お仕事で、宮城県名取市に行ってまいりました。
行きは、ミーハーにもはやぶさで!
私以外にも写真撮っている人多数。。
東海道新幹線のN700並みに、窓際には電源がついていて便利でした。
すごいスピードが出ているはずなのですが、揺れもそんなに感じないまま仙台までほとんど眠っておりました^^;
今回、名取の閖上(ゆりあげ)ブランド構築ということで、
復興支援事業の一つとして、閖上の名産作りをすることになったのですが、
そのために4つの事業者さんをヒアリングさせていただきました。
そのうちのひとつが、「ささ圭」さんという笹かま屋さんです。
震災で、工場が流されてしまったため、現在は全部手作業でかまぼこを作られているとのことで、お店では手作りの様子を見ることができます。
石臼で練り、たたいて形成、焼くところまで全て手作業です。
ここで焼き立ての笹かまをいただいたのですが、これが絶品!
こんなおいしいいかまぼこ食べたことがないという味でした。
手作りだから、4つ全部とも焼き色が違います。
石臼ですりつぶすことにより、
繊維が完全に断ち切れないからか、もっちりプリッとしていながらもふんわり焼きあがっていて、これは工場ラインにはない美味しさだなーと思いました。
ただ、工場で生産している時には1時間に6000枚ほどの笹かまを製造していたそうですが
手作りでは、8~10人で1日に3000~3500枚がせいぜいとのこと。
人件費を考えると、販売価格も合わないそうですが、
日常的にささ圭さんのかまぼこを食べられているお客さんのことを考えると値上げもできない、、とおっしゃられていました。
9月には工場も再開するそうですが、
こちらの手作り笹かまも評判が良いので続けられるそうです。
お昼は、閖上さいかい市場へ。
震災で被害にあったお店などが並ぶ仮設市場です。
ランチにいただいたお寿司の中には閖上名物の赤貝も!
閖上の赤貝と言えば、ブランド食材だそうで、築地でも高値で取引されているそう。
旬の赤貝は、プリッと甘みがあって美味しかったです。
この日の午後はまた3軒の事業者さんのお話を伺って、東京に戻りました。
このお仕事は今年いっぱいは続くので、また追って進捗はブログでご報告したいと思います!