東京や大阪などの都市に行くと、必ず1度はスーパーに出向くのですが、
そんな時、ふと思うのは…、
「この野菜、どこから来たんだろう?」「これ誰が作ったんだろう?」ってこと。
5年前までは、東京に住んでいて、
そんなことちっとも疑問に思ったことがなかったのに、最近はとても気になります。
今、私の周りには生産者さんがたくさんおいでになります。
先日、アスパラ農家さんに、最後の収穫状況を確認するためにお伺いしたのですが、
「もってけよ」とアスパラをどどーんと手渡されました。
今年はアスパラの生育が遅れてしまい、最後の貴重な貴重なアスパラなのに本当に申し訳ない…。
でも、いただいたものは本当に美味~!!! 幸せでした。
こうして、いつも生産者さんと近い関係にいるとモノを選ぶ基準が変わります。
誰が作ったのかがわかれば、
「作った人の考え方や想い」でモノを選び、
その人に共感する気持ちも一緒に消費することができます。
でも、東京のスーパーに並んでいる野菜たちは、
そうもいかないでしょうから、
有機栽培や、特別栽培などに代表される基準があるのだと。
私は、スーパーに行く度に
もっと違った基準をみなさまに伝えることができれば…と思います。
今は私が特別で、
ある種の贅沢な生活ができているのかもしれませんが、
もっともっと産地と流通、そして消費者が近づくために
「フードソムリエ」でできることはないかしら?と、
サイトのリニューアルを真剣に考え始めている今日この頃です。