「愛食テーブルinくしろ」をきっかけに。
またまた北海道にきています。
そして週末は、
貴さんのブログにも紹介されている、チーズ工房酪恵舎の井ノ口さんが実行委員長を務める「愛食テーブルinくしろ」におじゃまするため
釧路に行ってきました~。
「愛食テーブルinくしろ」とは、
愛食フェアinくしろ出店者が生産する食材を中心とした地元で採れた新鮮素材を使って、プロの料理人が地産地消のランチとディナーを提供するレストラン
です。
言ってみれば、食材は地元の顔が見える生産者さんのものを使って作られた料理を
その生産者の方々が実際にテーブルにサーブしてくれるというイベントなのです。
この日の夜のメニューは、
・釧路産ごぼうと音別産菊芋のヴルーテ
・オードブル盛り合わせ
(秋刀魚のタルタル、釧路産チーズと南瓜のテリーヌ、灯台つぶのエスカルゴ風、とうもろこしの冷たいフラン、帆立貝のポワレ タップナードのムース添え)
・釧路ほうれん草、鶴居産コッコロ卵、厚岸産牡蛎のグリーンオムレツ
阿寒湖産レイクロブスターのスープに浮かべて
・鱈のポワレ キノコの香り
トマト風味のオイルのクリームソース
・白糠産蝦夷鹿のロースト 標茶産ハチミツと山ブドウのソース
釧路近郊野菜を添えて
・浜中大友チーズ工房『レクタン』と音別産そばの実のカラメリゼ
・デザート盛り合わせ
(釧路産ルバーブのクレームブリュレ、白糠酪恵舎『ロビオーラ』のアイスクリーム、季節のフルーツと鍛高ラムネのコンポーゼ)
・釧路町『珈琲詩』の大場さんが丹精込めてローストしたコロンビアをエスプレッソで
・鶴居『ハートントリー』がつくる音別産小麦のパン
という豪華ディナーメニュー。
私は特にレイクロブスターのスープの濃厚さにやられました!
あとチーズ好きなので、ロビオーラのアイスも♪
地元の食材だけで、これだけのメニューが作れる!というところに、
さすが北海道・釧路!と思ったのですが、
実は釧路の食料自給率は63%で、北海道内では最も低いそう・・
ちなみに私たちの本社がある帯広・十勝の自給率は、なんと1100%!!
そして、日本の食料自給率は、39%(カロリーベース・H18)だそうです。(さらに言うと、東京は1%)
こういうイベントに参加させてもらって、
素材のおいしさを感じ、その土地の風土を知ると同時に
「食べ物を作る現場」と食糧事情なんかにも改めて思いをはせました。
「地産地消」という言葉が最近取りざたされていますが・・・
当たり前のことだけど、ひとりひとりが食料事情に危機感を感じ
その土地でとれるおいしいものや食べ方のことを知ることから始めないといけないんだなーって、、感じたのでした。。。