馬鹿もん(うまかもん)
↑馬鹿ハンバーグ、ジャガイモソース
「馬鹿もん」と書いて「うまかもん」と読みます。
十勝には、鹿がたくさんおりまして、
山や畑を荒らすことから「害獣」とされております。(あんなに可愛いのに・・・)
私の実家は山林を持っているため、「鹿肉」は子供のころから食べていた美味なるモノですが、みなさんの印象はどうも違うみたい!?
「かたくて、匂いがキツイ」というのがその印象のようなのです。
また、実はあまり知られていませんが、十勝は馬肉の日本一の産地だったりするのだそうで、主に九州方面に出荷されているのだそうです。
そこで、この馬と鹿を、もっと美味しく、地元で食べようとスタートしたのが
「馬鹿もん(うまかもん)」プロジェクト。
■馬と鹿のミルフィーユ風カツレツ
名前もしゃれているけれど、
2010年4月1日スタートしたい(つまりエイプリールフール!?)ってのもまた素敵♪
「馬鹿馬鹿しいことを大真面目にやるイベント」や、
「宇宙一のほら吹き大会」などもやってほしいわ~~~!!
地域の食による振興については、色々と思うところがあるのですが、
このウィットにとんだ企画はなかなかのモノ。
考案者はこの人。坂本さん。
北の屋台を立ち上げられた方です。
当日、私のテーブルには、十勝支庁長さんに・・・
地元の銀行の役員の方や地域のキーマンの方が
みんな結構乗り気&本気。
こうやって地域の人が自主的に企画し(外部からの力ではなく)、
いつもの社会的立場を捨て(上には書いたけれど)、
地域にとって最善を尽くすために
お互いの持っている力を出し合って
運営されていく組織ができることがベストと思っています。
美味しかった~とオフィスに戻ってからスタッフに言うと、
「タカさん、よくそんなテーブルで、普通にご飯食べられますね、
私だったら食事がのどを通りません」だって。
試食会なのに食べられないなんて(プププッ)
でも、こういうフラットさこそが大切なんじゃないかな~?って思うわけです。
地域振興においては、
「理念やビジョン」こそが重要であり、人の上下は関係ないわけです。
つまり、ミッションエンジンでなければならないのです。
この集まりには、それがあるなと感じます。
ま、私が図々しいってのもありますけどね。
会が設立されたら、ぜひ参加したいと思います。