上野万梨子さんに、1月に続いてフードソムリエの料理家さん向けに特別レッスンを実施いただきました!
一般のレッスンとは異なり、料理家さん向けに、お料理の作り方の説明はそんなに詳しくせずに、上野さんのお料理を囲みながら、食材やレシピの発想、フランスの食生活や暮らし、盛り付けや本づくり等々についてお話いただく会です。
この日のメニューはこんな春らしいラインナップ。
アミューズ
奥のモッツァレッラにかかっているのは、オイルパプリカとハーブパン粉。
このパン粉を使ったお料理のバリエーションなどもあわせてご紹介いただきました。
「筍ときのこのシャンピニオンのデュクセル」のタルティーヌにトッピングされているのはごぼうです。
隠し味のシナモンがポイント!
シナモンときのこ、そしてごぼうが意外に合うのです…。
ヒラメとホタテ貝のムースリーヌ 春野菜のベルモットソース
ワインではなくベルモットを使うのがポイントだそう。
ベルモットの甘みやコクがクリームとの相性◎だとのこと。
牛肉のエシャロットスープ煮込み レモンバター風味の人参のグラッセを添えて
牛肉は一晩マリネして置いておくそう。
エシャロットのスープ仕立てのソースが美味です♪
やわらかく煮込まれたすね肉とぴったり
これだけをパンにつけても。。
にんじんのグラッセは甘すぎず、酸味とのバランスが絶妙。
これくらの味加減を覚えておきたいと思いました。
ブラン・マンジェ 紅花のジュレと苺のソース添え
ジュレにフランボワーズヴィネガーを使った、ちょっと変わった一品。
こちらのフランボワーズヴィネガーはどこで買えるんですか?とみなさん質問。
他にもシトロンヴィネガーやはちみつヴィネガーがあるそう。
ペリエなどの炭酸水で割ってもおいしいらしいですよ。
私もほしくなりました!
ちょっと変わった調味料や食材の話、パリでの話はもちろん
上野先生ならではの一流のセンスに触れられる貴重なひととき。
素人の私にはもったいないような知識の数々ご披露いただいた、贅沢な時間でした~