丁稚ようかんと水ようかん
福井県高浜町で購入してきた大次郎さんの丁稚(でっち)ようかん。
私の出身、福井市内では「水ようかん」の名称の方が一般的だったので、
丁稚ようかんというのはあまりなじみがないのですが、、
福井で冬に食べられる、つるんとした食感のあっさり水ようかんです。
「丁稚ようかん」という語源には、いろいろ諸説があるらしく
丁稚さんが奉公に行った先から帰省の際に買ったお土産の貴重なようかんを薄めて食べたのが始まりだとか、小豆の「出汁」(でじる)に、工程からの「でっちる」の意味が重なり、「上り羊羹」の手前の意味での「丁稚」だとか。。
嶺南地方の高浜町では水ようかんではなく、
丁稚ようかんという呼び名で通っているようです。
丁稚ようかんというネーミングの水ようかんは初めてなので試しに買ってみました。
お店によって違いがあるのかもしれないので
一概に水ようかんと丁稚ようかんの比較とは言えないかもしれませんが
丁稚ようかんの方が、黒糖が入っていないからか、本当の羊羹に近い味。
私が知っている水ようかんのように「つるん」とした食感ではなく、
「ほろん」と口の中で溶け、細かい粒が舌に残る感じがします。
そして水ようかんに比べて、味がしっかりするので、1枚で十分!
1枚の大きさもこちらの方が大きいですけど。。
次回はまた別のお店の丁稚ようかんも買ってみたいなーと思いますが
福井の水ようかんは冬限定。
次の高浜町訪問のときにはもう終わってるかも。。。
ちなみに福井の水ようかんは、東京であれば南青山のふくい291で3月いっぱいは買えますよ。
食べてみたい!という方はお急ぎくださいませ~^^
水ようかんに関するこんな記事も見つけました。。
参考までに