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「出会い」と人 アーカイブ

2007年8月23日

みやじ豚の宮治さん

食のプロBLOGの生産者カテゴリーからもリンクさせていただいている、みやじ豚の宮治さんとランチをご一緒させていただきました!


宮治さんとは不思議なご縁があり、このサイトの準備をしているときに一緒に仕事をしていたUさんに

「大学時代からの友達で、おいしい豚を作ってる人がいるんです!!」

ということで名前をお聞きしていて、


さらに、フードソムリエパートナーの長友さんからも、おすすめ食材として「みやじ豚」をおすすめされていたのでした・・!

ちなみに、宮治さんは長友さんの料理教室に通われていたんだとか。


そして、そんなことを知らずに、こちらのブログを見つけてリンク申請を出していたスタッフ。


・・と、なんだかいろんなご縁があって、今回のランチが実現したのでした~。

宮治さんの語る、豚の話はそれはそれは愛情いっぱい!!!で、とても楽しくためになりました。


たとえば、、、ふつうの養豚業者さんは、いい豚をつくるのは、
品種(ブランド)6割、餌2割、環境1割 とおっしゃるのだそうですが

宮治さんのところの豚は、
品種・餌・環境はそれぞれ3割ずつ、あとの1割は愛情です!とおっしゃるほど。


そんなわけで、ふつうの豚はすごく人を怖がるか、人に興味なく無視するかどちらからしいのですが、宮治さんちの豚は非常に人なつっこいんだとか・・。


きっとストレスなく愛情をいっぱいもらって育った豚は、本当においしんだろうなーと思ったのでした!


おいしくなって、人においしいって食べられることが
豚肉になるべくして生まれた運命をもった豚のまっとうな豚生ですもんね。


お話をうかがっていて、「みやじ豚」、絶対近いうちに食べなきゃー!って思ったのでした!!


こちらはランチで食べた、温野菜@リストランテポルトゥーナ
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2007年8月29日

札幌で、料理家の中本さんにお会いしました!

帯広から札幌にプチ出張に行ってました!

「わーい!札幌出張♪都会に行ける~」と喜ぶ私に、

「かおりちゃん、東京に住んでいるのに札幌を都会だなんておもしろい。」と貴さん。


札幌では、料理家としてご登録いただいている、中本ルリ子さんにお会いしました!!

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(貴さんと中本さんの2ショット!)


いつも中本さんのレシピ写真の美しさにうっとり♪おいしそー!!と眺めていたので、実際にお会いできてとても感激でした☆


ご本人は、こちらのプロフィール写真に写っている通り、若々しくてエネルギッシュで、そしてとーーーーってもチャーミングな方!


初対面とは思えないくらい…、
お仕事の話ほか、おいしいものの話やお料理の話で盛り上がってしまいました~!!
また、サイトへのご意見などもお伺いできて、とてもためになりました。

いつもパートナー料理家の方や料理家の方にお会いすると
とっても楽しくって、そしてスペシャルハッピーな気持ちになる私♪


こんな素敵な方々と巡り会えて、そしてサイトをご一緒できるって、

ほんとうに私って恵まれていて、そしてしあわせだなーーー!!!と思うのです。


今後も、機会があれば、全国の料理家の方々にどんどんお会いしたいと思っています。

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(こちらは札幌駅横?のJRタワーホテル日航札幌 「カフェ セリーナ プロデュース by ミクニ」のランチ「日高産 秋鮭のグリエ 青海苔のリゾット添え」です)

そして、中本さんには、たくさんパワーをいただき、またがんばらねばー!!と思いました。
どうもありがとうございました!

2007年9月 4日

パートナーさんとの親睦会

昨日は、フードソムリエパートナーさんとの顔合わせ・親睦会でした!

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12人いらっしゃるフードソムリエパートナーさんですが、2名以外の10名の方に、ご出席いただきました~。(はるばる大阪から松村さんにもお越しいただきました!)


私は、フードソムリエパートナーを依頼するために
みなさんのところにお伺いし、直接会ってお話はしているのですが
北海道にいる北村がお会いしている方は一部。

また、パートナーさんみなさま一堂に集まるのも初めて・・!

……ということもあり、ドキドキ・わくわくしながらこの日を心待ちにしていました♪


ランチ会の会場は、広尾にある「hAru」。
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(この通り、とっても素敵ですー)


当日は、すでにサイトでご覧になっているからか、
前々からお知り合いのような和やかな雰囲気。

そしてみなさんが一堂に会するととっても華やかです~☆

みなさん、さすがにプロフェッショナルな料理家さんだけあって、お料理や道具、食材の専門的な話で盛り上がったり、(私は「へー」って聞いているだけでしたが・・)
サイトへのご意見いただいたり、とってもたくさんのパワーとインスピレーションをいただきました!!


私自身はかなり興奮していて、失言がなかったか不安ですが・・(笑)
今後もこんなステキな方々とサイトをご一緒できるって心強いな~、と思ったり
いろんな可能性を夢見たり、とにもかくにも、ほんとーーー!!!に楽しくって
あっという間に時間が経っていました。


みなさま、どうもありがとうございました!
そして今後ともどうぞよろしくお願いいたします。


・・ちなみに、どんなパートナーの方がいらっしゃるのか、
どんな料理家の方にご登録いただいているのかが
一覧で見えるページを現在作成中です♪

完成したらご案内いたしますので、お楽しみにー!


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(デザートもおいしかったでーす)

2007年9月18日

「愛食テーブルinくしろ」をきっかけに。

またまた北海道にきています。


そして週末は、

貴さんのブログにも紹介されているチーズ工房酪恵舎の井ノ口さんが実行委員長を務める「愛食テーブルinくしろ」におじゃまするため

釧路に行ってきました~。

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「愛食テーブルinくしろ」とは、
愛食フェアinくしろ出店者が生産する食材を中心とした地元で採れた新鮮素材を使って、プロの料理人が地産地消のランチとディナーを提供するレストラン
です。


言ってみれば、食材は地元の顔が見える生産者さんのものを使って作られた料理を
その生産者の方々が実際にテーブルにサーブしてくれるというイベントなのです。


この日の夜のメニューは、

・釧路産ごぼうと音別産菊芋のヴルーテ

・オードブル盛り合わせ
(秋刀魚のタルタル、釧路産チーズと南瓜のテリーヌ、灯台つぶのエスカルゴ風、とうもろこしの冷たいフラン、帆立貝のポワレ タップナードのムース添え)


