ショコラ・オレンジのケーキ
料理家 by 平野 淳子
02月16日 UP
チョコとオレンジは好相性!
チョコとオレンジの味のバランスを大切に焼き上げました。表面に並べたオレンジがシンプルな焼き菓子を華やかに。
調理時間 100分
180×65×H60mmのパウンド型1台分
無塩バター | 75g |
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上白糖 | 60g |
転化糖 | 10g |
全卵 | 75g |
卵黄 | 20g |
薄力粉 | 50g |
強力粉 | 25g |
ベーキングパウダー | 小さじ1/3 |
チョコレート(クーベルチュールスイート) | 30g(細かく刻む) |
ミンスオレンジピール(細かく刻んだオレンジピール) | 45g(コアントローに1日以上漬け込む) |
コアントロー(オレンジのリキュール)漬け込み用 | 15cc |
オレンジペースト | 小さじ1/2(よく練る) |
牛乳 | 15cc |
スライスオレンジ皮付き(缶詰) | 3~4枚 |
参考:videca(ビデカ)オレンジスライス皮付きを使用。製菓材料店にて取扱いがあります。 | |
あんずのナパージュ(あんずジャム裏ごし代用可) | 適量 |
ピスタチオ(飾り) | 2粒(湯剥きして刻む) |
シロップ | 20cc(シロップ※2に対しコアントロー1) |
室温に戻したバターをボウルに入れ柔らかく白っぽくなるまで撹拌する。
①の中に上白糖、転化糖を加え撹拌する。
全卵と卵黄を一緒に溶いたものを②に少量ずつ注ぎ入れ撹拌する。
コアントローに漬けておいたオレンジピール、よく練ったオレンジペースト、細かく刻んだチョコレートを順に加え混ぜる。
一緒にしてふるっておいた強力粉、薄力粉、ベーキングパウダーを数回に分けて加え混ぜ合わせる。
軽く温めておいた牛乳(電子レンジで10秒程度)を⑤に加え生地がなめらかに均一になるまで混ぜる。
敷紙を敷いたパウンド型の底に汁気を切ったオレンジの輪切りを並べる。その上に生地を丁寧に加える。すべて入ったら、ゴムベラの平らな面を使用し、中央をくぼませるように、中央から型の両端の高さまで、押しなでるようにして生地を整える。(生地の表面は中央がくぼみ、両端が型の高さまである状態)
鉄板を2枚重ね160℃で45分焼成する。(※調理のポイント参照)
焼成後、ケーキを型から取り出し紙を丁寧にはがす。上面の膨らんだ部分を平らにカットする。(この部分は底になる。すわりをよくするため。)
ケーキの上下を逆さにし、底の部分が上になるように置く。(オレンジが上にくる状態)刷毛でシロップを塗り冷ます。上面に温めたあんずのナパージュを塗り、湯剥きして刻んだピスタチオを飾る。
- チョコレートは固形のものを細かく刻んで混ぜ込むことで、まんべんなくお味が広がります。その結果オレンジとチョコの味のバランスが良くなります。
- レシピの焼成温度・時間は高速ガスオーブンを使用しています。今回は底にあるオレンジが上面にくるため焦げないように焼き上げることが大切です。そのため、下火が強い場合は二重鉄板にして下火を柔らかくして下さい。また、下火が弱い場合は鉄板を重ねなくても大丈夫です。いずれにしましてもお使いのオーブンにて加減して下さい。
- オレンジペーストは省略可能ですが、少量加えることでオレンジの香りがほんのりと漂います。使用する際はヘラなどでよく練り、柔らかくしてから加えて下さい。
- 転化糖は同量の上白糖に置き換え可能ですが、砂糖の一部を転化糖に置き換えることによりお菓子のしっとり感を保つことが出来ます。お薦めです。
- シロップは砂糖1:水2の割合で鍋に入れ火にかけ、砂糖が溶けて沸騰したら火を止めて冷ましておいたものを使用。ビンなどに入れ冷蔵庫に常備しておくと便利です。必要な時にお菓子に合った洋酒と混ぜてお使い下さい。
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