新風 お雛吸い物
料理家 by 宮川順子
02月08日 UP
脱、定番!だけどセオリ-は外しません。
いつもの潮汁に、意外とぴったりイタリアン食材!トマトと醤油はベストマッチ。蛤をふっくら仕上げるコツも要チエック。
調理時間 20分
3人分
昆布 | 5~6cm |
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酒 | 100cc |
セロリ | 6cm |
フル-ツトマト | 1こ |
菜花 | 3本 |
ハマグリ(海水程度の塩水にしばらく浸して砂抜きをし、よく水で洗う) | 3個 |
塩 | 少々 |
薄口醤油(白醤油) | 少々 |
吸い口(木の芽・柚子皮) | 適宜 |
湯をわかし、トマトをくぐらせて冷水に入れ、皮をむく。同じ湯に塩を入れて菜花をさっと茹で、冷水で冷やししぼっておく。セロりも筋を取ってたべやすい大きさに切ったものをさっと茹でておく。
小鍋(小フライパン)にハマグリと酒を入れてフタをして火にかけ、鍋の中でカラカラと貝が開く音がしたら直ぐにフタを取り、開いた貝から順に取り出し火を止める。
2の鍋に、水500ccくらいと昆布を入れ、沸騰直前に昆布を取り出し、あくを取る。
味を見て、塩→醤油を加え、1の具と2の貝を戻して1~2分温め火を止める。
おわんに、盛り付け吸い口を添える。
蛤は開いた時点で火が通っていて、通常のように鍋に入れて作る方法だと調味している間に硬くなるので、別に酒蒸しして取り出し、後で戻す方が貝がプリット美味しくできる。
トマトと醤油は同じアミノ酸系食品でベストマリア-ジュ。セロリはイタリアン独活です。
菜花は、1ワまとめて茹で、残りは油で炒めて塩コショウし、卵とじなどに利用すれば、ひな祭りの1品になります。
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