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・釧路ほうれん草、鶴居産コッコロ卵、厚岸産牡蛎のグリーンオムレツ
 阿寒湖産レイクロブスターのスープに浮かべて


・鱈のポワレ キノコの香り
 トマト風味のオイルのクリームソース


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・白糠産蝦夷鹿のロースト 標茶産ハチミツと山ブドウのソース
 釧路近郊野菜を添えて


・浜中大友チーズ工房『レクタン』と音別産そばの実のカラメリゼ

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・デザート盛り合わせ
(釧路産ルバーブのクレームブリュレ、白糠酪恵舎『ロビオーラ』のアイスクリーム、季節のフルーツと鍛高ラムネのコンポーゼ)

・釧路町『珈琲詩』の大場さんが丹精込めてローストしたコロンビアをエスプレッソで

・鶴居『ハートントリー』がつくる音別産小麦のパン


という豪華ディナーメニュー。

私は特にレイクロブスターのスープの濃厚さにやられました!
あとチーズ好きなので、ロビオーラのアイスも♪

地元の食材だけで、これだけのメニューが作れる!というところに、

さすが北海道・釧路!と思ったのですが、

実は釧路の食料自給率は63%で、北海道内では最も低いそう・・


ちなみに私たちの本社がある帯広・十勝の自給率は、なんと1100%!!


そして、日本の食料自給率は、39%(カロリーベース・H18)だそうです。(さらに言うと、東京は1%)

こういうイベントに参加させてもらって、
素材のおいしさを感じ、その土地の風土を知ると同時に

「食べ物を作る現場」と食糧事情なんかにも改めて思いをはせました。


「地産地消」という言葉が最近取りざたされていますが・・・

当たり前のことだけど、ひとりひとりが食料事情に危機感を感じ
その土地でとれるおいしいものや食べ方のことを知ることから始めないといけないんだなーって、、感じたのでした。。。

2007年9月28日

思い出の地、美瑛

先週末、旭川から富良野に戻る途中に、美瑛に立ち寄りました。

美瑛を訪れるのは3回目ですが、


その雄大な自然、広がり、連なる丘、

小高い丘から見渡せる、黄金色の農作物が育つ豊穣の土地・・


すばらしい景色に素直に感動します。


美しいな~、でっかいなーって・・。


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ここは去年も貴さんと一緒に来た思い出の土地。

過去のエントリーにも書きましたが、、、


その当時は私はまだ会社員で、退職することはすでに決まっていたものの

まさか貴さんと会社を作って、サイトを立ち上げるなんて思いもよらなかったのです。

そのとき、一緒にドライブしながら貴さんに
(プライベートでふたりっきりでお話しするのはその時が初めてだったこともあり)

「東京に戻りたいって思わないんですか・・?」と

不思議に思っていたことを聞いたのを覚えています。


・・・だって、東京にいたときの貴さんは、
バリバリ仕事をして、おいしいものを食べて、おしゃれして・・と、
おもっきり都会生活をエンジョイしているように見えたから。
東京に未練はないのかなーって、疑問がわきあがってきたのです。


そんな私の質問への答えは、

 「正直に言って、東京に戻りたい、って思わないことはないよ。

  でもね。こっちに帰ってきて、素晴らしい生産者さんたちと出会ったから、
  離れられないんだよね、ここから。

  逆に正しい情報を発信したいと思うようになって・・・」


初めて、この「フードソムリエサイト」の原型のアイディアを聞いたときでもありました。


「いくつになっても何かをやりたい、始めたい!という情熱があって、ステキだな~」と

そして生産者の人から離れられない、という

貴さんの言葉がとても印象に残りました。


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今回改めて、その想いを聞いた原点の美瑛を訪れて

「そうだった、私たちの始まりはここからだった」と


ふたりで感慨深く、この景色を見たのでした。

2007年10月 4日

料理家さんのおもてなし

最近、いろんな料理家の方にお会いする機会があります。


お伺いすると、たいへん恐縮なのですが・・

お茶をお出しいただいたりして。。。


そのおもてなしの心遣いはもちろんのこと、スタイリングの美しさやセンスに毎回とても感動します!

こちらは、手作りのお菓子。(名前聞き忘れました・・><)

当然ながら市販のもの以上においしいのですー

アールグレイととてもあうお菓子でした・・!
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ちょっと緑が添えてあるところなんかに、ハッとします。



そして、こちらの写真は、生どら焼き。
コーヒークリームにあずきなんですー。
皮もしっとりふわふわでした!

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お茶も、とってもおいしいほうじ茶でした。

そして器とトレイがとてもかわいい☆

こちらのお宅は、北欧系の家具やインテリアで揃えられていて、
とーってもセンスがよくって居心地がよさそう・・。


また別の料理家さんのお宅では、
秋色のこっくりした茶色のランチョンマットに乗せて
葉っぱのかたちをしたお皿に盛りつけられた焼きたてのリーフパイを
紅茶といっしょにをいただいたり・・・

食器やスタイリング、ちょっとしたセンスやアレンジ、季節感の取りこみ方など、
さすがプロの方は違うんだな~、、、と思うところがいっぱいで、
真似して私も取り入れてみよう、と毎回勉強になります!


そしてその心遣いとおもてなし、ステキな方々との出会いに
日々心から感謝するのでした♪

2007年10月16日

地元・福井の料理家さん

実家に帰省した際に、「フードソムリエ」にご登録いただいている
福井の料理家・ささき京美さんにお会いしてきました。

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図々しくも佐々木さんの主宰される石窯ぱん工房「野の花」にお邪魔し、お昼をごちそうになってきちゃいました。。


こちらは工房隣に設置されている石窯。
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通常は、通販のための発送に、月に3日しか火を入れられないそうなのですが、
この日は特別に、石窯に薪をくべ火を入れておもてなしいただきました~

石窯から焼き立てパンがお目見えです・・!

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カンパーニュにライ麦入りのバゲット、クランベリーにクリームチーズが入ったパンなど4種類くらい、次々と石窯からパンが出てきます。


焼き立てのパンは言わずもがな、本当においしい・・!

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そして素朴な粉の味わいがします。
粉の種類や配合は、佐々木さんのオリジナル。
石窯で焼くことを考えて、石窯で一番おいしくなる生地にしているのだそう・・。

しみじみと奥行きがあり、そしてゆったりと味わい深く、芯からの力強さを感じる
そんな印象のパンたち・・。

石窯がゆっくりとパンを美味しくしてくれるんだな~、と思いました。


さらに石窯から出てくるお料理の数々!

