みなさま、こんにちは。
北海道からフードソムリエ代表の北村 貴です。
先日、十勝では「ベーカリーキャンプ」が開催されました。
ベーカリーキャンプって?なんぞや?とお思いでしょう。
北海道は、日本一の小麦の産地。
中でも十勝では、広大な畑で多品種の小麦が作られております。
ひと昔前まで、国産小麦といえば「うどん用」というイメージが強く
「パンには向かない」と言われておりましたが、
最近ではそのイメージも少しずつ変わる品種が生産され始めています。
例えばフードソムリエの生産者blogでいつも話題を提供してくれる小麦生産農家の前田さん。
彼の畑には、春よ恋、キタノカオリというパンに適した小麦があります。
そんな小麦とパン教室を目当てに全国からパン好きの方が1年に1回帯広に集まる…
それがベーカリーキャンプです。
いつもは、スーパーの棚に陳列されている小麦粉たちも、この日ばかりはどこか誇らしげ。
今年、私はチーズ工房をめぐるツアーと小麦の交流会&勉強会に参加。
産地だからこそできる楽しみ方として「丸麦(製粉しない粒状の麦)」料理も出品されていました。交流会では実際に生産者さんやパン製造者さんなどとも対話も楽しかった!
地元に普通にあるものを、もっともっと深く理解して、
地域を盛り上げていかれるといいなと思う1日でした。