大好きな桜の季節。
今年もたくさんの桜を見ました。
この写真は、週末にお花見した多摩川の桜です。
川沿いの一本の桜。
でっかくて、美しく、見る人を圧倒するくらいの見事な木でした。
ほかにも皇居まわりや芝公園~増上寺、恵比寿明治通りの桜並木、自由が丘の緑道や田園調布の桜道、選挙に行った近所の小学校に咲く桜にオフィスから見える清泉女子大学の桜...。
今年はランニングをしながらも桜をチェックしていたこともあり
数えられないくらいたくさんの桜を愛でながら
桜って本当に日本中のあちこちに咲いてるんだなーと改めて思いました。
先日とあるテレビ番組で、遺伝学者でJT生命誌研究館館長の中村桂子さんが、今回の地震に際してのコメントで
「人間には想定はあるが、自然には想定はありません。想定外は言い訳にならないのです。」
というお話をされていました。
また、宮崎駿監督は
「僕たちの島は繰り返し地震と台風と津波に襲われてきた。しかし、豊かな自然に恵まれている。多くの困難や苦しみがあっても、より美しい島にしていく努力をするかいがあると思っている。今、あまりりっぱなことを言いたくはないが、僕たちは絶望する必要はない」(出典:asahi.com)
と今回の地震と津波、自然災害について語っています。
今年の桜は、これからの人生においてもとりわけ印象に残る気がしています。
夜のライトアップはなくても、空に向かって伸び
ピンクのかわいらしい花をつける桜。
遠くから見てもピンクのもこもこがかわいい桜。
つぼみも花びらも可憐で、見る人の心をつかんで離さない桜。
言葉にするのももどかしいくらい
文句なくいつも通り桜はきれいです。
冬の後は、春が来る。
そして桜が咲いて散り、新緑の季節になり、夏がやってくる。
素晴らしい四季の中にあり、自然と共生してきた日本人。
今年は、桜を見ながらも
気仙沼の階上中学校の答辞の一文
「苦境にあっても、天を恨まず、運命に耐え、助け合って生きてゆ くことが、これからの私達の使命です。」
を何度も思い出しました。
来年は日本中の人々がもっと笑顔で心から桜を楽しめますように、、
願ってやみません。