今月は歌舞伎座公演がないからというわけではないですが、、、
国立劇場の文楽公演に2回も!行ってまいりました。
これまで1度しか観に行ったことがなく、また行きたいなーとはかねがね思っていたものの
歌舞伎に比べて文楽は東京での公演数が少ないため、チケット取得が難しいのです。。
が、今回は友人のお誘いで昼の部・夜の部ともに観劇できる幸運に恵まれました!
当日はパンフレットも購入して、イヤホンガイドもバッチリレンタル。
三味線に合わせて大夫さんが浄瑠璃を語り
息ぴったりの3人の人形遣いさんによって時にはダイナミックに、
時には繊細に、生き生きと人形たちが演じる文楽は、いろんな見方ができます。
人形の動きにうっとりと魅入っては、
字幕を眺めつつ大夫さんの語りと三味線の音色に聞き入り
舞台全体としての調和を俯瞰する。
特に3人の遣い手による人形の演技には、本当に魅了されます。
ずっと見ていると人形遣いの方が人形を遣っているのか、
人が人形に遣われているのかわからないくらいの動き。
(しかも、3人で一体の人形を遣っているという。。あうんの呼吸!)
まさに一体化した素晴らしさというか…。
それは人形と遣い手だけではなく
人形遣い・大夫・三味線の三者が一体化し調和した結果の
最高の芸でもあります。
うまく言えないですが、本当に人生2度目の文楽観賞は
とても素晴らしく、楽しい経験でした!
また、文楽ビギナーにも関わらず、、友人のおかげで、
人形遣いの吉田勘弥さんに舞台裏をご案内いただくという機会にも恵まれ、、、
人形の構造をご説明いただいた後、
何と!貴重な人形にも触れさせていただいたのです…!!
うーん。。。
こんなスペシャルなとどめをさされて
文楽ファンにならない訳がないっ!
ということですっかり魅了されて、すぐにでもまた見たい!と思ったのですが
次の東京での公演は4ヶ月後の9月。
それまでにいろいろ勉強して、9月の東京公演を、首を長くして待っていたいと思います♪
誘ってくれたI君、ありがとー!!