桜のブランマンジェ
料理家 by 平野 淳子
02月26日 UP
桜の季節にぴったりな簡単デザートです
口当たりの良い滑らかな触感はお食事後のデザートに最適です!和の素材がしっくりくるのは日本人の本能でしょうか・・・。じゅうぶんに冷やしてからお召し上がり下さいね!
調理時間 30分
100㏄ゼリー型3個分
牛乳 | 200cc |
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桜葉(塩漬け) | 4枚 |
グラニュー糖 | 30g |
ゼラチン(粉) | 4g(5倍の水でふやかす) |
生クリーム | 50cc |
ドーバー 桜リキュール | 10cc |
桜の花(塩漬け) | 適量(飾り用) |
桜の葉を約10分水に浸し塩抜きする。
鍋に牛乳、グラニュー糖、塩抜きして荒く刻んだ桜の葉を入れ弱火で3分程度炊く。
火を止め、蓋をして約10分蒸らす。漉して桜の葉を取り除く。
ふやかしておいたゼラチンを湯せんにて液状にし、③に加え混ぜる。
荒熱を取り、桜のリキュールを加える。
4分立て(とろみが少しつけばよい)した生クリームと合わせる。
ボウルの底を氷水にあて冷やす。ゴムベラで混ぜ、少しとろみがついたら型に注ぎ入れ冷やす。
ムースが固まったら型を湯せんに軽くつけ器にあける。
水に浸して塩抜きした桜の花を盛り付ける。
- ブランマンジェはお食事の後に出されるデザート菓子です。持ち運びが出来るような固さではなく、“やっと形を保っている”という程度の固さ、柔らかさに仕上げることで口当たりの良い滑らかな触感が作れます。強度の強いゼラチンをご使用の場合は加減して下さい。 また背の高い型を使用するとお皿にあけた時に形が崩れてしまいます。型は平たくかさの低いものがお薦めです。
- 生クリームは立てるというよりとろみをつける程度(泡立て器を持ち上げて、たらり、と流れるくらい)のものを合わせて下さい。 二つのものを合わせる場合、同じくらいの固さのものを合わせないと分離の原因になります。
- 調理時間には冷やす時間を含んでおりません。作業自体は30分程度ですが、1時間以上かけて充分に冷やして下さい。冷凍庫と冷蔵庫を上手く使うと早く固まります。
- 桜の葉を牛乳で煮出す際、塩抜きした桜の葉をそのまま入れるよりも荒く刻んだものを入れるほうが、風味がより牛乳に移りやすくなります。
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