こちらはフードソムリエにもレシピを出していただいている、食べ比べじゃがいも一本勝負

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3種類のジャガイモの味、素材の味をじっくりと堪能できます。

黒い漆器の器にて供されるのが素敵♪
この漆器は、地元福井県の伝統工芸品・越前漆器ですねー


そして、ボルシチ。
これも石窯で5時間じっくり低温で火を通されたのだとか・・

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これがまたおいしい!!

石窯と素材の力、そしてそれらを見極め、「料理する」佐々木さんの腕に感動しますー


このほかにも2種類のサラダにデザートなどをいただきつつ・・
素材や食の話、地元福井の話など、話は尽きず、気が付いたらすごい時間が経ってました・・。


私自身は、今回佐々木さんにお会いして
改めて地元福井について考えさせられました。

たとえば、佐々木さんがテーブルセッティングに使われているのは、福井の伝統工芸「和紙」だったり、漆器だったり・・。

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食べ物以外にも福井にはいいものやいいところがたくさんあるのに
知られていないし、使われていない。

もっとうまくPRや、使い方の企画・提案をしていけば、もっともっと広がるのにな~、、、なんて考えたのでした。


というわけで、いつか「フードソムリエ」で福井のいいものをご紹介できればいいなー、と思っています。(思ってるだけじゃなくて、近い将来の実現に向けてがんばりますー)

2007年11月20日

「SLOW-City/Life/Food展」からスローフード

先週は、新宿リビングデザインセンターOZONEで開催された「SLOW-City/Life/Food展」に行ってきました。

「SLOW-City/Life/Food展」とは、

食を大切にし、生活を楽しみ、環境を守り生き生きとしたイタリアの町の表情や暮らしを紹介します。また、古今東西の伝統的な「炎のある暮らし」の再現などスローな暮らしを提案
するイベント。


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お世話になっているパートナー料理家の宮川さんが「気軽に楽しむスローフード」をテーマにご講演されるとのことで、聞きに行ってきました!

スローフードとファストフードの違いから
食の安全性や栄養面の観点からどうしてスローフードがいいか
ということをお話されました・・!


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「スローフード」というと、なんだか時間がかかってめんどくさそう・・というイメージもあるかもしれませんが、要は

鮮度がいい自然に近いものを食べる

ちょっとひと手間かけて煮炊きをする

ひとりじゃなく家族やみんなで食卓を囲む

ゆっくり笑って食べる

こんなシンプルな法則を守って調理し、食べることにより
病気にならない元気なからだを作れますよ~

ということだそう・・・。


「スローフード」という言葉自体は新しいかもしれませんが、
そのことばの意味することは、昔から受け継がれてきた食文化や伝統の中で
自然に息づいている
ごく単純で当たり前のことだったりします。


ゆっくり調理できなくても、まずは食事の時間をちゃんととって、きちんと食べる。

忙しくても、まずはそこからはじめたいものです。
(私自身への教訓でもあります・・)

2007年12月21日

親友の書いた本

大学時代からの親友がいます。

彼女は、いつも、とてもまっすぐで、正直で、何事にも一生懸命。

そして大切な人や大切なことが何か、をよく分かっていて
時には自分を犠牲にしても相手のために何かをしてしまい
傍で見ていてハラハラすることもあったりするのですが・・・

なんやかんやで、もう10年以上親交があります。

離れているので、頻繁には会えないのですが、
それでも年に2,3回はお互い行き来をして、近況を語り合ったり
そのときどきの悩みや心配ごとを相談しあったり、励ましあったり・・
と気の置けない友人です。


そんな彼女が、本を出版しました。

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『十一月の扉』です。

主人公である高校生のまひろが、兄のいる大学を訪ね
そこで出会った兄の友人をきっかけに変わっていくというストーリー。


初めて書き上げた原稿を読んだ時には、
ぼろぼろ涙を流して泣いてしまいました。


書き手が彼女だということは抜きにして、物語に感情移入して、、です。

何回も読むと、主人公のひたむきさやまっすぐさが彼女に似ているかも・・とか
こういう風に丁寧に人間関係を紡いで、
誰に対してもやさしく思いやりを持って接する人が好みだよね、とか

違った視点でも読めるのですが、


それにしても、作品としての完成度が高く

言葉の選び方や登場人物の感情表現、情景描写


どれをとっても、すばらしく

正直友人が書いたと思えないほど・・。(ごめん)

本書を読みながら、
まっすぐに人を想うことを思い出し、
人との出会いによって変われることをかみしめながら、

死ぬまでにあといくつ、人生の宝物のような出会いに巡り会えるかな

と考えたのでした。

2008年7月10日

鹿児島の“味”体感ツアー(1) 酒ずし体験

先週末、鹿児島の魅力ある食べ物や焼酎などに出会い、体感するツアーに参加してきました。

お仕事の一貫で、今回はパートナーの宮川さん宮川さんの教室の生徒さんたち、そして一般から募集された女性ブロガー2名さんが一緒でした。

ーーーーーー

宮川さんには、東京に帰ってから鹿児島の食材を使ったレシピ考案いただくことになってます。
レシピはフードソムリエ内でもアップするのでお楽しみに~

ーーーーーー

まず、到着後一発目の食体験は、こちらの酒ずし!です。

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「酒ずし」とは、鹿児島に伝わる郷土寿司で、お伺いした東酒造さんのホームページから説明を抜粋させていただくと・・・


薩摩「酒ずし」は、鹿児島で醸造される生酒(火入れされていない灰持酒、通称地酒と呼ばれています。)をふんだんに使った具たくさんの寿司の様で、且つ押寿司の様な独特のご飯料理です。特に春先に作られていましたが、最近では季節ごとの食材をうまく組み合わせて作られています。
コツは、自然醸造で火入れされていない灰持酒(地酒)を用いることと、最後の押し加減です。


全国でも、お酢を一切使わず、お酒(地酒)でしめる鹿児島の「酒ずし」は非常に珍しいんだそう・・。


そもそも、これに使うお酒=灰持酒(あくもちざけ)に初対面。

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日本酒と同じ作り方でありながら、加熱しないため酵素が生きているんだそう。

もちろんこのまま飲んでおいしいのですが(鹿児島では祝い酒として使われているんだそう)、アミノ酸が豊富で、みりんとお酒のいいところを兼ね備える特性により、家庭での調味料としても使われているそうです。



このとき特別に、市販されていない20年物の「高砂の峰」をちょこっといただいたのですが

これが深い味わいまるで貴腐ワインのような味。
そして、熟成されたマデラ酒のようなふくよかないい香りです。

酸味がない分、20年物のバルサミコよりおいしいかも!?という声も聞かれました・・。

20年経っていても、酵素が生きているのがすごい!

