4月11,12日と日本味育協会 MIIKUマスターコースの講座が開かれました。
こちらのコースは、
「家族、友達、身近な人の健康のために、「味覚の役割」や「おいしさ」について正しい知識を学ぶ」ことを目的に開かれている講座で、今回はフードソムリエの料理家さんを対象に開催されました。
私は二日目に参加したのですが、、
この日のカリキュラムは
・築地市場(場内・場外)見学
・食材学Ⅰ 魚
・調味料 ④ 油脂・乳製品
・おいしさのセオリー(食材の合わせ方・メニュー)
・食卓デザインのセオリー(献立の立て方)
・「修了証」授与・お知らせ
だったので、まずは築地市場見学からです!
案内してくださったのは、
「魚河岸三代目千秋」「魚河岸三代目千秋はなれ」店主の小川貢一さんです。
野菜市場の方で、競りの現場を見学したり、、
魚市場の方では、魚の説明をいただきながら案内していただきました。
この日は、ちょうど築地市場御休みの日の翌日だったためか
みなさんお忙しそうで、ターレーに轢かれないように、小川さんについて行くのに必死でした。。
やはり実際に現場を見て、魚についてのお話を伺うのは違います。。
場内を見学させていただいた後は
場外へ。
昆布屋さんの吹田商店さんで昆布だしの味比べです。
飲み比べてみると、産地によって全然味が違うことがわかります。
出汁を取るために使うのか、昆布巻きにするのかなど用途によって
うまく使い分けができるようになるといいですよね!
座学で、海流の違いや浮魚と底魚、漁法の種類など
お魚学について学んだ後は、昼食タイム。
もちろんいただくのはお魚!です。
築地市場で美味しそうな魚たちを見た後だからか、とっても魚が食べたい気分でした・・^^;
「千秋はなれ」の名物、鯖味噌定食です~
7-8時間煮込むと言う鯖味噌。
たれは3年間継ぎ足しながら使っているという秘伝の味噌だれ。
家庭ではまねできない味です♪
午後は、また教室で
油脂について講義を受け、
味覚の五味を組み合わせた美味しい献立作りの基礎と実践などを行いました。
セオリーさえ分かれば誰でも美味しい料理が作れるということで、眼うろこのメソッドなどを宮川先生に習います。
受講者は、料理家のみなさんなので
経験値で美味しいメニュー作りなどは慣れていらっしゃるかと思いますが
やはり整理されるとまた勉強になるとおっしゃられていました^^
二日間の講習を終えて、修了証を授与した後の記念撮影。
今回は料理家さん対象の講習でしたが、
次回7月開催時は、一般募集しますので、ご興味のある方はぜひご応募くださいませ!
また、いきなりマスターコース2日間はちょっと、、、とお悩みの方には
MIIKUおいしさ学 1dayセミナーという体験ミニレッスンもご用意しています。
5月16日(水)10:30~13:00@Ristorante ACQUA PAZZA(アクアパッツァ)
にて、「日高良実シェフに学ぶプロの技と味覚」として
「トマトソース」~トマトソースは一つじゃない!~ のお話&レッスンをいただく予定です。