プロ料理家365名によるプロのレシピ4812

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収納ーあなたの美味しい場所ー

毎日使う台所、きれいに魅せたい!
と思うのは皆さんの願いではないでしょうか。
今回考えるテーマは収納です。

日本では、和・洋・中の料理や、四季折々の料理がたくさんあり、様々な味を楽しみます。料理に合わせてこだわりのカトラリーや食器、道具などついつい増えてしまいますね。

お気に入りの食器たちも整理がされていないと、散らかって見える上に、出番がないものまで続出してしまいます。

とは言え...
片付け過ぎても味気ないし、しまう場所があってもうまく使いこなせないなんて例も多いのではないでしょうか?
片付け方を見直して台所をあなたらしいステキな場所に近づけてみませんか?

写真1

何から手をつけよう?

よしっ!
とやる気になったものの何から手をつけていいか分からない…。
大丈夫です!そんな時、目についた道具や食器をどのくらいよく使っているか考えてみましょう。洗ったけどもまたすぐ使うからとついつい出しっ放しにしてしまうモノほど良く使うものです。それから、頑張って手の込んだ料理を作った日、疲れて手抜きの日、保存食を常備してる、白いご飯も好きだけど毎週パスタも欠かさないわ!

な〜んて人それぞれの食生活やライフスタイルがあります。
よく使うもの、その頻度、それはあなたの個性です!
いつも使うものは見える収納に。
奥にしまい込んでしまっては使いにくく、またせっかくのあなたらしさが隠れてしまいます。

例えば…
・カップにこだわった喫茶店の棚。
毎日使うものだから取り出しやすい場所に収納し、
また順番が入れ替わり、それはお店の色となります。

・いろんな種類のお酒があるバー。
棚一面に並んだお酒の瓶はマスターの見える引き出し。
毎日使うものだからかっこ良く、使い勝手よく並べてあります。
こういった場合、引き出しや扉付でない棚はすぐに取り出せて便利ですね。

写真2

魅せる技!

料理道具も、シンクやコンロの近くに並べるか、収納棚や引き出しへと片付けるかを使う頻度で考えてみましょう。
ぶらさげフックは万能で、おたまや計量スプーン・カップ等を見せながら便利に近くに備えることができます。

好きなものは見せる、魅せる収納に!

使う頻度を目安に収納を考えれば、自然と食生活を見直すきっかけにもなりそうですね。一石二鳥!
あなた仕様の台所で楽しくお料理を作りませんか?

omiedesign : ieiri

写真3

外はスッキリ・中はキッチリ

引き出しはカトラリー入れとは限りません。
背の低い器や、調味料を整理して入れるにはもってこい。深い引き出しには、重たい鍋や大皿を立てて収納、がお勧め。上から出すので楽に取り出せます。

講師紹介

一級建築士・大川美枝子
(株)オオカワ建築設計室/代表、建築家。住宅を中心に、店舗、ワンルームリノベーション、家具の設計を行うほか、生活用品、家づくりセミナー、イベントの企画も得意とする。夫は日本橋の料理人。ビールで癒される日々を綴るブログが好評:http://omie.exblog.jp/
オオカワ建築設計室
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