とってもおいしくって、
私もこれが売っていたら買いたいですー☆




で、話がそれましたが、酒ずしですね。

ただの日本酒じゃない酵素が生きている灰持酒を使うことで、
ごはんや具材も発酵熟成されるというこのお寿司。


今回作っていただいたのは、この大きな樽に入った酒ずし。

20人分ということで、ごはん9合に対してお酒7合も入っているそう!

前日から、こんな風に重石をのせること12時間。

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開けてみると、きれいな色のお寿司が出てきます~

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中はタイやエビ、イカ、かまぼこなどの海の幸と

山菜や木の芽、シイタケなど山の幸がごはんと順に重なって4層にまでなっています。


取り分けるのも大変。。。

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ちょっと甘めのお寿司は、ご飯よりも具のほうが多いくらいの具だくさん。

本来ならば春のお寿司ということで、東酒造の方には、

「春に味わっていただきたかった・・!」

と、おっしゃっていただいたのですが、初めて食べた私にはとてもおいしく

貴重な酒ずし体験をさせていただきました。ありがとうございました!!!


ーーーーーーーーーーーーーーー

このように地方地方には、気候や地域の特産を使った伝統的な郷土料理があり

脈々と家庭で語り継がれ、受け継がれているのがすばらしいなー、、と。


またこんなに流通が発達し、情報がインターネットで瞬時に手に入る時代でも

知らない調味料もたくさんあります。


こんな風に、それを使った地方のお料理とその背景やいわれを土地の人から直接教えてもらえる機会というのは、とっても貴重で、そしてかけがえのないことだなー、と思ったのでした。


ーーーーーーー

お土産にいただいた黒酒(灰持酒の一種)は、

早速、野菜蒸し炒めにするのに振りかけたり、炒め物に混ぜたりして使っていますが

野菜のうまみを引き出す天才!の万能調味料です。


私のキッチンの必需品になりそう。。。。リピート間違いないです!

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2008年7月15日

鹿児島の“味”体感ツアー(3) 鹿児島大学~山下黒豚農場

2日目は、朝から鹿児島大学にてかごしまルネッサンスアカデミーという

鹿児島県の醸造や発酵を中心とする食文化の創造と食産業の発展に寄与し、地域の再生に資する人材を育成するための講座に参加してきました。

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地元の受講者の方たちに交じって、講座を拝聴し

事業内容のステップに従って「焼酎をシーン売りしていく」ためのアイディア出しのグループワークに参加。

地元以外の人、という立場で外から見た鹿児島の印象を話しました。


発表の場面では、

急きょ、「各グループ代表としてツアー参加者の人に発表してもらいましょう!」と先生に指され驚きましたが、地元の人とディスカッションして、鹿児島の人にとっての焼酎があるシーン、どんな食べ物の合うか、鹿児島の隠れ名物などをお伺いすることができたのは、貴重な経験でした!

私にとって、こうして食について語り、考える時間はとても楽しいひとときです♪


大学のあとは、桜島フェリーに乗って

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ちょっと雲がかかった桜島を見ながら・・

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大隅半島へ。



1時間くらいバスで走って、串良町というところにある

田舎のレストラン(黒豚工房茂翔)へ。


レストランと言っても、ほんと農場の隣に建てられた山下黒豚農場の敷地内にあるプレハブの建物なのですが・・
(中はこんな感じ)

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ここで食べられる黒豚のしゃぶしゃぶがもう絶品!!!なのです~


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このピンク色の美しいお肉を見ていただいたらわかるかと思いますが、、、


こちらの鹿児島黒豚は、一般の黒豚とは育てる期間もエサも異なり

通常の「かごしま黒豚」が10~20%のサツマイモが入った飼料を出荷前に60日以上与えるのに対し、なんと65%のサツマイモ入り飼料を出荷前に6か月以上与え、12か月という長期間育てている
んだそうです。。



宮川先生はしゃぶしゃぶする前に脂部分を手で触って・・

「見てこの黒豚!脂が指の温度で融ける。
 これは融点が低いからおいしいわよー!」

とコメント。


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しゃぶしゃぶにしても、ほとんど灰汁も出ないこの黒豚。。。

豚肉のおいしさって脂のおいしさなんだなーと改めて感じます。
脂とお肉のうまみがいい具合に口の中でとけあって、本当においしい!!!


ロース肉とバラ肉があったのですが、私はバラ肉が好きでしたね~。

たれにつけるのももったいなく、塩をいただいて食べてみたり。。。

いつもはそんなに食べないお肉を欲張っておなかいっぱい食べてしまいました・・。
(ちなみに食べ過ぎてもそのあと全くもたれませんでした・・!)



食べた後は、通常は外部の人は完全立ち入り禁止の豚舎を特別にご案内いただきました。

農場では心臓部といわれる、お産をする場所で
かわいい子豚が元気にお母さん豚のお乳を吸うところなどを見学させてもらいました。

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こちらは宮川先生に抱かれる黒豚の赤ちゃん。


ほかの人が抱っこしても、ぴーぴーぎゃーぎゃー言って暴れていたのですが


宮川さんが抱っこするとぴたり。


こんなかわいらしい笑顔?まで見せてくれました。


「大丈夫だよ~、怖くないからねー」と言って黒豚をなでる宮川さんに
赤ちゃんも安心してリラックスできたんでしょうね・・・。


ところで、

黒豚のお母さんは大体何頭くらい赤ちゃんを産むかご存知ですか?

驚いたのが、1年間に2回、一回のお産につき7,8頭を産むんだそう。

そしてそれをおよそ11,2年繰り返すというからびっくりです!


一生のうちに150頭くらい産むってことですよー。母強し、えらし!



