京都旅行記2~れすとらん西島
旅行の前には、情報収集が必須ですが、
「できれば、ガイドブックにはのっていない、
その土地の方が愛する店に伺いたい」ものです。
そんなことをいいつつも、準備がいつだってギリギリの私。
あわてて京都ご出身のハーブコーディネイター・若林葉子先生にご連絡をしたら!!
ものすごくたくさんの情報を細かく教えてくださいました。
あまり時間がなくて、伺ったのは2ケ所だけだったのですが、
どちらも素晴らしい!!!お店でした♪
まず1つめは「甘味処 月ヶ瀬」さん
私、食べるのと、お店の方とお話しするのに夢中で(笑)、
すっかり写真を撮るのを忘れてしまいました。ドジ~~~。
丹波のお豆をつかった、密豆がものすごく美味しい。
ふるふる~っとした寒天最高!!!
とても静かで、観光客の方は一人もいらっしゃらない、そんなお店でした。
ちなみに、旅館の仲居さんもご存じなかったw
そして、2件目は、
懐石以外の京都もどうぞと葉子さんがオススメくださった
「れすとらん西島」さん
お昼は3800円のコースのみ。
清潔なカウンターでいただくフレンチ。
キリリと引き締まったお顔のマスターと、ぴかぴかのシンクが忘れられません。
前菜が4品、スープ、メイン、ごはん、デザートという、
大満足のランチコースです。
◆前菜「いちじく生ハム バジルソース」
私、生ハムにはイチジクの組み合わせが一番すきなのです♪
この甘味と塩味のハーモニーはたまりませぬわ。
なのでもう、最初からハイテンション(笑)
バジルソースと抜群の相性でした。
キュウリ、ヤングコーン、オクラなどとご一緒に、美味美味。
◆ホタテのムース、オマールエビのソース
これはものすごく濃厚なソースと濃厚な素材・・・と思って
口に入れると、食感がとても軽くって、
舌の上ですーーーっとすーーーーっと。
◆ビシソワーズ~ココナッツ風味
ものすごくビックリした逸品。
新ジャガでしかも男爵なのでできるお品と感じました。
ココナッツを一緒に入れてジャガイモを炊くのだそう。
越冬したジャガイモだと、味がぶつかりますが、
粉質の高い、今の時期の男爵ならではのサラリとした味に、
ココナッツのコクと風味が生きて美味です。
一緒に行った母は、この料理が京都で何より印象深かった様子でした。さすがイモ屋!!
◆メイン~和牛のステーキ
とてもやわらかいステーキ。
味付けも上品で、タレは2つありましたが、塩と胡椒だけで十分!
焼き具合もバッチリです。
最近、仕事上牛肉を食べすぎており、外食ではほとんど選ばない私ですが、
とても美味しくいただける上品な味でした。
◆ごはんと漬物
一番驚いたのはコレなのです!
フレンチの最後にご飯と漬物とは・・・さすが京都!と思いました。
でもね、これで一気にこころが「ホッこり」としました。
リラックスして、最後のデザートにいける感じというのでしょうかね?
カウンターフレンチは作り手の方の緊張感が、客にもきちんと伝わってきて
それが心地よいのですが、最後にこういう粋があると、本当に嬉しくなってしまいます。
そして、ご飯から話がはずみ!!!
なんとデザートは写真を撮り忘れてしまいました。
(ってことは効果抜群ですね)
京都の素晴らしい文化を感じることができた、フレンチ。
堪能させていただきました!!!