7月2日の気仙沼の海岸沿いの様子です。
このように看板が倒れたままだったり、
信号は復旧しておらず、車で案内してくださった気仙沼商会の方が
「一方通行逆走しちゃたよ。。でも信号ないし、標識もなくなっちゃってるからね・・。」と
冗談交じりにおっしゃってました。。
こちらは、気仙沼市内でもとりわけ被害が大きかったという鹿折(ししおり)地区の様子。
地震から4か月近く経った時点でも
このような光景が広がっていました。。
テレビの映像や新聞、インターネット等で散々見ていたとは思うのですが、
実際その場に身を置いて、その空気の中で、自分の目で見るのとは全く印象が異なります。
まさに言葉がない、と言うのはこのことかと。
そして、2~300枚撮った写真を見返してみても、
素人写真なので、当たり前と言えば当たり前かもしれませんが
写真は何も真実を伝えてこない、
私が見たものをその空気感と衝撃でもってまったく表現していません。
誤解を恐れずに言うならば、
行ける機会がある人は、ぜひ現地に行ってその被害状況を見てきてほしいと思います。
映像や紙を通して見るのとは全く違う、
自分の感覚で感じてほしいな、と。
何もボランティアで泥かきしに行く必要はないと思います。
個人的には、現地に行って買い物をして、お金を使ってくるだけでもよいと思います。
百聞は一見に如かず。
行くまでは、復興には5年~10年はかかるだろう、、と思っていたのですが
この様子を見たら、20年、30年、もしくはもっとかかるかもしれない・・と
思いなおしました。
復興のために私たちができることは
忘れないこと。
忘れずに継続的にできる範囲で支援していくこと
だと思います。
貴さんが、忘れないために、今見て記憶にとどめて
ずっと支援していく気持ちを忘れないように、と
私たちを社員研修に連れて来てくれた意味がよくわかりました。
現地に行って改めて自分にできることは何だろうと考えました。
忘れないこと、
伝えること、
共有すること、
支援し続けること、、、
そしてまた何かしら機会を作って、訪れたいと思います。