それは、今から1年半前のこと。
尊敬する農家さんの一人尾藤農産の尾藤さんから、
「ちょっと相談事があるんだけれど来て!」と連絡を受け、
指定のお店に入ってみると、
そこには、オークリーフ牧場の柏葉さんをはじめ、
このエリアを代表する有名農業家の方が4人集まっていて・・・。
「北海道が本当に貧しかったころ、
この土地に入墾した先人が、爪に灯りをともす思いで、
やっとかき集めたお金で建てた農協のレンガ倉庫。
僕らの街を見守り続けた場所が、取り壊されてしまうという話しが出ている」というのです。
そして、
「僕らが作った作物や、牛肉は、
そのほとんどが首都圏に行ってしまう。
自分たちが作った作物や牛肉を地元で食べられる場所、本当にないんだよ。
地元で食べられる店をずっと作りたかった」 とおっしゃられました。
初めてお話を伺わせていただいた日から、
私にはずっと「OPENしたその素晴らしいお店に笑顔があふれている」
・・・そんなイメージしか思い描いてきませんでした。
そんな、ファーマーの熱い思いに、
地元のスタッフが答える形で、いよいよお店が5月16日にプレオープンいたしました。
5月30日のグランドOPENに向け、みんな必死で頑張っています。
★外は赤れんが倉庫をそのまま活用しています。
★エントランスを入ると、焼き肉屋とは思えないイメージ
デザインは、アトリエテンマの長谷川さん。
★イタリアンガラスが印象的な客席
★未来めむろうしのお肉
名前の由来は、「将来への安全宣言」。NON-GMO、完全トレーサビリティで飼育された牛たち。
召し上がられるみなさまの「未来を担保する」ということからつけられた名前です。
・カルビ
脂身の部分がジュワ~と溶けて、甘くて美味。
肉の旨みを存分に引き出すようにと、熟成にかなり力を入れています。
・ヒレ肉
焼肉屋ではめずらしいヒレ肉。やわらかくて弾力があります。
とってもヘルシーで、カロリーや脂が気になる方にも最適。
このほかにも脂肪が少ない「ランプ」もあります。
★実は・・・トイレです