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有機JAS牛肉「ジビーフ」

今日は、初めての有機JASジビーフが割られる日。
記念すべき日に、記録係として同行させていただきました。

帯広にある畜産公社でと畜されたジビーフ(名前は、のり子。旧貴ちゃんママ)
沢山の方の想いと、手を通じて、ようやく枝になっていきます。

gibeef.jpg
その様子は素晴らしく、美しく尊いものです。

美人のジビーフは、枝になっても凛としていました。

枝になってから、有機JASのシールを貼るのですが、
これは生産者自らの手で行われます。

naoko.jpg
生産者の西川 奈緒子さんの側には、
マルハニチロの岩崎 方保さん、
HOBA(北海道オーガニックビーフ協会)の花房さんが
With Gとして、ずーっとつきっきり。

有機JASの牛は、他とは交わらないように、その日一番最初にラインを通ります。
また、普通の牛とは距離を置いて(間隔をあけて)、手順を踏んでいきます。
更に枝になった後も、他の枝と触れないよう、ガーゼをまとうのです。

大切に飼育された牛が
徹底して管理されて肉になっていくさまを見せていただきました。

私たちは普段、食卓やレストランのお皿に上った牛肉か、
生きている牛しか見ることがありませんが、

こうやってたくさんの人の手、
想いを経てたどり着いているモノなのだ...ということを改めて感じました。

■頑張って生きたあかしの骨

hone.jpg

公社の方が「有機JASの基準を勉強したいのですが...」と言われた時には、なんだかウルッと来ました。

ジビーフはこうやってまた、「人と思い」をつないでいくのですね。
感動しました。

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プロフィール


北村 貴(taka)
フードソムリエ代表


20年間の東京生活を経て、
2004年12月、真冬に
故郷・北海道十勝へ戻る。
よく食べ、よく遊び、よくしゃべる。
特技は四葉のクローバー探し

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2018年1月18日 10:49に投稿されたエントリーのページです。

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