのどれもが、レシピが先ではなくて、自分達の生活圏内の身近ある材料で、美味しく食べようと考えられ、工夫され、
食べられ続けているお料理やお菓子なんだと思いました。

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遠くの国のお料理の良い所を見習いながら・・・・・

先ずは、手の届く範囲にある食材で・・・・

地域の食材で・・・・・

そして、自分達の住む国の食材で・・・・

レシピから食材ではなくて、食材から始まるレシピ・・・。
つらつらと、いろんな事を考えさせられた今回の旅でした。
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今回の旅で、出会いお世話になった皆さん有難うございました。

そして、旅ブログをご覧頂いた皆様、お付き合い下さいまして、有難うございました。

次回から、野の花の暮らしブログは、通常に戻り ”fromふくい" となります。
(こちらも、どうぞよろしくです。^^)

2008年8月23日

石臼「塩コショー」

なんせ重いので、ずっと躊躇していましたが・・・・

遂にインドネシアより持ち帰りました!!

家庭用石臼。
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この所、これに遊んでもらっています。

最近のお気に入りは、これで作る・・

「塩コショウ」

夕飯支度時になると・・・カキコキ・コンコン・コンカン!!??
石と石がぶつかったり、こすれあったりする音が響く・・・。

これってまさしく【インドネシアの台所の音】
料理の記憶って、味や匂いばかりではなくて、音もその料理の記憶の一部なんですね。実感!!

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石臼挽き「塩コショー」の出来上がり。
(今回は、コリアンダーも少し入れてみました)

せっかくなので、お塩も上質なものを使いたいですよね。
という事で、能登の浜塩を使用。
(あっ、そーいえば丁度今フードソムリエさんではじまった、【プロ愛用名鑑】のテーマは「お塩」ですね。)
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少し多めに作っておいて、小瓶にて保存。
なにかと使えて重宝しています。

後の白い小さな容器で、テーブルにお出したら素敵かも・・・。

お塩と一緒に潰すので、「お塩+胡椒」ではなくて、
香り高い「塩と胡椒完全一体化粉末」という感じです。

鶏モモ肉焼き・・・・味付けはこれだけで十分でした。^^

2009年2月26日

お塩の出来るまで

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海水を、天秤で運び砂(塩田)に撒き・・・・・
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塩分濃度の濃くなった砂を小屋に運び・・・

その後、ろ過した濃度の高い塩水を外に運び・・・

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太陽の力で水分蒸発・・・・
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お塩の結晶が出来てきたら・・・
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それをココナツの殻ですくい上げ・・・
ザルでこす。

炎天下の中、大変な重労働の末出来上がった塩。
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そのお塩の味は・・・・・
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甘い。


2009年4月19日

ヘ・へいきですとも・・・

知り合いから、野生猪 冷凍肉塊頂きました。
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自然解凍し・・・・

その塊を開いたら、脂身の表面部分が・・・・

こうなっていた。
 ↓
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これって・・・もしかして・・・・・毛根???
(あまりのリアルさに、とても拡大してはお見せ出来ません。)

でも、こんなんでひるんでいては、ジビエ料理は出来ない!!
へ・平気ですとも・・・・・
この、お父さんのそり忘れたアゴヒゲの何十倍もある、ジョリジョリ部分はそぎ取りまして・・・・

お料理に取り掛かりましょう。
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香辛料をカラ煎りし、石臼ですり潰し・・・

その外、沢山の香辛料や香草も加え・・・

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煮込んでいきます。

以前 好評だった、インドネシア料理 「ルンダン サピ」(サピは牛肉)ならぬ
 「ルンダン イノシシ」
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スパイシーで、まずまずな仕上がり。

家族、友人も美味しいとバクバク食べてました。

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ワタクシも、この頃にはアノ毛根の事はスッカリ忘れ、野生の味美味しく頂きました。

野山を駆け巡った野生の肉が、友人から友人の手に渡り、我が家へやってくるこの環境・・・
悪くないかも・・・


2009年9月 8日

とある日のインドネシア料理

とある個展の最終日のパーティの為に作ったインドネシア料理達です。
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↑ ゆで卵を、辛いトマトソースで味付けした「トロールバラド」

レモングラス等の香草とサンバルの辛さが、ゆで卵にピッタリ!!
辛いエスニックトマトソースを、ゆで卵に絡めて召し上がれ。

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↑ 蒸し大豆を発酵させた、インドネシアのねばらない納豆 ”テンペイ”を
ガーリックとコリアンダーで味付けし素揚げした 「テンペイゴレン」

