変わりなます
料理家 by 神田 麻帆
12月26日 UP
定番のなます。一工夫で立派なおもてなし料理に!
昆布はよろこぶ、蛸の足は八本で末広がり、おめでたい材料を加え見た目も豪華に!
調理時間 30分
4人分
大根 | 10㎝ |
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京人参(普通の人参でもOK) | 3㎝ |
切り昆布(乾燥) | 2g |
ゆで蛸足(小) | 1本 |
柚子(器) | 4個 |
出汁(なければ水でもOK) | 200㏄ |
酢 | 100㏄ |
塩 | 2つまみ |
砂糖 | 大1 |
薄口醤油(なければ濃口醤油/小1) | 大1.5 |
大根は2㎜・京人参は1㎜ほどの千切りにし、塩(小1/2、分量外)を全体に混ぜる。
<合わせ酢を作る>
出汁から薄口しょうゆまですべて鍋に合わせ、沸かす。
→沸騰したら火からはずし冷ます。切り昆布は昆布が浸るくらいのお水に5分ほど漬け戻す。
柔らかくなったらザルで水気をきる。たこ足は3㎜ほどの薄切りにする。
大根と人参がしんなりしてきたら、手でよくもみ野菜の水分をしっかり出す。
→手の中で水分をギュッと絞り、野菜の味見をして(ポイント1)、合わせ酢に入れる。その他の材料も合わせ酢に加えて混ぜる。
→時々かき混ぜて味を全体になじませる。<柚子釜を作る>
柚子はすわりを良くするためお尻の部分を少し切る。(ポイント2)
上1/3位を蓋にするために横に切る。
果肉と皮の間に包丁で切り込みを入れ、中身をスプーンでくり抜く。⑦で切ったお尻の部分の柚子は千切りにする.
柚子釜になますを盛り、上に千切りにした柚子を飾る。
- 作り方⑤:合わせ酢に入れる前に、大根・人参の塩味をチェックしましょう。もし塩辛くなってしまったら、サッと水で洗い再びしっかり絞ります。
- 作り方⑦:柚子のお尻を切るとき、たくさん切り過ぎると穴があいてしまいます。ご注意を!
- 柚子釜なんて面倒!お金もかかる!なんて場合はワイングラスなどの透明な器に盛ると楽チンでおしゃれです。
- 更に干し柿を材料に加えると全体に甘みがでます。因みに柿は「幸せを掻き込む」という縁起を担いでいます!
- 柚子釜でくり抜いた中身はジプロックに入れ、お好みの量の砂糖をまぶしておきます。水分が出てきたら柚子の酸味が抜けて美味しい食べ頃。
- 使い終わった柚子の皮、少しづつ削って、ハーブティや紅茶に入れています。とっても癒される香りですよ!
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