「フードソムリエ」キッチンインタビューの第1回目を飾るのは、 下北沢で「アトリエ ラ・ペッシェ」を主宰する小田川さなえさん。
国内外で洋菓子、製パンの技術を学んで帰国。特にフランス菓子が専門分野。よくパリにも行かれるそうで、世界的に有名なサダハルアオキシェフともご懇意だとか...。ガーデニングにも造詣が深く、下北沢駅からほど近いお教室には、季節の草花やハーブなどが素敵に植えられたお庭が広がっています。
今回は、そんな小田川さんのおしゃれなキッチンを訪ねました!
Profile Vol.1 小田川さなえさん |
コンパクトながら各所に小田川さんのセンスが光る、機能的でおしゃれなキッチン。
本当はマグカップかけなんだけど、生徒さんが自由にとって洗ってかけるのに便利。「これは実用第一です(笑)」
A.思い入れと愛着たっぷりの抜き型はフランスで買ったもの。奥の瓶は、使ったあとのバニラビーンズのさや入りバニラシュガー。/B.「吊棚の遊びの部分がお気に入り」ハチミツやジャム、海外で買ってきた珍しいものなど、季節で置くものを変えています。/C.お庭になっているレッドカラント。そのほか、この時期に育てている植物は、ブルーベリー、ハーブ類(ミント、オレガノ、タイムなど)がメイン。
1. | 料理を職業にしようと思ったきっかけは? |
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ひとことで言うと、好きが高じてなったという感じでしょうか。最初はお花の教室のお茶菓子として出すようになって、それから習いたいと言う人が出てきて、徐々に口コミで広がっていったんです。 | |
2. | 料理家にならなかったら何になっていた? |
服飾デザイナーかなー。中学生とか高校生の頃ですけど…。ファッションデザイナーに憧れていました。 | |
3. | 好きなレシピ本、または料理研究家は? |
土井 善晴さんの『日本の家庭料理独習書』。家庭料理をとても大切に真摯に伝えていく姿勢に共感できるのです。ふと思いついて、基本を見直すためにときどき開いています。 | |
4. | 無人島にひとつだけ持って行く料理道具(または食材)は? |
MY箸セットを持っていきますね。葉っぱに、盛りつけ箸で海藻を乗せたりして、自分のお箸で、もそもそ食べていそうです(笑) | |
5. | 最後の晩餐で選ぶメニューは? |
白いごはん、だしからとったお味噌汁(具は野菜いっぱい)、焼き魚(塩鮭)、漬物(季節の野菜のぬか漬け)。そして、最後の締めは、牛乳をいっぱい入れたコーヒー!ですね。 |
スタッフより
スタイリッシュで、陽がさんさんと入る心地よいキッチンと広いお庭。 パリのアパルトマンをイメージしたというキッチン&ダイニングルームには、すぐにでもまねしたいポイントがいっぱいでした!ところどころに飾られた絵やグリーンが、心地よい空間をさらに生き生きとしたものに仕立てています。