このお料理は、あっさりしたお肉みたいと、いつも女性にご好評頂いています。

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 ↑ 「カンクンのガーリック炒め」

カンクンは、空心菜の事。
あっさり塩味にニンニクが効いてます。

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 ↑ 素揚げしたナスとテンペイを、辛いチャベ&香辛料とトマトと共に炒め、
ケチャップマニスという甘いソースを絡めた、甘辛い一品。

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 ↑ 「オポールアヤム」は、ぶつ切り鶏肉と、カボチャ、あげ、じゃがいも等を、香辛料と香草で煮込み、
ココナツミルクで仕上げたお料理。

この日は、黒米入りのインディカ米と共に、召し上がって頂きました。

手間はかかるけど、やっぱり好きですインドネシア料理。

そのパーティの様子はコチラ → ポチッ

2010年2月14日

覚え

「私が好きなのは、各土地の食文化が丸ごと生きていて、
同時に小さな”智恵”がたくさん詰まった料理。
日々の生活の中で、長い時間をかけて育まれてきた智恵は、
たとえ国や地域が違っていても、
私達の生活に必ず役立つものだと思うのです。」

平松洋子

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とある本を読み返し、見つけた平松洋子さんの言葉。
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そうです。
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そうなんです。
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食材に恵まれ、多民族で多様な料理があるインドネシア。
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変わりつつあるとはいえ、まだまだ見習うべき事が沢山あるインドネシア料理。
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そして何より私が惹かれるのは、普通の家庭の台所。
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大事な原点となる言葉、忘れるといけないので
ここに覚えとして記しておきます。


2010年3月 3日

到着最初の朝は・・・・

インドネシアへ行って来ました。

今回は、ジャワ、スンダ料理を習ったり、市場へ行ったり・・・
古都ジョグジャカルタの山中にある、珈琲農園へ行ったりと
いつもながらの”食”中心の旅となりました。

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↑ 夫に頼み、買っておいてもらったのはアボガド。
いや~、久しぶりインドネシアのアボガド君。
私の中のアボガドは、片手にも余る大きさの正に君なんだよ!!
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到着後最初の朝は、アボガドジュース。
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ドロリ&ねっとりとしたアボガドジュース。
これぞ、「森のバター」と呼ばれる由縁!!

このままでももちろん美味しいのですが・・・・
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チョコレートソースを加えると更に美味。
ホントです。
(私の中では、アボガドにわさび醤油ではなくて、断然チョコレート)
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インドネシアジャワ島のアボガドジュースを飲み、胃袋をインドネシア仕様にしたところで

”食”の旅の幕開けです。

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現地のご家庭のキッチンで習ったスープの数々はコチラ →ポチッ


2010年3月 5日

ジャワ島庶民の市場へ

知り合いのお宅のキッチンで、お料理を習った翌日は、
寮のまかないのおばさんと共に、パサール(市場)へ同行。

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ここはちょっと外国人の私が一人では行きにくい場所。
案内のおばさんと一緒でも、私には少し冒険気分。

(サンダルひっかけ、カバン&お財布は持たず、ポケットにクシャクシャの紙幣を忍ばせ現地人気取りでは行ったものの、
こんな所でデジカメでパシャパシャ、ものめずらしさ全開ですので、どうしても目立ちます。^^;)
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入り口付近にいた「バナナの葉っぱ屋さん」で、バナナの葉を買う。
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↑ 野菜屋さん
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↑ 豆腐屋さん
黄色いのはターメリックの色。
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↑ 魚屋さん
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↑ お魚をすり身にしてくれるお店。

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↑ ジャガイモ屋さんには何種ものじゃがいもが・・・
お料理によって使い分けているそうです。
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↑ バナナ屋さん。
幾種類ものバナナが、沢山ぶらさがっている。
これも、用途に応じて買い求めるそう。
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↑ ココナッツ屋さん。
割って中身(白い部分)を細かくしてくれる。
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↑ お肉屋さん(牛)

まるで迷路の様に、様々な間口の狭いお店やさんが立ち並びます。

忘れてならないのが、鶏屋さん。
それは、次のブログでご紹介すますね。

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【お知らせ】
本日、野の花工房のHPがリニューアルいたしました。