お母さん豚が頑張って生んだ豚たちを、丁寧に大切に育て


そして私たちの口に入るんだなー、、、と


生産の現場を見ると、あたり前のことですが

生産者さんにそして生命に感謝すると同時に、


今回はいろんな食をめぐる事情についても考える機会をもらったのでした。


(つづく)

2008年8月26日

生産者・松木さん

ちょっと前の話になりますが、、、

「最後までおいしく食べきろう!食べ残し0(ゼロ)キャンペーン」で、コメントをいただいた、
ビオファームまつき代表の松木さん

キャンペーンスタート前の、ある休日にお会いしてきました。

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実はお目にかかるのはこの時が初めて。

フードソムリエのパートナー・宮川さんからお話を伺ったり、静岡在住のお菓子研究家・Junkoさんにお名前をお伺いしていて、


フランス料理のサービスを担当されていて、
パリのホテルやタイユヴァン・ロブションに勤務後、突然有機農業の道へ。

という一風変わった経歴や、「松木さんのところの野菜が本当においしくって・・!」というみなさんの言葉を伺っていて、一度お会いしたいなー、、とずっと思っていたのでした。


今回のキャンペーンで、サービス業を長く経験され農業に転身された松木さんにぜひメッセージをいただきたい!と思い立ち、

メールでお願いしたところ、ご快諾いただけたのをきっかけに、

ならば、、、と新幹線に乗り、

静岡県富士宮市にあるビオデリに伺ったのでした。

事前に伺ったら、日中は、こちらのお店にいらっしゃるとのこと。


「ビオデリ」とは、松木さんの畑ビオファームまつきで作った野菜を使ったお料理やデリが楽しめるお店です。

この日は、、松木さんと御懇意にされているJunkoさんにご一緒していただき、ビオデリにてランチをしてきました~。


予想に反して、ショッピングセンターの中にあるこちらのかわいいお店。

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入口のショーケースには新鮮野菜を使ったおかずがずらり。

買い物がてら、こちらのデリ総菜を買って帰るお客様も多いそう…。
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松木さん自ら厨房に立って、調理されている様子がカウンター越しに見れます。


お忙しいランチ時だったため、あんまりお話はできなったのですが
物腰も柔らかく、まなざしもまっすぐで、とても素敵な方だなー、、、と。


この日いただいたのは、お野菜を使ったランチプレート。

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・萬幻豚のグリル バジルソース添え
・インゲン豆のクリームスープ
・ズッキーニと平茸のあっさり煮
・トマトときゅうりのクスクスサラダ
・雑穀ごはん


どれも新鮮なお野菜の味が光る、素材を生かしたお料理たちで、おいしくいただきました!

今度は、広くなったという畑をぜひ見学させていただきたいなー、なんて思いながら
お店を後にしました。

松木さん、お忙しいところありがとうございました!

2008年9月 2日

大人の夏休みツアー♪ ~妻有に行ってきました その1~

8月最後の週末を利用して、

「大人の夏休みツアー」なる企画で、新潟の越後妻有「大地の祭り08」に行ってきました。


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友人からは、「文楽観にいこう!」というお誘いだったのですが、
蓋を開けてみたら、文楽(正確には、公演自体は文楽ではなかったのですが…)以外に見どころたくさん!でいい意味で期待を裏切られてきました。


みなさん、新潟県の妻有(つまり)というところをご存じですか……?


私は、行くまで、全く知識がなかったのですが、

2000年から「大地の芸術祭」という“里山を舞台に3年に1度開催される世界最大の国際芸術祭”が開かれている場所で、

越後妻有という十日町市と津南町の2つの自治体からなる広大な地域のあちこちに自然と溶け込んだアート作品が点在しています。


世界的に有名な作家や建築家、大学の美術学科の作品までその数は160(!)あるそうです。


現代アートというとちょっと堅苦しくて難しそうな響きですが
事前情報もまったくなく行った私にとっては、とっても楽しく刺激的な経験でした!


今年は、来年の本祭の前の年ということで、本格的なお祭り!ではなかったのですが
8月1日~31日までの1ヶ月間、妻有のあちこちでイベントなどが開催されていました。


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たとえば、こちら来年オープンする「絵本と木の実の美術館」(仮)という廃校に
絵本作家田島征三さんが、数百個のかぼちゃをつり下げるインスタレーションや民話を描いた原画の展示がされていました。

体育館につりさげられた700個のカボチャは圧巻!

縄は地元の方々が縒って作られたものなんだとか。


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こちらは、道路からちょっと奥まった所に建てられている小屋。「再構築」という作品です。


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時間帯やお天気やそのときの景色を映し出し、表情を変える外壁。


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中も全面、丸型の鏡が張られ、ゆらゆらと風に揺られ、差し込む光とともに幻想的な美しさを醸し出します。



ただきれいだなー、という感想を含め

その作品自体による、自分の中の感情の揺らぎや気づき、など

「見る」ことによって与えられる刺激が新鮮で、

どれもこれも食い入るように見入ってしまいました。



写真はないですがほかに衝撃を受けたのは
クリスチャン・ボルタンスキー+ジャン・カルマンによる「最後の教室」という作品。


ネタばれになっちゃうので、詳しくは書けないですが、
ある教室に入った瞬間に、鳥肌が立ち、そして外側からの刺激と内側からの衝撃によって
魂が共鳴するような、心ゆすぶられるような経験もしました。


上記も廃校を使って作られた作品なのですが、
空家プロジェクトと言って、住み手がいなくなった古民家を作品に仕立てているものも多く
作品たちは、自然やそこに住む人たちを無視してわがもの顔にそこにあるのではなく
自然に溶け込むように、居住している人たちと共存している姿がまた素晴らしいなー、、と。


そして、その作品の維持に妻有に住む人もとても協力的だとお伺いしました。

自然と居住者とアートの融合ってなかなか難しいとは思うのですが、

こちらはサポートスタッフ「こへび隊」の方々の協力などもあり、とてもうまくいっている事例ではないでしょうか。



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もちろん地元グルメも堪能!

こちらは「まつだい農舞台」内にある「まつだい食堂」にていただいた地元食材を使ったお料理です。

個人的には夕顔を干して、やわらかく煮たものが好きでした♪


お野菜を使ったお料理がいろいろ出てきて、
妻有は、お野菜がおいしいことも発見!


ということで、翌日は、朝市にも出かけてきましたよ~

(つづく)

2008年9月 3日

大人の夏休みツアー その2 ~美人林と朝市~

新潟妻有その後ですが…、

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翌朝は、美人林という森林地帯に行きました。

美人になるよ!ということなのか

白い肌をした幹をもち、すらりと天に向かって伸びる様子が美人だからなのか

美人林という立て札も立てられています。

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いずれにせよ、確かにここにいたら

心も体も美しくなれるかも・・?!というくらい

マイナスイオンたっぷり!


