小さな餃子のトマトスープ
料理家 by 宇田川 多眞季
02月27日 UP
小さな餃子が面白いスープです。
イスラム圏で食べられているスープをアレンジしました。ちょっと餃子を作るのが面倒ですが、食べる人の驚きの顔が見れて楽しいスープです。
調理時間 120分以上
4人分(餃子は作りやすい分)
薄力粉 | 100g |
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ぬるま湯 | 1/2カップ |
塩 | ひとつまみ |
油 | 大さじ1/2 |
挽肉 | 100g |
玉ねぎ | 小さめ1コ |
にんにく | 小さめ1/2カケ |
塩・胡椒・五香粉 | 適宜 |
クミンシード | 小さじ1/4 |
ローリエ | 1枚 |
パプリカパウダー | 小さじ1/4 |
カルダモンパウダー、シナモンパウダー | 適宜 |
トマトピューレ | 100g |
野菜ダシ | 2と1/2カップ |
塩・胡椒 | 適宜 |
オレガノ(乾燥) | 適宜 |
オリーブオイル | 適宜 |
ボールに塩を入れてよく混ぜ、中央をくぼませたところにぬるま湯を加え、粉っぽさがなくなるまで捏ね、ラップに包みしばらく置く。
フードプロセッサーに、荒く刻んだ玉ねぎ1/2コと挽肉、にんにく、塩・胡椒、五香粉を加えてペースト状になるまで撹拌する。
①の休ませていた生地を薄く伸ばし(1mm厚以下)、2~3cm角くらいに切り、切った生地の真ん中に②の種を少量乗せていく。
生地は対角線上に折り、三角形にして閉じる。辺の長い両角をくつけ、帽子のようなカタチにしてくっつかないように布やバットの上などに置いておく。
スープを作る。厚手の鍋にスライスした玉ねぎとクミンシード、ローリエを入れ、オリーブオイルをからめてから火をつける。
玉ねぎに透明感がでてきたら、残りのパウダースパイス(パプリカ、カルダモン、シナモン)を加えて香りをだし、トマトピューレを加える。
トマトピューレが温まったら、野菜ダシを加えて沸かし、④を加えて浮いてくるまで煮る。
塩・胡椒で味を調え、器に盛り、オレガノをふってからオリーブオイルを回しかける。
- 挽肉は「牛・ラム」などがイスラムの味に近づくのでおすすめです。 餃子の包み方はパスタトルテッリーニと同じです。 包み方を四隅を中央に集めて留める(4角錐になる)とトルコ風になります。
- 餃子はすぐに食べない場合は作った時点で冷凍し、凍ったらジップロックなどに入れて保存すると便利です。
- スープはシンプルにお肉のダシでいただくのも現地流だそう。
- 餃子に五香粉ではなく、乾燥セージなどのハーブや肉でなくカッテージチーズに代えると別のパスタとして楽しめます。
- さっぱりといただくには、スープに水きりしたヨーグルトなどを大さじ1くらい浮かべていただくとよいです。
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