今回の帰省では、石川県の方もまわってきました。
北陸地方には、おいしいものもたくさんあるのですが、
霊験あらたかで、なんだかこの場所は「気」がいいかも・・
と感じるところも数多く存在します。
こちらは、三千余社の白山神社の総本宮白山ひめ神社
表参道の石段です。
過去にもお友達の結婚式で訪れたことがあるのですが、
とても厳粛な雰囲気をたたえる神社です。
こちらは、白山市五十谷にある県指定天然記念物の“五十谷の大スギ”が立っている八幡神社。
この写真では、大きさがわからないかもしれませんが・・
樹高約38.5メートル・胸高周囲7.26メートル(根元周囲8.7メートル)という巨木。
樹齢1200年と推定されるそう・・。
神社自体は小さいのですが、杉はとにかく巨大で存在感大!
この杉の近くにいるだけで悪いものをすべて吸い取ってくれそうな・・
そんなところでした。
そしてこちらは地元福井の越前市にある岡太神社・大瀧神社。
実はお恥ずかしながら、こんな神社があることは今まで知らなかったのですが・・
この地に紙漉きの技を授けた姫君、川上御前を祀っているそう。
この写真ではわからないですが・・
階段をのぼり、神門をくぐると
後ろにそびえ控えるブナの木々との完全一体化した景色の一部として
茅葺の社殿が待ち受けます。
ブナの木たちが、神社をじっと見守っているようにも見えます。
今回行ったこの3か所は、
どこも木々がゆったりと悠久の時を経て生育し
神社という聖地そのものが完ぺきに自然と調和して生み出されている小宇宙空間でした。
からだと心が、いい「気」を感じて
人知れず何ものかに守られている気分になるのは
自然と時間だけが紡ぐことのできる
荘厳な土地の恩恵を受けているからなのかも……、なんて。
私にとって「気がいい場所」は、「木がいい場所」だったりもするのかもしれません。