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盛り付け方でこんなに変わる!いつもの食卓をワンランクアップ 盛り付けのキホンとコツ

【手持ちのお皿を使いこなす2】 ワンプレート(カフェ風の盛り付け方)編

食事後に食器を沢山洗うのも大変だし、たまにはオシャレにカフェ風の盛り付けをしてみようと、料理を盛りつけたものの、なんだかイマイチな印象に…。これではホテルのブッフェで好きなものを好きなだけ盛った感じに見えます。
せっかく美味しく出来たのにこれではなんだか残念。

今回は料理研究家の山口はるのさんにオシャレなカフェ風の盛り付けのキホンとコツを教えていただきました。

イマイチな例…

メインとご飯、サラダやスープをワンプレートに盛り付けるカフェ風の盛り付け。
自分の好きなものをぱぱっと盛り付けてみたら…。
なんだかさみしい印象で美味しそうに見えません。

今日は美しいだけではなく栄養バランスばっちり!のカフェ飯風ワンプレートの盛り付け方をお伝えしていきたいと思います。

ポイントは“彩り”と“重ね方”。

この料理がいまいち・・・と感じてしまう理由はこの2点にあるのです。

盛り付けのポイント 美味しそうに見えるコツ

彩りの基本

盛り付けにおいて大きな影響力を持つ“彩り”。
彩りを揃えると見た目に美しいだけではなく、おいしさにもつながるし、栄養バランスも整うの
です!

彩りの基本は“赤・黄・緑・白・黒”の5色

いまいちな盛り付け例で紹介した料理に、盛り付け方はそのままで、スープを黄色に、サラダを緑に変えて、赤いラタトュイユを足してみました。

するとどうでしょう!
5色揃えただけで美しく美味しそうな料理に変身しましたね。

それでは次により一層おしゃれなカフェ風にする盛り付け方をお伝えしていきましょう。

ポイントは“重ね方”

カフェ風の盛り付けは、ボリューム感を出すためにお皿の余白は少な目に、料理は高さを出して盛り付けます。
その高さを出すためのテクニックのひとつが“重ね盛り”。
料理の角度や向きを変えながら順に重ねて盛る方法です。

カフェ風にするポイントは“崩して重ねる”です。

こちらの写真、ご飯とラタトュイユの中央にハンバーグをのせ、少しずらして目玉焼きをのせています。

このように揃えずランダムに重ねて盛り付ける事により、ボリューム感のあるおしゃれなカフェ風の一皿となるのです。

ちなみに“揃えて重ねる”とスタイリッシュなイメージのレストラン風の盛り付けとなりますよ。

写真は、余白を多く高さのある盛り付けでよりスタイリッシュにしてみました。

盛り付けエトセトラ

身近な野菜で工夫する

色々な料理をワンプレートに盛り付けるカフェ風の盛り付け。
周りの料理と味が混ざらないようにする為にはココット等の小皿を活用するのもひとつの手ですが、
今日はサラダをワンランク上の盛り付けにする方法をお伝えしますね。

きゅうりやズッキーニ・にんじんなどをピーラーで細長く削ぎ、くるっとブーケのようにサラダをくるみます
長さが短い場合は2枚ほどつぎ足してください。

中のサラダは葉物やポテトサラダなどなど何でも大丈夫!
こうすると見た目に美しいだけでなく、周りの料理と味があまり混ざらなくなりますよ。

小皿を活用する

トレーや大きなお皿の上に小皿に盛り付けた料理を並べてもカフェ風の盛り付けになります。

料理を入れる小皿、和カフェ風にするなら、お猪口を使ってもおしゃれです!

料理家紹介

山口はるの
山口はるの
料理教室"spring' kitchen"を主宰する他、レシピ考案やイベントの講師などのお仕事もさせて頂いております。 "スプリング"キッチンという名前の由来は、いつでも春のように穏やかでありたいという願いと自身の名前"はるの"から付けました。 皆さんに美味しいレシピをお届けするために・・そして皆さんと一緒に素敵な時間をずっと共有出来る為に・・感謝の気持ちを忘れず、日々勉強に励んでおります。
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