歌舞伎座さよなら公演 壽初春大歌舞伎に行ってきました。
昨年1月から始まったさよなら公演も13か月目。残すところあと3か月となりました。
歌舞伎を見始めて10年以上。
1月には必ず訪れ、多分これまで100回くらいは通っていると思われる歌舞伎座ですが
来年の1月はここに来ることができないんだなー、と思うとやはりさびしいものがあります。
1月らしく着物姿の方が多く、歌舞伎座内も新春の飾り付けが華やかです。
いつもの指定席。
3階A席から見た舞台です。
花道からの出や引っ込みが最後まで見られないのが残念ですが、4200円で4,5時間楽しめるのはかなりお得です。(1月や襲名公演だと6300円になりますが…)
この日は、成田屋ファンとしては、お家芸の歌舞伎十八番「勧進帳」を観ねば、、という思いから昼の部を鑑賞。
久しぶりに団十郎さんの弁慶を生で見られてよかったです!
せりふ回しやダイナミックな動きなど、素晴らしいと思いました。
思えば、6年前の海老蔵襲名公演の時に、団十郎さんが突然病に倒れられ、海老蔵さんの富樫と団十郎さんの弁慶での親子「勧進帳」を歌舞伎座で見逃して以来の勧進帳かも…?などと考えつつ、きっとこれが歌舞伎座で見る最後の勧進帳なんだろうなー、、なんて感傷に浸ってしまいました。
何年も同じ劇場に通うというのは、愛着もわいてくるし、いいものです。
それが歴史がある歌舞伎座だからなおのことかもしれません。
あと、3か月。
この歌舞伎座という風情ある建築物の中で歌舞伎を見られる幸せをかみしめつつ、毎月の歌舞伎通いに励みたいと思います!