名前も「食工房 野の花」とし、現在の野の花工房を分かりやすく致しました。

お時間の許す方、どうぞお立ち寄り下さいませ。
「食工房 野の花」HP → ポチッ 
これから、もっと充実させる所存です。
どうぞ今後共よろしくお願い致します。


2010年3月 8日

鶏屋さん

さて、市場最後のご紹介は鶏屋さん。
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↑ 日本の鶏と同じ種類の鶏。
でも、私たちが買いたいのはこれではない。

買いたいのは、「アヤム カンポン」(アヤムは鶏、カンポンは田舎)
肉付きはあまり良くなく、固めの肉質だが味がある鶏。
アヤムカンポンの方がお値段は高いのですが、現地の方はこちらを好む。
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キチンと並んだ手羽がコミカルな、「アヤムカンポン」
一目で、この鶏は美味しいと分かります。(いい鶏だ!!)

並んだ鶏の横に目をやると・・・
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籠に入った鶏さん達。
そしてその籠に上には、籠に足をつながれた活きたサンプル?の鶏さん。

という事は・・・・・
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 ↑ 奥のお兄さんの手で蒸されている鶏さん。
現在、羽むしりの作業中。

そうですよね、冷蔵庫も何も無ければ、
生きたまま持ってきてここでそうした方が新鮮で良いに決まってますよね・・・・・。^^;
買ったその場で、好みの大きさにぶつ切りしてくれます。
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調理の前に、どれどれ手相拝見。

この鶏は自由奔放、幸せな環境で育った鶏でしょう。

そして、これから私達が美味しく楽しくお料理して食べてあげてるので、
幸せな最後を迎えるでしょう。
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御命頂きます。合掌


2010年3月 9日

ブンブを石臼で潰す

インドネシア料理では、ブンブと呼ばれるお料理の味の素になる調味料があります。
ブンブはそれぞれの料理に合わせて作ります。
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ペペスというお料理に使うブンブを、家庭用石臼で作り始める準備完了した所。

この時の材料は、ニンニク、バワンメラ(赤わけぎ)、ターメリック、生姜、塩、
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カンカンと、石がぶつかり合う音がインドネシアのキッチンの美味しい音。
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途中、よ~く煎ったクミリというナッツを加え更に一緒に潰していきます。
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全部の材料がよーーく混ざり合い、一つになったら出来上がり。

このブンブを使ったお料理は、コチラ → ポチッ

この石臼はなくてはならない道具。
何でも潰します。

胡椒やコリアンダーだって粉末にします・・・・
そして・・・
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唐辛子だって・・・・

香辛料をホールや生から使うインドネシア料理・・・奥が深いです。
味わいも深いです。
==========
世界各国、どこの主婦も現代は忙しくて、市販のピン詰めのブンブもスーパーには沢山の種類が売っています。
臨機応変、上手に使い分けているようです。

2010年3月10日

煮詰めて凝縮

インドネシア料理で良く使われるお砂糖は、グラメラ。(パームシュガー)

アクが無く、コクがある私の好きなお砂糖の一つです。
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この連なる山ふところ。
強い日差しを浴び、スコールを浴び、
その自然の営みを葉っぱや根から吸い取り生きる木々。
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その中の一本のグラメラ用の椰子の木。
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その木の樹液を、ここに溜め・・・
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煮詰めていく・・・
ひたすら煮詰める・・・
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ひたすら・・・
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手間をかけて出来たグラメラはほんの少し。
その本物のグラメラは ↓
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この地の恵み凝縮のお砂糖 グラメラ。
美味しい訳が、そしてなぜ色の濃いグラメラが美味しいと感じていたのか、
これで謎が解けました。
今回の旅の収穫一つ。

そして、もう一つの凝縮。
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ターメリック等生姜系三種。
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こちらも水を加えひたすら煮詰める。

出来上がったのは、ジャムゥ(Jamu)。
インドネシアで伝統的に使用されている病気の治療や健康維持のための植物の根や草などから作った生薬。
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↑ 症状や体調に合わせ調合してある ジャムゥ

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自然の中から無理なく ”食”として体内に取り入れる本来の姿。

