本日アップされたキッチンインタビューは、インド・スパイス料理研究家の香取薫さんにお話をお伺いしています。
香取さんのお料理教室、「キッチンスタジオペイズリー」にお邪魔してきました。
教室には、このようにさまざまな種類のスパイスやお道具などが並んでいました~
お道具などはぱっと見、何の用途で使われるのかまったく想像がつかないものも多々あります。。
そして教室内には、いろいろなスパイスが混ざり合った複雑な香りが漂っています。
それが鼻腔をくすぐる、なんともいい香り。
体全体が元気になるようです。
インド料理は難しそう・・という先入観があり
実際に自分で作ろう、と思うことはなかったのですが
アグレッシブで力強い香取さんのお話を伺っていると
香取さんにとって情熱を傾ける対象であるインド料理の世界が
とてもおもしろく、そしてそんなに気難しい相手でもないような気がして
一気に興味をひかれました。
(この日、スタッフのみなさんとともにごちそうになった“まかない”写真)
香取さんのお話の中でも特に興味深かったのが、
地球温暖化の影響で、年々日本の夏が暑くなり、気候が亜熱帯化しているので
インドのスパイス使いが参考になる、ということ。
インドでは、その暑さを体内に入れるスパイスで調整しているそう…。
気温を戻すことはできないので、ならば自分の体をこの暑さにならし
暑さに耐える体を作っていかないといけない。
インド料理のスパイス使いから学ぶことは多そうです。
そんな話をお伺いしたら、一気にインド料理に関心が出てきて
スパイスを日本の土地に根づかせることが目標だという香取さんに分けていただいたガラムマサラを普段の料理にも取り入れたり、新しくスパイスを買いそろえて、
香取さんのレシピを簡単なところから試してみたり・・
このインタビューをきっかけに
ちょっぴりインド料理やスパイスの世界を身近に感じつつある今日この頃です。