地元・福井の料理家さん
実家に帰省した際に、「フードソムリエ」にご登録いただいている
福井の料理家・ささき京美さんにお会いしてきました。
図々しくも佐々木さんの主宰される石窯ぱん工房「野の花」にお邪魔し、お昼をごちそうになってきちゃいました。。
こちらは工房隣に設置されている石窯。
通常は、通販のための発送に、月に3日しか火を入れられないそうなのですが、
この日は特別に、石窯に薪をくべ火を入れておもてなしいただきました~
石窯から焼き立てパンがお目見えです・・!
カンパーニュにライ麦入りのバゲット、クランベリーにクリームチーズが入ったパンなど4種類くらい、次々と石窯からパンが出てきます。
焼き立てのパンは言わずもがな、本当においしい・・!
そして素朴な粉の味わいがします。
粉の種類や配合は、佐々木さんのオリジナル。
石窯で焼くことを考えて、石窯で一番おいしくなる生地にしているのだそう・・。
しみじみと奥行きがあり、そしてゆったりと味わい深く、芯からの力強さを感じる
そんな印象のパンたち・・。
石窯がゆっくりとパンを美味しくしてくれるんだな~、と思いました。
さらに石窯から出てくるお料理の数々!
こちらはフードソムリエにもレシピを出していただいている、食べ比べじゃがいも一本勝負
3種類のジャガイモの味、素材の味をじっくりと堪能できます。
黒い漆器の器にて供されるのが素敵♪
この漆器は、地元福井県の伝統工芸品・越前漆器ですねー
そして、ボルシチ。
これも石窯で5時間じっくり低温で火を通されたのだとか・・
これがまたおいしい!!
石窯と素材の力、そしてそれらを見極め、「料理する」佐々木さんの腕に感動しますー
このほかにも2種類のサラダにデザートなどをいただきつつ・・
素材や食の話、地元福井の話など、話は尽きず、気が付いたらすごい時間が経ってました・・。
私自身は、今回佐々木さんにお会いして
改めて地元福井について考えさせられました。
たとえば、佐々木さんがテーブルセッティングに使われているのは、福井の伝統工芸「和紙」だったり、漆器だったり・・。
食べ物以外にも福井にはいいものやいいところがたくさんあるのに
知られていないし、使われていない。
もっとうまくPRや、使い方の企画・提案をしていけば、もっともっと広がるのにな~、、、なんて考えたのでした。
というわけで、いつか「フードソムリエ」で福井のいいものをご紹介できればいいなー、と思っています。(思ってるだけじゃなくて、近い将来の実現に向けてがんばりますー)