先日、フードソムリエの生産者BLOGでもおなじみの、
CROPS堀田君と一緒に、札幌でセミナーの講師を務めてまいりました。
農家の先輩のみなさんを前に、
26歳の堀田君が、
自分の農業に対する思い、
CROPSを設立した理由と、ビジョン
そして、今後自分が我が家の農業を経営していくにあたっての苦悩について
とても丁寧に、奇をてらわずにお話していました。
「これまでは、自分のやりたいことのために、
自分の時間をやりくりしてやってきたけれど、
本来、僕は後継者としてこの家に帰ってきた。
だから、次は家の経営を考えて、父と向き合わねばならない」
そんな話をした後に、彼が言ったヒトコトは・・・。
「会場のみなさん、僕はどうしたらいいですか?」でした。
もう会場は爆笑。
誰もがここまでの彼の話に引き込まれ、
なんというのかと楽しみに待っていたときに、このハズしはナイス。
「いつの時代にも父と息子には葛藤があると決まっているもんだ、
それは必ずやってくる」
・・・と話された先輩農家の方の声に
キラキラした目で聞き入る堀田君でした。
私たちのようなアマチュア講師は、
教える立場にあると勘違いしがちですが、
実は、いつだって学ぶ立場にあります。
この本質を素早くキャッチしてしまう彼は本当にセンスが良いと思います。
*プロフェッショナルの講師は、教えるのがお仕事ですからちょっと違います。
常に、その場から何かを得られる講師だけが、
また是非次回もと、望まれるのであると確信する私でした。
コメント (1)
イイ子だw
ガンガレ、乗り越えなきゃならない壁だ。
投稿者: ヨシムラさん | 2009年12月10日 20:45
日時: 2009年12月10日 20:45