このエントリーは、
弊社スタッフの愛ちゃんこと、
鐘ヶ江愛のレポートでお届けいたします。
さて、チーズ工場でお腹いっぱになった後は、折笠農園さんへ向かいました。
折笠農園さんは、農業王国・十勝で数少ない無農薬無肥料に取り組む生産者さん。
総栽培面積は、ディズニーランドの1.5倍の70ヘクタール!って考えただけで相当広いですね・・・
そのうちの25ヘクタールを無農薬無肥料で、自然に近い形で栽培をしているそうです。
(多分、この耕作面積を無農薬無肥料でやっているのは日本一ではないでしょうか?)
★超貴重!ハーベスターにのせていただき、ジャガイモが収穫される様子を見学しました。
折笠農場で作られる作物は豆、じゃがいも、そして今回試食させていただいたトマトなど・・・
トマトは作り始めて7年目になるそうです。
毎年10種類ずつ、
1.おいしい
2.病気にかからない
3.割れない
などをポイントに研究を続けてきたそうです。
現在、「さくら」と「008」という2種類を栽培しています。
無農薬、無肥料に加えて、水もほとんどまかないのだそうです!
さて、ここでもパクリ。
お腹いっぱいのはずなのに、折笠さんのトマトはとても甘味があり、皮もやわらかく、
何個も何個も食べてしまいました~。
「コレ買えますか?」の質問に「予約待ちで今年は無理です~」との答え。
さすがやっぱり丁寧に作られた美味しいものは、人気が高いと実感しました。
トマトのハウス見学後は、じゃがいも畑を見せていただき、私たちも実際にイモ堀を楽しみました。
今回収穫したジャガイモは「ノーザンルビー」「シャドークイーン」という品種で、
いずれも折笠さん今後に期待して作っているジャガイモで、数はごく少量。
結構深いところにあるので、皆必死。。。
土を掘る体験は、なかなか最近はないため、みんなとても楽しそう。
手にジャガイモがあたると、あちらこちらから「あったーーー」の声が聞こえてきました。
そして、最後に折笠さんからの貴重なお話しをいただきました。
★折笠さん、手にはノーザンルビー
"最近は、有機栽培、自然栽培と言う人も多くなってきたが、そんなに簡単な事ではない。
「自然を理解できない者は自然栽培は出来ない」と奇跡のリンゴの木村秋則さんに教えていただきました” と折笠さん。
また、やみくもに品種を選んでもダメ、有機栽培にあった品種を持ってきて、生育させることが重要だとも。
最近では進行する温暖化なども考慮し、
30年先を見越してりんご作りの研究も行っているのだとか…。
折笠さんのりんごもいつか食べてみたいな~♪
作物の味や農法などのこだわりはもちろんですが、
収益性があってこそ再投資できる農業。
トマトの品種を選ぶ話の際にも感じましたが、
折笠さんのバランス感覚の良さに、ただ驚くばかりの参加メンバーでした。
本当にお忙しい収穫時期の中、ありがとうございました!
さてさて、メンバーはまだまだ食べます!(笑)
驚きと感動の一日目が終わり、東京からの参加組は、
帯広の居酒屋「たけとんぼ」へ。
その後は、屋台村をはじめ、みな帯広の夜へと消えていきました・・・
★2日目に続く