このエントリーは、
弊社スタッフの鐘ヶ江愛のレポートでお届けいたします。
最後に私たちが向かったのは、ジビエ食肉加工場のエレゾ社 さんです。案内をしてくださったのは、社長の佐々木さんです。
社長の佐々木さんは元々都内のレストランでシェフをしていらっしゃいましたが、
十勝へ帰郷後、ジビエの魅力に惹かれていったそうです。
現在では、専門のハンターを数名抱えながらこだわりのジビエをレストランへ卸しています。
そして、ただただレストランへ卸すだけではなく、そこで食べる人の事までも想い、
納得したものだけを扱っているとの事です。
味の追求からも、ただただ狩りをするのではなく、ヘットとネックのみを撃って捕え、
雄は2歳まで、メスは3歳までなど、年齢などもレストランの要望に応えているそうです。
それを見分けられるなんてすごい!やっぱりプロです!
地域の中で見過ごされている資源である「ジビエ」。
特に「食肉検査」が確立されていない今、どうやって可能性を広げていくか?
北海道や十勝支庁に対して働きかけを行い、組織を作って…と、
新しい食の流通に挑む若き社長の挑戦に、みんなが釘付けになりました。
そして最後に、お昼にあんなにいっぱい食べたはずなのに、
私たちはハムやソーセージなど、たくさんの試食をさせていただきました。
ジビエは期間が限られているため、それ以外の時期のために加工品を作られています。
これがものすごいレベルの高い味。
ワインが欲しい~!とおっしゃっている方もいました、笑。
そしておまけで、こちら社長の佐々木さんが飼っているペットの小夏ちゃんです。
バンビちゃんがペットだなんてうらやましすぎます~!
(ちなみに、バスがついた時、佐々木社長はバンビと一緒に丘から降りてきました!)
こうして2泊3日のフードツーリズムもお天気にも恵まれ、今年も無事に終了しました。
ご参加してくださった皆様、及びご協力くださった皆様、本当にありがとうございました!