気持ちのいい「気」を感じます。

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ブナ林に美人の素をたーっぷりもらって気力も心も充実したら、美人になれるお野菜の買い物♪

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美人林の入り口付近にある野菜の直売所です。



東京でも買えることがわかっていてもその鮮度と安さに惹かれて大量買いしてしまいました。

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買ったのは、ピーマン、オクラ、みょうが、ぜんまい、トウガラシ、ズッキーニ、ずいき、クレソン、モロヘイヤ、フルーツパプリカ、栗カボチャ。。。

ぜんまいをのぞいたら全部100円!


しかも、量も半端じゃないくらい多いのです~。
そして当然だけど、朝どりだけあってとても新鮮!
お野菜の表面がつやつやしています。


他にも、なすやゴーヤ、夕顔、コリンキ、枝豆にネギ、ツルムラサキ、雪化粧(カボチャです)など気になる野菜はたっくさん!あったのですが、帰りのことを考えてこれくらいにて我慢したのでした…。


つづく・・

2008年9月 8日

大人の夏休みツアー その3 ~儀明遥想~

妻有その3。最終回です。


そもそも、妻有に来たのは、「文楽観にいこう!」というお誘いがきっかけだったのですが、

蓋を開けてみたら、公演前日にトークショーを開いていただいた

文楽人形遣いの吉田勘緑さん自ら


「明日やるのは文楽ちゃいますよ。間違っても文楽観てきたー!なんて言わんといてくださいね。ブログにも文楽いうて書かんでください。師匠に怒られますから」とおっしゃる。

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↑トークショーにて人形を遣って見せてくれる吉田勘緑さん

というのも、文楽というのは、三味線と太夫あってはじめて「文楽」と呼ぶのであって、
今回のは三味線も大夫もいないため、文楽ではないとのこと。


文楽の人形を遣って、石笛や土笛・フルート、打楽器、波紋音など生の音楽にのせて、人形を通して思いを発するという今回の公演「儀明遥想 はるかなるおもい」。


場所は、こちら、儀明劇場 倉です。

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山と空に向かってせり出す舞台。

見ての通り、舞台も客席も屋外。


ハコは小さいながらも、
視界には、見渡す限り一切の人工物が目に入らない、大自然を借景にした大舞台です。


前日まで雨だったので当日どうなるだろう…?と心配していたのですが、

妻有の人たちの想いが通じたのか晴天に恵まれ、

うろこ雲と入道雲が同居する、夏と秋が入り混じった青空をバックに公演を観劇しました。


音楽と人形が織りなす演目。

私がとても感動したのは、最後の神楽舞でした。


五穀豊穣を祈る舞は、人形の遣い手の想い、祈り、そして感謝を感じました。


自然への祈りや感謝、
地元に住み、生きる人々
公演を観にきた人たち
大地の芸術祭はじめ今回の舞台公演スタッフ


いろんな人や自然、そしてこの舞台があって、ここでこの公演ができているんだなー
そんなことを人形の舞を通して感じ、自分自身も祈りと感謝を捧げる神聖な気持ちになったのでした。


今回この公演を見られて本当によかったなー、、と
国立劇場で観る「文楽」とは違ったけれど
たくさんの「想い」を感じることができて素晴らしい舞台でした!



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<おまけ>

ほかにも見た妻有のアート作品をちょっとご紹介・・・


美しい棚田にもアートが・・!

イリヤ&エミリヤ・カバコフ 「棚田」

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↑まつだい農舞台から見えます。




大谷俊一 「影(ei)/来し方行く先」

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こちらは古民家を作品にしたもの。
窓ガラスには、この集落を舞台に撮影された写真が刷り込まれています。

ここに住んでいた人々の暮らしと家族の姿を垣間見れます。



日本大学芸術学部彫刻コース有志 「脱皮する家」

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柱や床、壁など家全体が「彫られ」たおうち。

気が遠くなるような作業だっただろうなー、、と
「彫る」ことによって家も作り手も脱皮していった過程に思いを馳せたのでした。

2009年4月24日

人と人との出会いは奇跡

前職の広告代理店時代に辞めるまで2年半担当していた、とある大手メーカーさんのWebコンテンツが3月をもって終了しました。

この日は、制作にかかわったメンバーでの謝恩会(?)。

制作会社さんのキッチン付きのオフィスに、クライアントの前担当者も、代理店の営業担当も、私も含め過去の担当者も……、総勢12人が集合して豚しゃぶ鍋を囲みました!


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このお仕事は代理店時代に手がけた中でもかなり思い出深いWeb業務でした。

毎月ユーザーに発信するWebコンテンツを作るため、クライアントと制作会社の方と代理店の営業と一緒に全国各地に出張し、お客様にお会いしてインタビューしたり、その街を取材してページを作り上げていました。


この仕事を通して学んだことはたくさんあるのですが、
一番は「楽しく仕事をしよう!」というみんなの姿勢とチームワーク。


一緒に取材に行って仕事をするメンバーは気の置けない人たちばかりだし、毎回いろんな人や街、食べ物に出会える取材も楽しくって、正直こんな楽しい仕事していていいのかなー?と思うことがしばしばあったのですが^^、

「自分たちが楽しまないと、見る人には伝わらないよ。私たちが楽しく取材してその楽しさ・おもしろさ・素晴らしさを発信しよう!としている姿勢は見る人に必ず伝わるから」

という中心人物Mさんの言葉に勇気づけられ、
自信をもって大いに楽しみながら担当したお仕事でした。


仕事を通して素晴らしい出会いがあり、
仕事なのに、現場はいつもリラックスして楽しい、
そして仕事はこういうふうにしなきゃ意味ないんだな~と
改めて気付かされた思い出深い業務だったのです。




……というわけで、Webコンテンツのクローズを惜しんでの謝恩会?同窓会??を
制作会社社長のMさん主催で決行!

12人で鍋+コンロが3セット。
牧志公設市場からやってきたアグー豚が主役のお鍋。
全然、アクが出ませんー

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制作会社さんのスタッフ3名入れて15人で4キロのお肉が用意されてましたが
食べるのが好きなメンバーばかりなので、
お肉や野菜が見る見るうちにみんなの胃袋に消えていくのが圧巻(笑)
もちろんお酒も進みます~^^

最後は残ったスープで〆のラーメン!
これがまたおいしいのです~☆


デザートは、1個100円くらいの「あまおう」!

