このレポートもようやく無事最終回を迎えました!
茶路めん羊牧場のあとに伺ったのは、同じ白糠町にある
チーズ工房「白糠酪恵舎」さんです。
こちらは、フードソムリエショッピングでも、大人気のイタリアンチーズが作られる工房です。
外から工房の中を見ながら、酪恵舎の代表・井ノ口さんにチーズの製造過程を説明いただきました。
この日工房での製造はお休みだったので
実際の現場は見れなかったのですが、
説明を聞きながら一生懸命、想像を膨らませつつ、
チーズができる過程をイメージしてました!
井ノ口さんの丁寧な説明をうかがっても、意外に専門用語が難しかったり
それってどんな状態のことを言うんだろう?とイメージが追いつかなかったり、、と
チーズづくりの工程は結構難しいのです。。。
工房を見せていただいたあとは、試食タイム♪
井ノ口さん秘蔵のチーズもいただきました!
こちらは、熟成されたハード系チーズ・テネレッロの1年もの。
冷やしておいていただいたスパークリングワインによく合います♪
作りたてのトゥミン
お豆腐のようなふるふるな食感。
できたて・新鮮がおいしい!滅多に食べられないチーズです。
堀田さんが作ったトマトとモッツァレッラの「カプレーゼ」
前日に堀田さんから購入したトマトと酪恵舎のモッツァレッラのマリアージュ。
井ノ口さんのモッツァレッラ大好き♪
こちらのモッツァレッラを食べるようになってから、
日持ちがすること前提に作られたイタリアからの輸入品を買わなくなりました。
だって断然この新鮮な国産モッツァレッラがおいしいんですもん!
果肉がしまって程よく甘い堀田さんとのトマトとの相性も抜群でした。
ちなみに、お話をうかがっている間も、何組ものお客様が車に乗り付けてチーズのお買い物に来られていました。
それだけ地域に根付いたチーズ工房なのだなー、と。
いつか、「ご近所の方が、夕食にお豆腐を食べる感覚で「モッツァレッラ」を買いに来てくれたらうれしい」と言っておられた井ノ口さんの言葉が現実になっているんだと思いました。
ーーーーーーーーーーーーーーーーー
白糠町の酪恵舎を後にし、釧路に向かいました。
和商市場をぶらぶらして、ちょっと早い夕食を釧路のフレンチレストラン「IOMANTE(イオマンテ)」にて。
酪恵舎の井ノ口さんを交え、「道東の旬の食材と北海道アイヌ料理をエッセンスに 心にも体にもやさしいフランス料理」をいただきました!
こちら、いただいたメニューの一部です。
釧路ガレット
秋刀魚のコンフィを乗せて
音別産そば粉を使ったガレットには、
酪恵舎のチーズとともに、釧路でとれたサンマがトッピング。
ガレットって何を乗せてもいいんですもんね!
とれたての旬のサンマとチーズの組み合わせがおいしかったです~!
秋鮭のポワレ 瞬間スモーク
シケレベ風味ドレッシング
シケレベとはこちらの実のこと。
アイヌ料理によくつかわれているそうなのですが、
黒コショウのような、花椒のようなピリリとしたスパイスです。
ロビオーラとコアントローのアイスクリーム
デザートは、酪恵舎さんのチーズ「ロビオーラ」を使ったアイスです。
鼻から抜ける香りがまさにチーズ!で美味でした~
ほかにも、前菜にいただいた「知床産レバーのムース」「エゾ鹿肉のテリーヌ」「釧路産大根と“コッパ”のサラダ」やメインの「達古武豚のスペアリブの「ボネオハウ」」など、釧路の食材を使って、アイヌ料理と会合しているフレンチ、どれもおいしくいただきました。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
こうして終わった2泊3日の「フードソムリエ料理家さんと行く、北海道生産者をめぐるツアー」。
一言では言い表せないくらい、
いろんなことを思い、考え、貴重な経験をさせてもらいました。
お忙しいところ、快く生産の現場を見せてくださった、今回お世話になった生産者のみなさま
この場をお借りして、あらためて御礼申し上げます!
そしてまた絶対お伺いしますので、どうぞよろしくお願いいたします^^
次はこのブログを読んでくれているみなさんも、ご一緒しましょうね!!