フキノトウの天婦羅
料理家 by ささき 京美
03月17日 UP
春の苦味と香りを味わえる天ぷらです。
蕗の薹の薄緑色そのままにカラッと揚げましょう。葉はパリッとして春の香り、中のお花部分は、春の苦味・・・
調理時間 10分
4人分
ふきのとう(中)・・・ | 8個 |
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薄力粉・・・ | 1/2カップ |
塩、砂糖・・・ | 各ひとつまみ |
冷水・・・ | 約50cc |
揚げ油・・・ | 適量 |
洗って水気を拭いた、フキノトウの外側の葉を開く。(ポイント①参照)
分量外の粉を、全体に薄くまぶす。(ポイント②参照)
薄力粉、塩、砂糖が入ったボールに、冷水を入れ軽く混ぜ衣種を作る。
②のフキノトウにを③のボールに入れ、全体になるべく薄く衣種をつける。
170~180度に熱した油(出来れば菜種油)に、表部分を下にして入れる。(ポイント③参照)
カラッとしたら、裏に返し、両面カラリとなれば揚げ上がり。
お塩等を添えて、いただく。
花の部分を包んでいた外側の葉を開く事で、外葉は青紫蘇の天ぷらみたいにカラリとなり良い香り、花の部分は、ほんのりした苦味・・・二つの食感と味を愉しめます。
衣種は少しゆるめがポイント。粉によって水の分量が変わりますので、少し調整して下さいね。予め薄い粉を振っておくと、緩めの衣種が、付き易くなります。
先ずは、表の部分(花の部分)から油に入れて下さい。温度が高すぎると、キレイな薄緑色にならないので、火加減に注意しながら揚げてくださいね。そして、質の良い揚げ油は、美味しい天婦羅の必須条件。健康の為にも上質の油を使ってください。
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