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本当は、1500円のプレゼントを持ち寄ってのプレゼント交換♪の賞品だったのですが、
あまおうが当たったM君には「デザート!」コールが浴びせかけられ、、、
弱い立場の彼は自分のプレゼントを献上せざるを得なかったのでした(笑)



会の締めくくりに、お世話になっているこの会の企画者Mさんが言った言葉。


「人と人との出会いは奇跡だよね。
このメンバーで仕事をできたことは本当に喜びで、今もこうして会って、会社を超えて楽しく食事してお酒が飲める関係でいられるというのは素晴らしいと思う。」


これを聞いて、自分が担当していた時のことも思い出され、ジーン。。

世界中に何十億という人がいる中で、こうして出会って一緒に仕事をしてつながっていく、って本当に奇跡のようなこと。


仕事もプライベートも一つ一つの出会いの奇跡と縁を大切にしたいです。


ありがとうございました!!

2011年2月18日

まちづくり会議2011

今週日曜日は、南青山ふくい291にて第一回目のまちづくり会議が開催されました。


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「まちづくり会議」は、日本の各地域で取組み中の「まちづくり人」が業種を超えて集まり、来場者とともに、まちづくりの現状と未来について語り合い、共通課題とヒントを探っていく会議です。


こちらは、私が関わっている福井県高浜町のまちづくりのプロジェクト「高浜白宣言」の一環で、建築家の道田さんはじめ電通のコピーライター並河さんなどを中心に、本会議が開催されました。


公式ホームページやプロジェクトメンバーのツイート、リリースなどで募集を呼び掛け、当日は100名近くのまちづくりに興味関心の高い方々にお集まりいただきました。


まずは前半は、「旅美人スペシャル」編集長である、のかたあきこさんを案内役に、オリジナリティあふれるまちづくりを進め、話題を呼んでいる、5組のまちづくり人の、それぞれの取り組みを紹介していきます。

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お話いただいたのは、こちらのまちづくり人5組10名の方々。


1 青森県八戸市
  八戸市せんべい汁研究所・田村鴨英さん B!グランプリテーマ曲歌手・中島美華さん

2 大分県由布院温泉 
   箸屋一膳・西原慎一郎さん 西原郁子さん

3 福井県鯖江市
  めがね製造&鯖江眼鏡PR ブロスジャパン・浜田謙さん 乾レンズ・諸井晴彦さん

4 長野県小布施町
  まち図書テラソ・花井裕一郎さん 「おぶせくりちゃん」上司・役場の高野伸一さん

5 福井県高浜町
  高浜白宣言 道田淳さん 並河進さん

みなさん熱く、楽しそうに、そして巧みな話術で苦労したところやたいへんだったところも
軽やかに語られます。


熱心に聞かれる観客の方たち。

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当日は、USTREAMにてリアルタイムで中継もしていたので
会場にお越しいただけない方も、全国各地からPCを通じてこの熱い会議を
楽しんでいただけたかと思います。


後半は、まちづくりディスカッション。

ゲストの三菱地所/エコッツェリア協会の平本真樹さん家守公室代表の小松俊昭さんも交え、うまくまとめていただきつつ、みなさんのお話をさらに引き出していただきます。


私は当日受付担当で、ずっと会場外にいたのですが
興味深いお話がたくさん!!で、
耳ダンボで聞いてました^^;



まじめなまちづくり会議の後は自由参加の懇親会です。

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高浜町長の野瀬さんに音頭をとっていただき乾杯!


おなじみ高浜町の名物・三角パンや
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(奥には福井の冬の風物詩・水ようかんも見えますねー)


煮サバが入ったたかはま鮨(ちらし寿司)
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高浜町から商工会メンバーが訪れてその場で実演くださった高浜ドッグ
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(米粉が入ったかまぼこ・こめかまを揚げて、米粉のバンズにはさんだおかずパンです)



さらには、

パネラーとしてお話いただいた八戸せんべい汁研究所の田村さんと中島さんによる
せんべい汁や手焼きのてんぽせんべいにサバ缶をトッピングしたり、チーズと大葉をはさんだりしたものがふるまわれました!

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おいしいものとお酒が入るとまたみなさんの話が弾み、、、
参加者の方もパネラーの方も関係なく、またまた熱くまちづくりについての
議論や情報交換がされてましたよ。


この日、いろんな方のいろんなお話を聞いて

継続していくこと、
たすきをつなぐこと
人と人とのつながり
巻きこんでいくこと
愛をそそぐこと

たくさんのヒントをいただくと同時に
その熱さやパワー、そしてそのまちへの愛情というものをたっぷり感じました。



明日に向けてまたがんばろー!と思えるような素敵な出会いとすばらしい会議でした!


パネラーの方をはじめ、ご参加いただいたみなさま方、どうもありがとうございました!!

まちづくり会議メンバーのみなさま、おつかれさまでした!!


最後に、本会議の様子はこちらのUSTREAMのアーカイブからもご覧になれますので、見逃した!という方はぜひこちらからご視聴くださいませ~。

2011年12月14日

大学時代の恩師・天野先生のこと。

週末は、大学の同窓会でした!


同窓会と言っても、同級生同士で集まる会ではなく、、、

ゼミというかマスコミ志望の人たち向けに、筑波大学の名誉教授青木彰氏が開かれていた私塾「青木塾」と、それを引き継がれた、私の恩師・天野勝文先生が主宰されていた寺子屋風「天野子屋」出身の方たちが集まる合同総会!です。

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壇上でご挨拶される、私の恩師である天野先生♪



もともと新聞記者で論説委員だった先生は、新聞社を退社後、私たちの大学で教授として講義をされながら、就職活動期間になると、ボランティアでマスコミ志望者向けに「天野子屋」なる勉強会を開いてくださり、週に1回作文の添削をはじめ、就職指導をしてくださっていました。


私は、その天野子屋にも参加していたのですが、
先生が所属学部の教授でいらしたので、1年生の時はクラス担任を受け持っていただき
3,4年では演習ゼミをとり、さらに卒業論文を見ていただいていたり、、と
つながりも多く、たいへんたいへんお世話になった心から敬愛する先生なのです。


卒業後十何年経った今でも折に触れてはお電話いただいたり、メールをくださったり
さらにはこのブログも読んでいただいていたり、、、と
いつもこんな不肖の教え子のことを気にかけてくださいます。


お会いすると、
「君はいつもいろんなところでおいしいものを食べているんだね。
君のブログを読んでいると、おいしそうな写真ばかりでお腹が空いてくるよ」と冗談交じりでおっしゃられます・・^^; 
先生もかなりの食いしん坊です。。w


そんな先生ですが、今年77歳の喜寿を迎えられました。


最近は、健康のためにウォーキングをされていて、
10キロ~15キロを歩く会に参加されたりしているとのこと!

