麻布十番にあるオスマントルコ宮廷料理レストラン「ブルガズ アダ」に行ってきました!
オスマントルコ宮廷料理っていったいどんなの??と興味津津で伺ったのですが
どのお料理も手がこんでいて、やさしい味わいで、とてもおいしく大満足♪
ということで、こちらのブログでもご紹介しますねー
アラカルトもあったのですが、今回はコースにしました。
前菜の盛り合わせ
・アーティチョークの鶏がらスープ煮
・子羊レバーのハーブソテー
・春野菜のタルト
・タコの赤ワインソテー ニンニクと玉ねぎの香り
・ムール貝とお米の炊き合わせ 春キャベツ包み
・トマトとイタリアンパセリのソースで和えたクスル(クスクスより小さい麦粒)
・バジルの香りの自家製濃厚ヨーグルトペースト トマトのカップに乗せて
・自家製パン ランプフィッシュのトッピング
これがひとつひとつ作り方まで説明聞いていたりすると、どれもこれも本当に手がかかっていて、そして素材の味を感じるおいしさ。
特に感動だったのは、手前のひし形の春野菜のタルト。
それぞれ異なる野菜が別々に蒸され、そして幾重にも重ねられています。
いろんな野菜の味が口の中で重なり、絶妙な味わい!
魚介のエッセンス サフランの香り
スープドポワソンみたいなものかと思っていたら、「スープドポワソンよりおいしいですよ!」とマダムのお言葉。
確かにもう少し濃厚で、クリーミーで、かつコクがあり、酸味もある。。。
レモンと酢とエビの出汁がそのポイントだそうですー
キョイペイニルとフレッシュトマト ざくろ酢とトルコのハーブ(タルフン・レイハン・スマック)のソースとともに
見た目にも華やかな一品。黒いお皿にパッとお花が咲いたよう!です~
チーズは、モッツァレッラよりももう少しコクがあるタイプ。同じ水牛のチーズだそう。
周りにかかっているハーブソースがおいしくって、こちらをパンにつけながら食べるとまた美味♪
マリネした乳呑み子羊のフィレ肉 ほうれん草のソテーを詰めたグリル エーゲ海のハーブ「ケキッキ」の香りとともに
お肉の中をカットすると、ホウレン草と玉ねぎのソテーが…
ハーブやスパイスが適度にきいていて、羊の香りと味わいがうまく引き出されています。
ソースは野菜のソース。オレンジ色のソースをつけていただくと、またお肉がやわらかな味に変わります。
デザートの盛り合わせ
・ムハレビ(お米とミルクとサーレップのデザート)
・ロココ(ハレムのアイスケーキ ジャムに仕立てたグリーンオリーブのアクセント)
・ザクロシロップのフルーツカクテル
ムハレビはポルトガル料理のライスプティングに似てるかも、とかロココはイタリアのセミフレッドみたい、、、とかなんとなく食べたことがあるデザートと相似点は見つかるのですが、それはやはり伝統あるオスマントルコ宮廷料理。
変わった食材が使われていたり、仕込みが違ったり…と
お料理の説明聞いているだけでも楽しいです~
食後はイスタンブール出身のオーナーシェフとお話したのですが
お世辞抜きに「日本人の口に合いますよね~!」とお話したら「日本料理とオスマントルコの宮廷料理には共通点がたくさんあるんですよ。どちらも素材を重視して、その味を引き出す調理法です」との答えに納得!
「まだまだ勉強することがいっぱいです!昨日より今日、今日より明日、といつも進化している料理を目指したい」と流ちょうな日本語でおっしゃっていたのが印象的でした!
<レストランデータ>
オスマントルコ宮廷料理 BURGAZ ADA(ブルガズアダ)
open 18:00~26:00 (不定休)
東京都 港区 麻布十番3-7-4 麻布六堂3F
Tel :03-3769-0606
http://www.burgazada.jp/
ちなみに、仕込みに半日かかるので、ランチはできないそうですー