私が住む十勝には、様々な食材がありますが、
最近とても注目されているのが、エゾシカなどの「ジビエ」食材。
中でも、ELEZO社さんが提供するエゾシカは
大変美味しく、人気が高い逸品ぞろいです。
今回は、ELEZO社のお肉を食べたい!という目的と
以前から料理研究家の枝元なほみさんにお誘いいただいて
いたこともあり、MIIKUの宮川順子さんもお誘いしてコートドールへ
私にとって、えぞ鹿は子供のころから食べ慣れた身近な存在。
実家が山林経営をしていることもあり、
ハンターさんがたくさん山に入ってきます。
嘘みたいな話ですが、実家近辺にいると、
時々知り合いのハンターさんが道すがら、
「あ~、貴ちゃん、これやるわ、食べな!」と
血がしたたるえぞ鹿肉を、私に手渡してくれたりするんですw
いや~、大好きなので嬉しいのですが、本当にビックリしますよ。
そんな時は、ジュジュっと焼いたり、味噌漬にしたり、煮込みにしたり...。
野性味あふれる鹿の味を素人料理でいただきます♪
コレに対して、ELEZO社の鹿は
「2歳のメス、2歳半のオス」というレストランのオーダーに応じて、
ハンターが山に入り猟を行います。
また、肉の管理が大変丁寧で、熟成も手がけられています。
さて、こちらがそのELEZO社のえぞ鹿肉をつかった
コートドールの一皿。本当に美しいのです。

本当に上品で美味。
ハンターが男らしくさばいた野性的で粗雑なお肉もいいけれど、
ちゃんと手をかけて、作られたお肉は全く違ったお味になるのです。
個体差はあろうと思いますが、処理の仕方でこんなにも違うんだなぁ。
もちろん料理の素晴らしさは言うまでもありません!
コートドールさんのメニューの中には
白糠産の羊肉というのもあって、
武藤さんかな?酒井さんかな?と思いながら食べると
「これは...」と思うところあり、メートルの方に伺ってみると大当たり!
最後は、
ELEZO社の代表・佐々木さんの取り計らいと
枝元さんの顔でw
なんと、齊須シェフがテーブルにお越しくださって...
色々なお話を聞かせてくださいました。
さらには厨房を見せてくださり...
ピッカピッカの厨房で
「ここはね、僕にとってディズニーランドみたいなもんだ。
この設備があればね、なんでも作りだせるんだよ、ワクワクするでしょう」と。
お話をうかがいながら、齊須シェフの言葉の1つ1つが
私の心に深く深くに楔を打ち、胸がキュンキュンってしてしまいました。

本当に素晴らしい料理、素晴らしいお話、素晴らしい感動を
ありがとうございました。
感謝して...。