また、FacebookにTwitter、mixiなど流行りのSNSは使いこなしながら、
テレビや新聞をこまめにチェックし、教え子の名前がないか常に探されては、
直接感想などをメールや電話などで連絡をされたり......と

いつもびっくりするくらいアクティブ!!でいらっしゃるのです~


先生は若い?教え子たちからパワーをもらっているとおっしゃいますが、
元気をもらっているのは何を隠そうこっちの方です。。



合同窓会では久しぶりに、同期のみんなにも会えました!

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新聞社やテレビ局で活躍中の同期たち。。

20年近く経っても、話していると変わらないなー、という思いとともに
ずっと忘れていた大学時代の日々が思い出されます。


ちょうど先月末マラソンで、学生時代を過ごしたつくばに行ったこともあいまって、
あの頃のことが懐かしく思い出されると同時に、
素敵な仲間たちとすばらしい恩師に恵まれいい大学時代を過ごしたなー、、と改めて思ったのでした!


先生、いつもありがとうございます!

いつまでもお元気でいてくださいね!

また近いうちにお会いできますこと楽しみにしています♪

2014年12月 8日

下仁田ねぎの産地、下仁田町に行ってきました

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フードソムリエサイトの往復書簡で以前取り上げさせていただいた、下仁田ファームさん。

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この時以来、毎冬お取り寄せしている下仁田ねぎ。


実は福井生まれの私は、このときまで下仁田ねぎの存在を知らなかったのですが、
一度食べて、すき焼きにしても鍋に入れても焼いても甘みがあっておいしい下仁田ねぎのトリコになり、毎年時期になると購入しております。

12月からシーズンに入る下仁田ねぎ販売開始のお葉書をいただき、、
ねぎ畑のポストカードを見た夫が「せっかくなら現地に行ってみて買いたいね」とつぶやいたのをきっかけに、
急に思いたって週末に行ってきたのでした。


お歳暮シーズン真っただ中の
一年で一番忙しいところ大変申し訳なかったのですが。。。
事前に小金沢さんには連絡して、畑を見せていただきました!

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一面のねぎ畑!


ご存知の方も多いと思いますが、
下仁田ねぎは、本来は群馬県の下仁田町のみでつくられる品種で
普通の白ねぎとは違い、
白根の部分が太く短いのが特徴。

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種まきから収穫まで15ヶ月以上かかるため、育てるのは大変です。


長期間手をかけられて生育されたからこそ
白い部分は太く、
火を通すと、とろとろになって
甘~いねぎになるそうです。


最近スーパーでも「下仁田ねぎ」という名前で売られているねぎを見かけるようになりましたが、
これらは下仁田町以外でつくられている別の品種のことも多いのだとか。。


写真がとっても見づらいですが、下仁田ねぎの苗床です。

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近寄って見ると、かいわれのような細さのねぎの葉先に種がくっついているくらい。
芽が出たばかりです。


収穫まで15か月かかるという下仁田ねぎ。
もう来年の下仁田ねぎの準備も始まってるのですね。。


里の下仁田ねぎ畑のほか、
山の下仁田ねぎ畑も見せていただきました。


里の畑は川が近く、粘土質に近いかちかちの硬質の土でしたが、
山の方は、やわらかい土。土質によっても味が異なるそうです。

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丁寧に説明してくださる下仁田ファームの小金沢さん。


ここの下仁田ファームさんでは、
春と秋に2回植え替えをするそうで、
それはすべて手作業なんだとか。


植え替えることによってねぎにストレスを与えて
よりおいしい肉厚のねぎに育つんだそうです。


「小金沢さんの畑のねぎって全部で何本あるんですか?」と聞いた私に
「そんなの数えられないよ、、。数えようとしたことはあるけれど、無理だった・・」とおっしゃる小金沢さん。


見せていただいた畑の一部だけで5-700本ということだったので、
おそらく数千本はあるかと。。


その数のねぎをすべて植え替える、、とその作業を想像しただけで
私だったら倒れそうです。。。


そんなご苦労を伺って
おいしさの秘密がわかるのと同時に
1本ずつ感謝して食べなくては・・と思うのでした。



収穫された下仁田ねぎは
作業場で根を切り取って3L、2L、L・・などサイズ分けされ箱詰めされます。

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お歳暮シーズン真っただ中の今は、
宅配便のトラック全部が下仁田ねぎの箱、、、という状態で
出荷されていました~。


ーーーーー


毎年食べている下仁田ねぎですが、
セミナーやブログで小金沢さんの栽培のお話を聞くことはあっても
やはり現地に行って、直接見てお話を聞かないとわからないことがたくさんあります。


よく、代表の北村が言っていますが、

顔の見える生産者さんの生産物を買っていただくことほど貴重なことはない。
私たちはもっとちゃんと知らなくてはいけないし、知る努力をしなくてはならない、と。

まさにその言葉を実感した時でした。


真摯に作られている小金沢さんの下仁田ねぎ。


実際に現場を見られることができてしあわせでした。


また買い続けたいですし、
人にも自信を持って薦めたいです。


そしてねぎをいただく時には、あのねぎ畑を思い浮かべ
小金沢さんを思い出し、
感謝しながらおいしく食べたいと思います!


ちなみにこの日は、帰って福井の新そばに合わせて下仁田ねぎそばに。
翌日はしゃぶしゃぶにしましたよ!


小金沢さん、本当にこの日はありがとうございました!
これからもおいしいねぎを作ってくださいね。
またゆっくり遊びに行かせてください^^




◆下仁田町に行かなくても下仁田ねぎが買えるオンラインショップはこちらから

※ちなみに寒くなる1月以降の方がおいしいそうです!
私はまた年が明けたらお野菜とともに購入予定です♪

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プロフィール


大久保 郁織(かおり)
「フードソムリエ」スタッフ@東京

東京在住。おうちごはん、外ごはんを問わず、食べることと居心地のいい空間が好き♪
お休みの日は、近所のスーパーをはしごするのが楽しみです。

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