日本では、これから山菜の季節が始まります。

インドネシアに習って、四季のある日本に住む私たちは、山菜の苦味を体内へ・・・
山菜のお料理は、フードソムリエさん「旬レシピカレンダー」【山菜】へどうぞ・・

2010年7月30日

エスニックランチ

猛暑の夏こそ、エスニック

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越前和紙の里通りで、インドネシアランチ

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外での気軽なランチも楽しい。

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福井県鯖江市の伝統野菜 「吉川ナス」も

インドネシア料理になりました。

固い実、柔らかい皮、油との相性・・・
吉川ナス、エスニックにも向いてます。

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和紙の里通りでのランチの様子はコチラ → ポチッ

2010年8月10日

インドネシア食の旅

”インドネシア食の旅”より戻りました。

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野菜、果物、香辛料・・・  豊かな南国の食材。

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 ↑ 庶民の”食”。

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 ↑ 習ってきたバリ料理の数々。

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 ↑ 訪ねたバリ山奥の 珈琲農家

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 ↑ そして、バリでもパンを焼きバリ料理とランチ。

改めて、インドネシアの食の奥深さを感じた旅でした。

2010年8月14日

あるメニュー表

インドネシアの地方都市 バンドン市の食モールで見つけた

ヨーロッパ&日本食レストラン
その名も 「もしもし」

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上から二段目 左端  <SHABU SHABU>
上から四段目 真ん中  <SUKIYAKI>
上から五段目 左端   <TORINO SOYUZU>??
上から五段目 右端  <KATU RAICE BOWL>
一番下     真ん中 <GUY KOSO YAKI>??

なんだか微妙なメニューが並んでいます。

こういうのを見ると・・・・

日本での、○○(←国の名前)料理 って、その国の人が見たら
ビックリなメニューもあるんじゃないかと 思ってしまいます。

でも、それはそれでその国に根ざした ○○国の料理って事でOKなのでしょうね。

世界中どこでも、異国のいろんな食べ物に興味津々
より美味しく食べる 食のヒントを探しているのですね。

ちなみに、現地でも本格的な美味しい日本料理屋さんも沢山あります。

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庶民の食モールの様子はコチラです。 → ポチッ

2011年1月18日

全てが調和

今回のインドネシアバリ島滞在最終日に訪れた

神々の棲むアグン山山麓
ライステラスの風景が美しいシドゥメン村。

CIMG6353.JPG

残念ながらこの日はすっきりしないお天気で、
背後にそびえるアグン山は見ることが出来ませんでしたが

訪ねたお宅は、

植物、犬やネコや鶏、人間、風、空気感・・・・
周囲のもの全てが、
お互いを尊重し譲り合い、融合し、
無理なく柔らかな調和のとれた空間でした。
CIMG6346.JPG

そこは、自然を敬い恐れをもって接していた、
昔の日本の農村みたいだとも感じました。

CIMG6342.JPG

ここに暮らす一人の日本人女性と出会いました。

松原亜希子さん。
素敵な凛とした女性です。

彼女のブログ 【バリ島田舎暮らし 手織りの布ソンケット】

ほんの数時間の滞在でしたが、ここで何かを得た様な気がしています。
「きっと、再び訪れる。」そうも感じています。

様々な、<バリ島田舎暮らし体験プログラム>

先ずは「田舎料理体験」からですね。(^^)

============ シドゥメン村 その他の風景 → ポチッ

2011年9月 9日

インドネシア バリ山中の田舎料理

インドネシア バリ島。

CIMG8977.JPG

神々の住む島バリの神々が宿る山 アグン山の麓にあるシドゥメン村にて
田舎料理体験をしてきました。

CIMG8979.JPG

地鶏の丸焼き。

CIMG8980.JPG

とうがんのスープと副菜。
生のシャロットのサンバル(サンバル・マター)、
サンバル・トマト(唐辛子とトマトのサンバル)
ウラブ(ゆで野菜のココナツ和え)、
プルチン(茹でた空心菜を唐辛子調味料で合えたもの)、
トゥム(内臓又は肉のバナナの皮の包み蒸)

どれもこれも、村の恵みのお料理ばかり。CIMG8981.JPG
体験とはいえ、調理するのを見せていただいたり、
お庭でお話させていただいたりと、その空間でその時間を愉しませていただきました。

写真は、お世話になったシドゥメン村に住む亜希子さん。

調理してくださったのは、ご主人とお義母様。

イヌ、ネコ、ニワトリ、そして人。
それぞれが、ゆるやかに仲良く暮らしているその場所で頂くお料理。
その事も更に美味しさに拍車をかけます。

その時の様子は、野の花ブログをご覧下さい。

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シドゥメン村での様々な料理体験メニュー →ポチッ

プロフィール

石窯料理研究家、
日々の料理家 佐々木 京美

自宅隣に設けた、手作り石窯のある「野の花工房」を主宰。
自然と食材に恵まれた福井で、日々日常の料理を愉しむ。

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