今日は、初めての有機JASジビーフが割られる日。
記念すべき日に、記録係として同行させていただきました。
帯広にある畜産公社でと畜されたジビーフ(名前は、のり子。旧貴ちゃんママ)
沢山の方の想いと、手を通じて、ようやく枝になっていきます。
美人のジビーフは、枝になっても凛としていました。
枝になってから、有機JASのシールを貼るのですが、
これは生産者自らの手で行われます。
生産者の西川 奈緒子さんの側には、
マルハニチロの岩崎 方保さん、
HOBA(北海道オーガニックビーフ協会)の花房さんが
With Gとして、ずーっとつきっきり。
有機JASの牛は、他とは交わらないように、その日一番最初にラインを通ります。
また、普通の牛とは距離を置いて(間隔をあけて)、手順を踏んでいきます。
更に枝になった後も、他の枝と触れないよう、ガーゼをまとうのです。
大切に飼育された牛が
徹底して管理されて肉になっていくさまを見せていただきました。
私たちは普段、食卓やレストランのお皿に上った牛肉か、
生きている牛しか見ることがありませんが、
こうやってたくさんの人の手、
想いを経てたどり着いているモノなのだ...ということを改めて感じました。
■頑張って生きたあかしの骨
公社の方が「有機JASの基準を勉強したいのですが...」と言われた時には、なんだかウルッと来ました。
ジビーフはこうやってまた、「人と思い」をつないでいくのですね。
感動しました。